『新約・餡麺麭男行進曲 其ノ壱』

『新約・餡麺麭男行進曲 其ノ壱』

※「小説家になろう」へも投稿しています。そう、あれは今でも忘れる事が出来ない2605年の熱い夏の事だった。ラジオから声が聴こえて来るとそれを聞いていた皆が憂いを帯びてまるで国中が死んでしまったかの様なそんな印象だったと思う。生きるのがとても辛くて喜び合える様な事なんて何処にも無い。...