The D.T. SUZUKI MUSEUM By Yoshio Taniguchi KANAZAWA ISHIKAWA JAPAN
居士号・大拙(Daisetz)と本名・貞太郎(Teitaro)から英字表記ではD.T.Suzukiとして知られる鈴木大拙(1870-1966)。 27歳で初めて渡米し約11年間、オープン・コート出版社編集員としてイリノイ州ラサールに滞在します。その後帰国し、大学教授を務める一方、海外でも数多くの講演・講義を行います。79歳を超えてからも、アメリカをはじめ多くの外国で講演し、世界の人々に感銘を与えました。 「自分は世界人としての日本人のつもりでいる」と語る大拙は、世界の精神文化に果たすべき役割が日本・東洋にあることを信じ、また、それを西洋世界に伝えることが日本人の努めだと覚悟し、「世界人」として活躍しました。
2015/06/11 23:11