相鉄に特急が誕生。私鉄急行の存在意義。

相鉄に特急が誕生。私鉄急行の存在意義。

相鉄に4月改正で「特急」が誕生する。横浜を迂回する形となるJR線を介した都心直通(神奈川東部方面線)を4年後に控え、相鉄グループの拠点でもある"横浜駅"のブランド価値の維持が特急に託される。現在の相鉄本線の最速達種別は急行であり、二俣川~海老名間は各駅に止まる訳だが、特急の設定で同区間の途中停車駅は、小田急江ノ島線と連絡する大和のみ。運転時間帯はデータイムのみ、毎時2本で待たずに乗れる本数とはいかないが、相鉄沿線のみならず、小田急沿線からの横浜流入にアピール十分。従来の急行は大部分が快速に置き換わり、特急通過駅からの利便性はやや落ちるが、大きな影響はないだろう。そして本線だけではなく、いずみ野線にも特急が設定された。線内の途中停車駅はいずみ野のみ。同駅で各停との接続が行われると予測できる。本線同様に毎時2本だが...相鉄に特急が誕生。私鉄急行の存在意義。