袴田事件最終意見書提出

袴田事件最終意見書提出

報道の通り、袴田事件弁護団は、1月19日に東京高裁に最終意見書を提出しました。 最終意見書は本文が150頁で、 DNA鑑定と味噌漬け実験に関する証拠を新証拠とした原決定に誤りはないこと 即時抗告審で開示された取調録音テープから違法な取調べ状況が明らかになったこと 即時抗告審で開示された証拠から新たなねつ造が明らかになったこと 取調録音テープに関する供述心理学鑑定も袴田巌さんの無実を推認する新証拠であること 等を論じています。 2014年3月から約4年に及んでいる即時抗告審も、これでほぼ結審しました。年度内には(2018年3月までには)東京高裁の決定がでる見通しです。