氷室祭 2024年 (熊本県八代市)
今回は、毎年5月31日夕方から翌6月1日の氷朔日にかけて、熊本県八代市妙見町にある八代神社で行われる「氷室祭」に行ってみた。八代神社は、妙見宮とも呼ばれ、福島県の相馬妙見、大阪府の能勢妙見と並んで、日本三大妙見の一つに数えられ、日本における妙見信仰の始まりの地として知られている。秋に行われる例大祭の妙見祭は、九州三大祭りの一つで「八代妙見祭の神幸行事」として、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の1つとしても登録されている。夜から多くの参拝客が訪れるようだ。夜21時過ぎの境内。氷室祭は、江戸時代初期に八代で隠居生活をしていた細川忠興(三斎)の夏越の無事を祈って、住民が近くの三室山に氷室を作り、ここで貯えた冬の雪を、この日に献上したことに起源を持つとされている...氷室祭2024年(熊本県八代市)
2024/05/31 22:00