夏バテを涼しく解消
夏バテ(なつばて)とは夏の暑さにより現れる様々な症状。暑気中り、暑さ負け、夏負けと呼ばれることもある。
冷房の無かった時代は猛暑による体力低下・食欲不振などいわゆる「夏やせ」と呼ばれる症状が主であったが、空調設備が普及した現代では気温と湿度の急激な変化により自律神経のバランスが崩れて起こることが多い。ストレスや冷房による冷え、睡眠不足なども原因となる。「夏バテ」という名称から夏のみの病気であると思われがちだが、気候の変化が激しい梅雨や初夏にも起こりやすい。
症状
主な症状は、全身の倦怠感・思考力低下・食欲不振・下痢・便秘など。時に頭痛・発熱・めまいを伴うこともある。
対策
風通しをよくするために、襖(ふすま)を外して衝立(ついたて)やすだれをかける。
カーペットの代わりに籐の敷物。
西日除けのよしずをする。
庭周りに打ち水をする。
椅子を籐にしたり、風鈴をかけるなどの演出も涼しさを感じます。