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コスモス
故郷を後にする日や秋桜来る来ない揺るる心や秋の風コスモス
2020/10/05 06:59
芒穂
ダム底に沈みゆく身を汝知るや沈みゆく陽に盛る芒穂湧きあがる十重に二十重に嘆き声コロナ危機てふ渦中にありて笑へる日のきつと来るはず障子干す明日を思ひ得る幸せや障子干す芒穂
2020/10/04 06:50
七福神祭り、秋の七草
豊の秋七福をまとめもらひけり仲秋や何故に気になる福の影キリシタン隠れの里や女郎花秋の七草や峠の地蔵堂七福神祭り、秋の七草
2020/10/03 07:13
仲秋の名月、菊枕
酔ひどれて仰げば赤し望の月風の音にノクターン聞く良夜かな亡き母と夢で語りぬ菊枕戯れ雲に隠れて見えて望の月仲秋の名月、菊枕
2020/10/02 06:58
海猫帰る
国境の争ひあらず海猫帰るオホーツクの深き群青海猫帰るオホーツクの浜の朽ち舟海猫帰る幾山河先の故郷いわし雲鮭颪我が来し方のあれやこれ海猫帰る
2020/10/01 06:44
常世へ、明日香の案山子
常世へと発ちし女優や彼岸花農政の貧叫ぶ声初嵐長き夜やむすびころころ物語常世へ、明日香の案山子
2020/09/30 07:22
旧作写真短歌、俳句
名月を讃えて詠みし芭蕉碑に伝説を秘める湯尾峠はここの湯尾小学校が私の母校です。日野川の源発す夜叉ヶ池里に伝はる語りたたへて故郷の夜叉ヶ池嘴の青きこと言ひ濁り酒幾山河先の故郷いわし雲旧作写真短歌、俳句
2020/09/29 07:46
明日香の案山子、秋雨
子守女の背負ふ悲哀や穂田の道恋歌にしたたる想ひこぼれ萩解し難き乙女心や秋の雨秋雨やハスキーボイスの歌を聴き雲厚く風雨を呼ぶか龍田姫明日香の案山子、秋雨
2020/09/28 07:10
明日香の案山子（その1）、不知火
女の術をつなぐ三代ちちろ虫笠地蔵むかし話の夜長かな不知火の先なる尖閣諸島かな不知火やあれは常世の岸の灯か明日香の案山子（その1）、不知火
2020/09/26 07:21
旧作写真短歌
彼の岸を眺望むが如く曼珠沙華海に向かひて凛として立ついにしへの旅の名残をひそやかに北国街道今庄の宿旧作写真短歌
2020/09/25 07:14
明日香村（その3）、秋興
額田王の気配ふとあり曼珠沙華額田王（ぬかたのきみ）いにしへの権勢の丘秋の風明日香村の甘樫丘秋興や老いどち集ふ歌くらべ秋興や五歳若やぐ顔エステ明日香村（その3）、秋興
2020/09/24 07:16
明日香村（その2）、秋分
改新の秋であれかし板蓋宮下五字余りの板蓋宮（いたぶきのみや）跡です。明日香村の遺跡で、大化の改新の舞台になった。季語が弱いかな権勢も石下に眠り月の秋秋分や行く道明日は来し道に明日香村（その2）、秋分
2020/09/23 07:23
明日香村（その1）、虫籠
いにしへの都の里や彼岸花今生で朽ち果つるとも彼岸花虫籠に大原知らず老いにけり虫籠や虫の心根知らずして虫籠の如くカラオケ喫茶かな明日香村（その1）、虫籠
2020/09/22 07:42
曼珠沙華、藁塚、敬老日
鹿倉山を遥かす里や曼珠沙華藁塚や猿と見紛ふ園となり戦後子の未だ盛りとて敬老日逞しかりし戦後男の子やをとこへし藁塚の香り漂ふ秋の田に彩鮮やかに曼珠沙華かな曼珠沙華、藁塚、敬老日
2020/09/21 08:16
あめんぼう
あめんぼうかかあ天下で波立たずあめんぼうの波紋に戯るる陽光かなひと時を仏心とする添水かな語らずも満つる心やししおどしあめんぼう
