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『 maid in my house 』
「お迎えにあがりました。どうぞこちらへ。」そんな声を聞きながら、私はいつものように執事に先導されてリムジンに乗り込んだ。『 maid in my house 』成績優秀、眉目秀麗、完全無欠のスーパー金持ちお嬢様。それが世間一般でいう大豪院綾香(だいごう
2007/07/10 23:45
『異次元宅急便』
奇妙なものが届いた。ある暑い夏の日の事だった。自分の目を疑って目をこする。だけど、確かにその箱にはこう書かれていたのだ。『異次元宅急便』「はじめまして。私、田中孝太っていいます。仲良くしてくださいね。」そう言って怪しげな
2007/06/19 01:35
Side,D A skip drop Somebody
旧暦で丁度1935年、新暦で換算すると324年に当たる今日、「セント・アイリス」の誕生祭のこの日。人類に魔法を授けたとされる女神アイリスの誕生を祝う貴族の交流会のこの席で、僕は人生最大の強敵に出会った。
2007/02/28 15:38
two.
彼は突拍子の無い人だった。プラトニックなキスをして。大きなあくびをして見せて。愛が欲しいとねだったり。なんとも突拍子の無い人だった。ある時、私も言ってみた。花火はまるでひまわりだ。そんな私をそっと見て、彼は指輪を差し出した
2007/01/04 21:13
one.
花火が上がった。彼女はひまわりだと言った。僕にはわからなかった。僕にとっては、彼女を連れ出すための大きな口実だった。また大きなひまわりが咲いた。彼女の笑顔の方がまぶしいと思った。
2007/01/04 21:11
Side.Z 「雨の降る夜は白い月の庭で」
春。春である。陽光はやわらかく吹く風はさわやかに、眠っていた虫たちや草花。更にはモンスターや馬鹿共までが浮かれ彷徨ううっとうしい季節である。何だってこの季節に歓迎祭なんて面倒臭いことをするのだろうか。教員室を生徒の出し物に占領され、恐ろし
2006/10/28 02:21
『おなかいっぱいの愛を』
「グランフルーツのタルトが食べたい!」そんな叫び声を聞いて姫付きの教育係であるグリードは、『またリージュの病気が始まった』とひとりごちて頭を抱えた。天使の絵本ShortStory’s『おなかいっぱいの愛を』フット・ベルの街を北にまっす
2006/10/14 01:07
天使の絵本~歓迎祭編2~
シュトレィア学園には大きく分けて2つの部門が存在する。1つは剣士科、弓士科、槍士科、等で構成される戦士部門。もう1つが攻撃魔法科、回復魔法科、移動魔法科、等で構成される魔法部門である。特に魔法科に至っては長時間短時間の区別があったり、つい百年程前ま
2006/10/14 01:06
天使の絵本~歓迎祭編1~
春。旅立ちの季節。街にはレギオットの花が咲き誇り、冬の寒さの抜けきらぬフット・ベルを藍色に染めあげている。中でも初恋広場から西、ディレ・マーレの大通りの突き当たりにあるシュトレイア学園の入り口にはレギオットのアーチで藍色のトンネルが設けられ、その花
2006/10/14 01:04
小さな魔法使い
川浜沙菜13才かわいい物が大好きな中学一年生。将来の事なんて考えらんないお年頃。座右の銘は『一日一善』お父さんが言ったから一日一善。座右って何?銘ってどういう意味?って思ったけど、長くなりそうだからパスした。今日はおはしを出したから一
2006/10/14 01:03
からめるぽっぷん
ある日ぶたちょき(豚の貯金箱)がタバコをふかしながら言った。「ぶたちょきやってんのも楽じゃねぇぜ。」なんて。いっちょまえな事を言う。私は一人お風呂のなか。ぶたちょきが排水口に灰を捨てる。「考えてもみろよ。他のはどうかしらねぇが、
2006/10/14 01:02
KurukuruMawaru
たばこ屋の角を曲がればそこは不思議な国だった。何て事を考えてしまうのはやはり子供っぽいかしら。たばこ屋の角を曲がって、その先のポストを通り過ぎてもまだ不思議な国はやってこない。「やっぱり夢の様にはいかないものね。」何て話をすると、隣の席から秋ち
2006/10/14 01:00
魔法美少女・マジカルちくわ
大きな声では言えないけれど、只学の東たかふみと言えば「眉毛」で通ってる事以外まったく取り柄が無い。自分で言うのも悲しいが、ある男など僕を「凡人」と言った。…まぁ。あながち間違った表現でも無いし、毎日楽しけりゃそれでも良いんじゃねーの?位には思ってる。‥い
2006/10/14 00:57
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