想い

想い

何もないただ広い真っ白な部屋部屋にたったひとつある真っ白な扉平凡という見掛け倒しの幸せに飽きるとその扉を開ける階段がひたすら上につづいていて今日も一歩ずつ登ってく明るさがだんだん暗くなって何も見えなくなった先に真っ黒な扉があるいつもこの扉の手前まできてド