2020/09/20 07:25
伊根の舟屋、ねこじゃらし
つれづれの旅にしありて愁思なる伊根の舟屋の波枕かな涼風に戯るるごとくにねこじゃらしをとがい突きてしばし吾もまた伊根の舟屋、ねこじゃらし
2020/09/19 07:21
播但線竹田駅
秋寂ぶや人疎らなる竹田駅秋寂ぶや旅愁漂ふ一両車吊るされてああ恨めしき鮭の貌日の丸に鮭ひと切れの弁当かな播但線竹田駅
2020/09/18 07:22
播但路
城山に抱かるる町やつくつくし稔り田を撫で吹く風や播但路余生てふ希望の明日や年竹の春水清ら風の清らに荻の声播但路
2020/09/17 07:39
女郎花、碇星、結婚記念日
男塚女塚とや女郎花能の演目「女郎花」より一句女郎花てふ名の背負ひたる悲哀かな核の呪縛解けぬ地球や碇星連れ添ひて四十六年竹の春昨日、46回目の結婚記念日を迎えました。女郎花、碇星、結婚記念日
2020/09/16 07:15
ヨーロッパの旅
コミカルにアコーディオン弾く男きてひと味添へるミュンヘンの昼ブリュージュの森に抱かれ静もれる古城の夢は過ぎし栄華かヨーロッパの旅
2020/09/15 07:17
城崎温泉（その2）、秋簾
睦まじき道祖神笑む素風かな肩書をはずす身軽や秋簾つくつくし聞きつ吐息の露天風呂からころと外湯巡りや星月夜城崎温泉（その2）、秋簾
2020/09/14 07:09
風船蔓
風船蔓風に委ぬる老後かな風船蔓飄々渡る浮き世かな学生時代の名残りの机秋簾風船蔓ふくれつ面の少女かな風船蔓
2020/09/13 07:36
城崎温泉（その1）
文人の名残りの湯里虫の声城崎温泉での古い写真で一句湯けぶりにをみな湯の声秋暖簾城崎温泉での古い写真で一句城崎温泉（その1）
2020/09/12 07:39
故郷の景
往時には北前船で賑わいし河野の海の波は静かに故郷の初秋の色は移ろいぬ清き白敷く休田の蕎麦清き（すがき）故郷の景
2020/09/11 07:40
秋の虹、重陽、秋の蝶
残照の架けたる橋や秋の虹重陽や妻の苦作の嵯峨御流重陽や七十半ばの急坂登油断なき野生の目かな秋の蝶秋の虹、重陽、秋の蝶
2020/09/10 07:28
とんぼ、赤まんま
迷い入りて障子を叩くとんぼかな季重なり音痴とて人の個性ぞみみず鳴くダム底に沈む想ひ出赤あかねをさな日のあれは恋やも赤まんまとんぼ、赤まんま
2020/09/09 07:36
出石（その2）
水運の往時語りて古燈篭秋の辻ふともののふの気配かな出石（その2）
2020/09/08 07:33
出石（その1）、糸とんぼ
刻告ぐる鼓楼や遠く秋の雷写真短歌いにしへゆ鼓楼は刻を告げ続け出石の町はなほ明日へと糸とんぼ見えない糸に手繰られて不思議なるかな縁なるもの出石（その1）、糸とんぼ
2020/09/07 07:50
地虫鳴く
点滅する古き街灯地虫鳴く米作をやめる老農地虫鳴く住み古りし「平田」てふ町地虫鳴く地虫鳴く
2020/09/06 07:27
稲雀
故郷の棚田の金波稲雀過疎里の賑やかしかな稲雀稲雀
2020/09/05 07:03
稔り田、残る蝉
稔り田や下校の道は約半里稔り田を分けてサンダーバードかな我が庭を一期に逝きぬ秋の蝉現世に縋る未練や残る蝉稔り田、残る蝉
2020/09/04 07:16
休暇明
女高生の隠し化粧や休暇明姦しき女生徒たちや休暇果つ立ち漕ぎて急ぐ銀輪休暇果つ休暇明
2020/09/03 06:10
青瓢、瓢
