日蝕 56

日蝕 56

 シャワーを借りざっと汗を流した俺が部屋に戻ると、壁際に一組の布団が敷かれ、ミニョは部屋の反対側の壁にもたれながら、うとうとしていた。「本当にどこでも寝れるん…