美味しい桃に一安心、まもなく川中島も…。
最強の遅霜に見舞われサクランボ全滅という、農家人生最大の危機に見舞われた阿部さん。その後は桃の成長に期待を込め、一心に努力してきました。6月に取材に行ったときには「桃も変形果が多い」と心配していましたが、収穫が始まったら「あかつき」とそれに続く大粒の「まどか」の出来もよく先ずは一安。お届けした会員さんからも「おいしかった」や「贈答先にも喜ばれました」とのうれしい言葉も届いています。一方、サクランボではこちらも今年半作という結果になった天童市の奥山さん、早生リンゴ「津軽」の出荷を控えて葉摘み作業に余念がありません。取材に行った私が奥山さんの手先を真似て「こういうふうに、くるっと回す」と「もっと優しく、ゆっくりだな」と訂正されます。大事な作業は人任せにできない、のです。ほんのりと赤く色づいたリンゴ「津軽」がたわわに...美味しい桃に一安心、まもなく川中島も…。
2021/08/23 14:06