日本百名城 山中城跡探訪

日本百名城 山中城跡探訪

貴重な中世の山城を訪ねて歩いて見ました。美しい山々と大自然が織り成す歴史ロマン・・・はたしてどんなだったしょうか。山中城は、戦国時代末期の永禄年間(1560年代)に、小田原に本城をおいた後北条氏が築城。その後天正17年豊臣秀吉と不仲となった北条氏政は秀吉の小田原攻めに備え急遽堀や岱崎出丸等の整備、増築を行う。翌年3月、未完成のまま、4万豊臣軍の総攻撃を受け、北条軍は4千で必死の防戦の甲斐無くわずか半日で落城したと伝えられています。この時の城主松田康長、副将間宮康俊、豊臣方の一柳直末等武将の墓が三の丸にある宗閑寺境内に祀られています。400年前の遺構がそのまま復元されている山城は珍しく、堀や土塁がよく残り、尾根を区切る曲輪、架け橋や土橋の配置など箱根山の自然の地形を巧みに取り入れた山城。昭和9年(1934年)国の...日本百名城山中城跡探訪