(64) 「破られた網戸」と「公安K」について

(64) 「破られた網戸」と「公安K」について

D様朝方、この地の空を覆っていたのは厚い雲ー。やがて、それは大気に流され、青空が見え始めました。白い雲の合間からのまばゆい光・・。そして、また灰色の雲が空一面に・・・不安定な大気が、空の様相を変えています。台風がこの地方に近づいているのです。淡い陽射しは、どことなく不穏な色を帯び、風は、行く方向を迷うかのように一定しません。そんな風に揺れる青葉は、すでに紅葉への仕度を始めたかのように、艶を失いつつあります。テレビからは、帰省ラッシュのニュースが流れ、元政治家の逮捕・・盆後も続く猛暑・・そして台風の行方ー。終戦の日は、そんな喧騒の中で迎えられようとしています。さて、D様ー。一昨日のことです。私は、管轄のF警察署に電話をしました。我が家に、ある異変があり、それを通報したのです。やがて、駐在所勤務の若い警官がやって来...(64)「破られた網戸」と「公安K」について