虎が雨
虎が雨とは・・・陰暦5月28日に降る雨。この日曽我祐成が斬り死にし、それを悲しんだ愛人の虎御前(とらごぜん)の涙が雨となったといわれております。曽我の雨。虎が涙。《季仲夏》「寝白粉香にたちにけり―/草城」仲夏虎が涙/虎が涙雨/曾我の雨は、陰暦の五月二十八日に降る雨のこと。曾我兄弟の兄、十郎が新田忠常に切り殺されことを、愛人の虎御前が悲しみ、その涙が雨になったという言伝えに由来します。しんみりと虎が雨夜の咄かな路通「秋しぐれ」妹殊に哀がりけり虎が雨嘯山「葎亭句集」川留めの伊東どのやな虎が雨太祗「太祇句選後篇」恋もなき草刈共や虎が雨石井露月「露月句集」★曾我兄弟の仇討ち虎御前が涙を流す元となった曾我十郎はその弟曾我五郎と共に父親の仇を討った「曾我兄弟の仇討ち」の主役です。曾我兄弟の仇討ちは建久4年5月28日(119...虎が雨
2014/05/27 04:37