奥田 英郎(著)『罪の轍』(新潮社) 読了
今年の10作品目 先日、久しぶりに奥田さんの作品『サウスバウンド』を読んで他の奥田作品も読んでみたくなったから、読み終えた「野良犬の値段」などを返却しに図書館へ行ったついでにこの作品を見つけて借りてきました。 600ページ近くある長編ものではあるが、この作品もどんどん引き込まれてまるで一気読みのように早く読み終えた。 舞台は東京オリンピック直前の東京・・・と言っても「Tokyo 2020」ではなく1964年の方ですから今から60年以上前の東京です。 イントロ部分(エピローグと言うのとはちょっと違うかな?)は北海道の礼文島から始まるが。 作者の奥田さんは私と同年代なのでまだ小学生にもなっていない…
2025/02/28 21:06