【宝塚歌劇】星組公演 『にぎたつの海に月出づ』 配役決定
主演 極美 慎 解説 幻想秘抄 『にぎたつの海に月出づ』 作・演出/平松 結有 「熟田津(にぎたつ)に 船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな」 時は飛鳥時代。朝鮮では、百済が新羅に攻められていた。大和の女帝・斉明天皇は、百済を救うため、援軍を出すことを決意する。熟田津から出航する船を見送る彼女の心を詠んだこの歌。世に言う「白村江の戦い」だが、大和軍は惨敗したのであった。彼女はなぜ戦うことを選んだのか・・・。 遡ること数十年前、百済の留学生・智積(ちしゃく)は仏教を広めるために、大和にやってきた。学堂を開き、大和の娘・寶皇女(たからのひめみこ)に出会う。彼女こそ、のちの斉明天皇。幼い息子を亡くし夫と離縁した寶は、学堂で懸命に学び、智積はその優しさで彼女の心の傷を癒していく。やがて二人は惹かれあい、恋におちてゆくが、歴史の渦は彼らを放っ..
2024/09/14 20:09