星の生まれる日。

星の生まれる日。

週末家事DAY。一人でもくもくとフローリングを拭いたりかくれんぼしてる埃を捜索してふいと思いついてこっこのアルバムをBGMにしようと思い立つ。こっこの歌、存在は思春期真っ只中の私にとって世界で自分の足でしっかり立ち向かうための勇気のシンボル。私にとっての応援歌であることは今でも変わりなく、ふとしたときに姫の突き抜けるような澄んだ声に浸りたくなる。これまで何度も聞いたアルバムには耳だけ貸してもくもくと掃除を続けていると聞き流していたBGMがすーっと身体に入ってきて涙がでてきた。星の生まれる日。だった。女の子だった頃の私はこの歌に「登りなさい」「旅たちなさい」と背中を押してもらっていた。女の子からちょっと大人になりかけの私はあの頃から思いもしなかった経験をすることでこの曲の歌い手の気持ちに包まれて、共感もして、そし...星の生まれる日。