ヤコブの暗い旅立ちの中で(1)・・・混乱と分裂の中でも尚
イサク一家の大きな任務は、アブラハムの祝福を受け継いでいくことでした。 多くの国民が生まれてくる。又、カナンの地を得る。他の民族がアブラハムの子孫によって、祝福されるということでした。 そのような神の約束を担って生きることが、イサク一家の人生の目的だったのです。 目的をもって人生を生きるということは、大きな力があります。その持てる才能をそのことの為に使うのですから力が出てくるはずです。 アブラハムの夫婦も、イサク夫婦も、そのように生きていたのです。 ところが、エソウはそうではなかったのです。その目的のために、先頭に立って、努力し、労苦しなければならないエソウでしたが、努力すること、労苦すること…
2020/10/31 00:00