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第163回直木賞受賞作。傷付いた人々に寄りそう犬の物語。アンダーグラウンドやハードボイルドでもないので馳星周っぽくないような気もするんだけど、引き込まれた...
【読書記録】少年と犬/馳星周(文藝春秋)/ジワッと涙が出てしまったなぁ
・少年と犬/馳星周(文藝春秋) 少年と犬 [ 馳 星周 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 馳さんは不夜城のイメージが強くて、あまり読んだことが無かった ほぼ初めてくらいかも知れない バイオレンスアクションみたいな怖い?話を書く人 と言う認識だったのだけど、優しい話も書くんだなぁと印象が変わった 第163回直木賞受賞作です 以下出版社Webページの作品紹介文 傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。 2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野…
馳作品にしてはドロドロしていないんだけど、やっぱり殺人というキーワードが物語に入っている。ただ、それを飲み込むラストは読み応えがあった。ハッピーエンドと言...
馳星周のドロドロとした雰囲気が出つつも、ちょっと作風が違うかな?と思うのは警察小説だからか、出身の北海道が舞台だからか…。相変わらずハッピーエンドで終わら...
『不夜城』に彗星のように現れたノワールの旗手・馳星周!1997年『このミステリーがすごい!』
何故このミスは乃南アサを取り上げない?グリグリの本命・浅田次郎センセ―の直木賞の夢をかみ砕いたのは、狼犬の『凍える牙』だった!対象は1995年11月ー1996年10月。印象に残っているのは、『蒼穹の昴』で浅田次郎さんが1996年上半期の直木
【書評】感動の直木賞受賞作!犬を愛する人に読んでほしい「少年と犬」を読む
動物と暮らすというのは、心が安らぐものです。私は、生まれたときから先代犬のシーズーとの生活を開始し、その後いろいろな犬との出会いと別れを経験しながらも、長い時間を犬と過ごしてきました。今回ご紹介するのは、第163回直木賞受賞作「少年と犬」で
初めて読んだ馳作品。デビュー作の『不夜城』を選んでみた。しみじみ暖かい作風なのかと勝手に思っていたら、全然違った(笑)。 新宿を根城にする中国マフィアの間を、するすると生き延びてきた男が主人公。新宿に流れ着いた謎の女と自分の身を守るため、台湾、北京、上海のグループと丁々発...
相変わらずのハッピーエンド拒否のドロドロ(笑)ま、それがいいんだけど←意図的に馳星周作品は溜めておいているんだけど、放出したらいつものようにグッと引き寄せ...
100days100bookcovers no71 71日目 馳星周「神の涙」(実業之日本社文庫) 前回の70日目から20日が過ぎました。遅くなってすみません。 「外出が続きます」と投稿が遅れることを告知していましたが、わけ
【あらすじ&ひとりごと】 馳星周さんの作品『少年と犬』を読みました。直木賞受賞作です。 馳さんの作品を読むのは久しぶりで、かれこれ20数年ぶりになるかと思います。 馳さんの作品といえば、いくつか読んだ中でもやはり「不夜城」 新宿歌舞伎町を根城とした中国人たちの勢力争いを描くストーリーが未だに強く残っていてダークな印象が強い。 そんな馳さんの印象からイメージがわかず、本作品に手を伸ばせずにいたのですが、遅くなりながらも読んでよかったです。 人間と犬との共生がこんなにも優しく切なく描かれ、感動しました。 本作品は、一匹の犬(名は多聞)が生きることに傷つき悩み苦しむ人間に温もりを与え、生きることへの…
黄金旅程 / 馳 星周 黄金旅程 / 馳 星周 馳星周、直木賞受賞第一作 競走馬に託した人々の想い 馳星周、直木賞受賞第一作 北海道の馬産地浦河で装蹄師をしながら競走馬の養老牧場を営んでいる主人公。一流の素質を秘めながら、重賞レースで勝利をあげられずにいた地元浦河で誕生した尾花栗毛のエゴンウレア。著者/馳星周「黄金旅程 (集英社文芸単行本)」 ≫ 「黄金旅程」のレビューをチェック 黄金旅程 (集英社文芸単行本) 競走馬に託した人々の想い 馬産地浦河の人々の想いをのせて引退レースの挑んだエゴンウレア。そこに待つ結末とは。 ≫ 馳星周のその他の著書 (function(b,c,f,g,a,d,e)…