吹かるるままに生きてみようか青瓢顔を出す故郷自慢やひさご酒裸のマハの腰のくびれや青瓢青瓢、瓢
2020/09/02 07:29
北方領土
彼の北の領土離り来て秋の波彼の北の島より来しかこの波は領土を思ふオホーツクの秋北方領土
2020/09/01 08:00
比叡山ガーデンミュージアム
秋蝶の一隅照らす比叡かな叡山の初秋彩る名画かな無為自然説きし老荘ねこじやらし比叡山ガーデンミュージアム
2020/08/31 07:37
北海道の旅（その1）
人は皆寂しさ抱え明日へ向く秋の汀に繰り寄する波モノクロームの夢の世界に誘ふらむ知床湖の逆光の美知床湖（しれとこうみ）北海道の旅（その1）
2020/08/30 07:28
秋の園
一幅の名画となりて秋の園秋の蝶浪花ですもの豹の柄秋の園
2020/08/29 07:24
道程
秋懐や人生未だ迷い道秋野道何処に至るや我が行方道程
2020/08/28 07:44
毬栗、稲の花
毬栗やちくりと痛き青き日々「平田」てふ我が住む街や稲の花毬栗、稲の花
2020/08/27 07:22
写真短歌（蝉しぐれ、入日）
夏の夜の眠れぬままに明けぬるを告げて耳裂くクマゼミしぐれ母おはす西方浄土かくてかや言の葉詰まる河野の入日写真短歌（蝉しぐれ、入日）
2020/08/26 07:18
虫の声
今更に偲ばるる母虫すだく太郎冠者次郎冠者とや虫時雨虫を聴く「月見座頭」の悲哀かな虫の声
2020/08/25 07:21
地蔵盆
地蔵盆や仏縁地縁時代の縁時代（とき）おばちゃんのよもやま話地蔵盆辻々を巡ればそこに地蔵盆地蔵盆
2020/08/24 07:22
藪枯らし
言はば言へ我道行かむ藪からし藪枯らし古戰場てふ河川敷過疎高齢の郷捨て難く藪枯らし藪枯らし
2020/08/23 07:21
猫じゃらし
なるやうになるしかならぬ猫じゃらしゑのころや風に揺れをる青二才写真短歌初秋のゑのころ草は青々と靡く七十路まだ青二才猫じゃらし
2020/08/22 07:29
写真俳句3作
魂が飛んでいきさう秋暑し廃校に辿る過ぎし日赤蜻蛉ねこじやらしじゃらし疲れて野良一匹写真俳句3作
2020/08/21 07:28
旧作写真短歌（岩手県毛越寺）
三代の栄華映しし大池の水面静かにみちのくの寺みちのくに帰京の想い断ち切られ鎌倉離りし九郎を偲ぶ離（か）りし帰京（桔梗）九郎（苦労）＝源義経旧作写真短歌（岩手県毛越寺）
2020/08/20 07:25
山河
かなかなに四方の山明け初めにけり水澄める妻の育ちし山河かな山河
2020/08/19 07:31
盆舟
西方にあるてふ浄土送り盆盆舟や出立前の一夜宿人生はまだ道半ば青稲田盆舟
2020/08/17 07:20
三方五湖の舟小屋
美方の湖の色なき風や小舟小屋写真短歌生徒らと旅せしあの日偲ばるる美方の湖に残る舟小屋三方五湖の舟小屋
2020/08/16 07:52
盂蘭盆会
心だけの帰郷となりぬ盂蘭盆会お念仏めきて落蝉盂蘭盆会盂蘭盆会
2020/08/15 07:24
風車村、合唱部
白鳥と風車を浮かべ池の面は風の凪ぐ間のカンバスとなり合唱に青春込めた日々ありて今カラオケに老いを注ぐ日風車村、合唱部
2020/08/14 07:42
恋文
下足箱にそっと恋文花芙蓉はばからぬ熱き恋あり秋の蜂恋文
2020/08/13 07:50
迎盆
妣宛に届きし文や迎へ盆とんからと町の工場や芙蓉咲く迎盆
2020/08/12 07:36
木槿、汗
めいちゃんの自転車自慢花木槿番台のおばちゃんの汗男風呂木槿、汗
