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腰の大きく曲がった、遠縁の小母ちゃんから 「そら豆が出来たから取りにおいで~」と、スマホに電話が入った。 出先だったので、夕方には貰いに行くと伝えて、 段ボール箱一杯、貰ってきた。 姉の所や娘宅、友達などに、いつもの様にご町内をひと回りして配り、 我が家でも早速、新鮮で柔らかい蚕豆を大鍋で茹でた。 美味しい、としか言葉が出ない。 柔らかくて、少し茹で過ぎたようだ。 何しろ柔らかいので、薄皮も食べられる。 蚕豆が大好きだった亡き父に、小皿に盛ってお供えをする。 夏になれば、今度は甘い玉蜀黍を取りにおいでと声がかかる。 ダンナは、小母ちゃんの腰の曲がり具合を見て、少し心配になったようだ。 夏のトウ…