永遠は人が思うほど長くない
生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。 今週末は10冊。 葉が落ちるとき、かすかな音が響きます。それはたぶん、枝が作り出す音。それとも、茎の声。落葉の響きは、雪のひとひらを呼び起こします。その声は、降りしきる雪の中に乗り移るかもしれないし、あるいは、春の雨に宿るかもしれません。 この“ぽーちゃん”……何かと、“金のかかる女”だったのである。 学校は、「社会」のことばを教える、いやもっと露骨にいうなら「植えつける」場所であり、その「社会」が、その奥に、どんなことばを隠し持っているかを見つけることは、ひどく困難です。 もしかすると、生き物はそれぞれ、「想定」の箱の中で暮らしているのではないか。自分と、自分を取り巻く世界が「こういうものである」という「想定の箱」の中で。 「もし世の中..
2021/04/12 15:58