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第三十九陣 やんちゃするなら若いうちに。
「………おいしい」 味噌汁が入ったお椀を片手に、水南はこれでもかと目を丸くして呟いた。「まあそれは良かった!」と自身の頬に手をあてた女性…まつは…
2018/07/07 00:27
第三十八陣 重要なことは後から思い出す。
慶次side うっすら雪が積もっている道を、馬に乗って水南と歩く。今は加賀に向かっている最中だ。時折話し掛けてみるも、必要最低限の返答だけで、水南は…
2018/07/06 18:05
第三十七陣 あふれるおもい
夜月side 頭が重い。とまっているのにぐるぐると回っているかの感覚。ぼんやりと見えた天井に、ああ・・・また倒れてしまったのか、と、うんざりした。…
2016/08/27 22:55
第三十六陣 想いは少年へ
氏政side―――― 小田原城。あの事件から数日経った今でも、水南は部屋から出ようとはしなかった。傍らで見守る江雪斎は、いつものように口煩いわけでもなく、ただ…
2015/11/05 00:09
第三十五陣 意志、とは
梵天丸side「梵天丸様!」「・・・なんだ」次の日もその次の日も、夜月は此処へ来た。部屋の中の、衝立の前までなら入る事を許可した俺は、寒いからと障子を閉めるよ…
2015/11/01 01:41
第三十四陣 揺れる、傾く
梵天丸side何日か、夜月とやらは此処に来なかった。清々する。相手をするのも煩わしかった俺は言葉を発することもなかったわけで。つまり黙って去るのを待たねばなら…
2015/10/29 22:21
第三十参陣 生命を、覚える
No side小太郎は、氏政へ報告している最中、遠くに銃声の音を聞いた。その旨を氏政へ伝えれば、「行ってくれるか」と、酷く心配そうに言われ。頷いてその場から消…
2015/10/29 01:02
第三十弐陣 違和感
No side地を駆けながら、綱成はらしくない焦りを感じていた。――そもそも、今回の騒動の発端は。どこからか得体の知れない空言が、小田原の城下に囁かれたのだ。…
2015/10/28 01:58
第三十壱陣 憂慮
綱成side話し合いが終わってからすぐに、オレの下へと駆けてきた江雪斎を見た時は、なんとなくだが察しがついた。いつも以上に青い顔をした江雪斎はオレの予想通り、…
2015/10/27 00:05
第三十陣 不穏
水南side自分の部屋に居ても、兵士のおっちゃんたちの声が稽古場の方から聞こえる。こんな寒いのにほんとよくやるよねえ。ウチだったらこんな寒い中やりたくない。江…
2015/10/23 22:46
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