案山子の愛

案山子の愛

田を渡る風は黄金色に染まり稲穂をさざ波のように揺らしては頬を優しくなでてゆく 静寂の中のざわめきは 秋の吐息なんだろうな  僕は歓迎されているんだろうか?稲穂…