硝子の天使 プロローグ【始まりの悪夢】

硝子の天使 プロローグ【始まりの悪夢】

毎晩、同じ悪夢にうなされる。 目を開けると―――夢の中で、目を開けると言うのも変な表現だったが―――そこは、小さな教会だった。壁の燭台には申し訳程度にしか火…