日本株は反落で始まる、米景気と円高懸念で輸出など景気敏感に売り
7月29日(ブルームバーグ):朝方の東京株式相場は反落で始まった。米国の地区連銀経済報告(ベージュブック)や耐久財受注で景気回復に対する不透明感が高まったうえ、為替の円高警戒から輸出関連中心に売りが先行。商社や素材など景気敏感株は下げが大きい。日経平均株価の始値は前日比99円76銭(1%)安の9653円51銭、TOPIXは6.12ポイント(0.7%)安の859.39。東証業種別33指数では、その他製品、卸売、鉱業、保険、精密機器などが下落率上位。ゴム製品、銀行は高い。東証1部売買代金上位では、トヨタ自動車、三井物産、ソニー、日立製作所が安い。三井住友フィナンシャルグループや三菱UFJフィナンシャル・グループ、オリックスは上昇している。日本株は反落で始まる、米景気と円高懸念で輸出など景気敏感に売り
2010/07/29 09:41