新年のご挨拶(2018長編詩①)

新年のご挨拶(2018長編詩①)

君を愛してると言い残した邂逅思ってもいないのに、今日は雨の代官山デートピンク色の傘に弾かれて幾千粒の雨粒で霞み前が見えないでも未来はそうやって僕たちをいざない犯した罪を償う今なら旧友の婚礼に間に合うはず誘惑に取り憑かれひらりと踊る純情派の君にはジェラシーは無用だねバブリーな夜と分かっているならもう一度僕と付き合ってみないかだって年の瀬のロマンスは埋葬の夜のようにこんなにも不思議色なんだから二人きりなると僕たちはいつのまにか感じる雪混じりになった道を滑ってそのまま誘惑し合う君の揺れる視線に迷うと思ったとおりの気持ちになれ胸の波間で溜息してる清楚系のお姉さんなら、もう行くしかない巡礼のための挨拶を交わしたスペシャルコースは今夜限り僕たちの明日は異業種セミナーや政治塾では買えない形だけの本音と秘密はごみ箱に移動させ群...新年のご挨拶(2018長編詩①)