2014年の読書メーター
2014年の読書メーター読んだ本の数:138冊読んだページ数:48371ページナイス数:8169ナイスビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)の感想シリーズ6作目の題材は一冊丸ごと再び太宰治。前作でようやく想いが通じ合った大輔君と栞子さんの初々しさはもはやネタの域。ロマネスクの会の三人たち祖父母の世代、田中や大輔、栞子さんたち孫の世代、その間には智恵子さんがいて、それらの世代を超えて人々を魅了する太宰の『晩年』を巡って繰り広げられる因果の罪深さに古書の奥深さを感じます。少し人間関係が内輪で因縁めいて絡ませ過ぎな感はありますが、シリーズも残り僅かとなり…
2015/01/18 08:37