~神アカシ篇~【ページ22】

~神アカシ篇~【ページ22】

その日も変わらず、麗らかだった。いつものように、ナイトはテラスで椅子に腰かける。メアリと、人造生命体の三兄弟が、城の周りに巻き付いている蔦から、苺をもぎ取って、手に持っている籠の中に入れている。城の中、メイドのチョビが何やらバタバタと騒がしく、朝の準備をしている。「遅刻や~!」チョビの着ている服を見て、ギョッとナイトは驚いた。「行ってきますぅ~。ナイトはん」聖・ローゼ・ヴァビロニアン学園、高等部の...