建築学科のための不動産学基礎(高橋寿太郎他)
2021年学芸出版。発刊情報をツイッターか何かで見て、購入した本。以前『建築と不動産のあいだ』を読んで著者高橋氏の創造系不動産の事業を知りました。隣接する分野でありながら交流の少なかった建築と不動産をつなぐことを目指されている会社です。 本書では、オーナー・仲介業者・顧客といったアクターや、地価・賃料、ファイナンス、マーケティングなど、建築を計画するときに見落とされがちな不動産的な視点を解説しています。加えて、シェアリングエコノミーや空き家の保存・再生、地方の問題など今流行りの話題も入っています。 主に建築学科の学生を対象とした構成となっていますが、建築関係の仕事の方にはいずれも役に..
2021/09/25 16:55