2020/08/11 07:28
青鷺（その2）
青鷺や唯我独尊然と佇ち写真短歌青鷺の天下国家を語るげに俯瞰しをるや大屋根に佇ち青鷺（その2）
2020/08/10 07:24
夏館、蝉の声
水面撫で覗く風あり夏館蝉声の変わる分布や病む地球夏館、蝉の声
2020/08/09 16:20
青鷺（その1）
青鷺の頭抱へる憂き世かな写真短歌啖呵切る金さんめきて青鷺は一点見据え一喝しけり青鷺（その1）
2020/08/08 07:33
ラインクルーズ
白鳥の誘ふ古城秋立ちぬ幾夏を重ねしラインの古城かなラインクルーズ
2020/08/07 07:49
登山（その2）
山頂に浄土ありけり夏惜しむ行く夏や今ぞ別れの槍ヶ岳写真短歌そも山に惹かれし訳を問はれればこの景ここにありしが故と登山（その2）
2020/08/06 08:22
マッターホルン
池の面に浮かぶ名峰夏盛り写真短歌名峰を浮かべ静もる池の面これぞ一会の天意天恵マッターホルン
2020/08/05 07:28
登山その1
ユングへと登山電車の急登かなヨーロッパアルプスのユングフラウ北アルプス銀座てふ名の登山道頂へ汗噴く一歩一歩かな登山その1
2020/08/04 07:31
登山道
若さてふ危ふき日々や登山道写真短歌見返へれば若さてふ名の登山道無事ある今の有り難きこと登山道
2020/08/03 07:44
熱帯夜
道頓堀の走る広告熱帯夜決断は明日のこととし熱帯夜熱帯夜
2020/08/02 07:33
吉野ケ里遺跡
炎熱や弥生の民の息づかひ写真短歌脈々と弥生の民の息づかい時を遥かす吉野ケ里かな吉野ケ里遺跡
2020/08/01 07:14
写真短歌（農薬散布、生死の権利）
成るならば新型コロナ駆除したしヘリ出動の農薬散布人道と嘱託殺といふ狭間生死を選ぶ権利問はれて写真短歌（農薬散布、生死の権利）
2020/07/31 07:20
生ビール、蚊遣火
フクちゃんが通せんぼして生ビール蚊遣火や昔名残の煙管立て生ビール、蚊遣火
2020/07/30 07:19
くま蝉の余生、日焼け
艶めくや日焼の美女の広告塔くま蝉のしがらみ越ゆる余生かなくま蝉の余生、日焼け
2020/07/29 07:21
夏盛り
夏盛り心の鍵を忘れずに夏休み恋の深みにご用心夏盛り
2020/07/28 07:21
蝉の穴
顧みる我が来し跡や蝉の穴写真短歌来し方を顧みすれば蝉の穴太く生きたし老いの余年を蝉の穴
2020/07/27 07:54
夏柘榴、考える足
人間は考える足？若牛蒡あどけなき園児らの声夏ざくろ夏柘榴、考える足
2020/07/26 07:43
白団扇
白団扇これから描く老の途写真短歌老の途をこれから描く白紙に如何なる色がのせらるるやら白団扇
2020/07/25 07:41
くま蝉、梅雨明けず
くま蝉のふと鳴きやみししじまかな結末を知りて読む書や梅雨明けずくま蝉、梅雨明けず
2020/07/24 07:25
乳房
花蓮や君が乳房の仄白く写真短歌花蓮の乳房の如き仄白に偲ぶや遠き熱きあの恋乳房
2020/07/23 07:26
とんぼ、よしきり
明けぬるも蜻蛉の白川夜船かなよしきりの棲み処あるらし中洲叢とんぼ、よしきり
2020/07/22 07:44
白鷺
白鷺の一歩が描く水輪かな写真短歌白鷺の一歩が描きし水の輪の自然に和する刹那の美かな白鷺
2020/07/21 07:28
睡蓮
睡蓮の葉裏を揺らし鯉一尾写真短歌清濁のありて人の世睡蓮の如くありたし濁池なりとて睡蓮
