庭にとって池とは(なぜ癒しの空間たる庭には樹木と石と土、そして水が要るのか?)
智目行足をもって清涼池に到る庭と池といえば、京都桂離宮、修学院離宮、東京六義園、岡山後楽園、金沢兼六園、熊本水前寺公園、高松栗林公園など、池を巡って景色を楽しむ回遊式庭園がよく知られていますよね。仏教でも天台大師のお教えで「智(慧)の目と(修)行の足とをもって清涼の池に到る」とありまして、智慧と実践により悟りの池に辿り着くとあります。波一つない状態で周囲の景色を如実に映し出す池は悟りの境地に於ける心の状態(ニルバーナ)に他ならないということで、仏教では池を見て観心の修行を行います。池は優れたグルです。それはさておき話は変わりますが。長野県は安曇野市と言えば、名水百選で優勝した安曇野わさび田湧水群が有名ですよね。その日本一の水の町に、もの凄いガーデンアーチストがいます。彼の手に掛れば、樹木と石と土、そして水達が一...庭にとって池とは(なぜ癒しの空間たる庭には樹木と石と土、そして水が要るのか?)
2017/07/17 17:06