2020/07/20 07:44
白鷺、睡蓮
白鷺のやおら踏み出す一歩かな人の世に清濁ありて未草写真短歌白鷺のやおら一歩を踏み出して止まると見えし時動き出し白鷺、睡蓮
2020/07/19 07:44
初蝉
小水を振りて初蝉発ちにけりくま蝉よ悔ひなく今を鳴き尽くせ初蝉
2020/07/18 07:45
ポスター
梅雨寒や伝言板に“さようなら”写真短歌愛しても所詮叶わぬ恋のありラストシーンの熱き口づけポスター
2020/07/17 07:07
熱帯魚
美醜など気にしてをらず熱帯魚熱帯魚飼われて生くる幸不幸熱帯魚
2020/07/16 07:25
老兵
老兵の浸る往時や走馬燈写真短歌老兵の栄光の日は遥かして今は静かに静かに休め老兵
2020/07/15 06:35
冷や酒
冷酒にけふのひと日を締めにけり冷酒や下戸の詠みたる句の美味く冷や酒
2020/07/14 07:28
綿菓子、狐一家
綿菓子のやうな初恋ちひろの絵梅雨の夜の狐一家の出入りかな綿菓子、狐一家
2020/07/13 07:22
溽暑
恨めしくお岩出さうな溽暑かな喜怒哀楽のもう面倒な溽暑かな溽暑
2020/07/12 07:27
写真短歌（白鷺、睡蓮の池）
2020/07/11 07:18
団扇
病床の夫に団扇す憂ひかな団扇止めそっと飲み込むあくびかな白といふ色の涼しき団扇かな団扇
2020/07/09 07:15
紫睡蓮、団扇
紫の雲路なるかな花睡蓮いとはんの人待ち顔の団扇かな紫睡蓮、団扇
2020/07/08 06:57
写真短歌（同輩、紫睡蓮）
2020/07/07 07:55
走馬燈
走馬燈巡る現在過去未来走馬燈今ある友も亡き友も走馬燈
2020/07/05 07:39
写真短歌（懐郷）
2020/07/05 07:35
青柿、ジャンボタニシ
青柿や猿蟹因果物語梅雨の田にひそと孵化待つ生命かな青柿、ジャンボタニシ
2020/07/04 07:29
初浴衣、三人姉妹
いとさんの人待つ背なや初浴衣母娘なる三人姉妹さくらんぼ初浴衣、三人姉妹
2020/07/03 07:44
守宮、半夏生
我が家の任に就きたる守宮かな半夏生道も半ばの夫婦坂守宮、半夏生
2020/07/02 10:47
写真短歌（七月入る）
2020/07/01 07:44
sくらんぼ
憂さ一つぷつと吐きけりさくらんぼこども園のいよよ開園さくらんぼ奪ってもいいよ唇さくらんぼsくらんぼ
2020/06/30 07:25
苔茂る
三千院に降れる御光や苔茂る青苔やわらべ地蔵の諭す笑み苔茂る
2020/06/29 07:15
未草、夏の夢、水中花
色恋に染まぬ清純未草この先は天か地獄か夏の夢水中花昔の名前で出ています未草、夏の夢、水中花
2020/06/28 07:42
夏の蝶、モリアオガエル
明日あると思へば今日を夏の蝶森閑の生の営み青蛙モリアオガエルの卵塊夏の蝶、モリアオガエル
2020/06/26 07:10
写真短歌（母の青春、青春讃歌）
亡き母とドライブした時の一枚一首です。折しも今日は母の月命日です。写真短歌（母の青春、青春讃歌）
2020/06/25 07:34
姫女苑、オリヅルラン、花藻
好き・嫌い好きが出るまで姫女苑鶴を折るをさなの指や梅雨籠り古寺の池静もれる花藻かな姫女苑、オリヅルラン、花藻
2020/06/24 07:36
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