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カンアオイ(寒葵)はウマノスズクサ科の多年草で、葉が葵に似て、冬でも枯れないことから名付けられました。本州中部~近畿、四国で山地の林下に自生する日本固有種です。葉の模様などから選別栽培された園芸品種群を「細辛」(さいしん)と呼び、その1品種が「御所桜」(ごしょざくら)です。灰白色の斑模様が大きく入り、暗緑色の地が少なくなった葉と、青軸素芯花が特徴です。4号鉢植えで、10月末の開花姿です。花弁に見えるのは3枚のガク片で、基部で癒着してガク筒となり、花弁は退化しました。このガク筒は一般的には暗紫色ですが、本種は淡黄緑色です。12月下旬、寒さで葉色が悪くなりました。1月中旬、開花中なので玄関に置き、晴天時に玄関外で撮りました。鉢植えのカンアオイ「御所桜」
ゲゲッ!毒草を瞬時に嗅ぎ分けるウサギ・野生の本能って凄ッΣ( ̄□ ̄ )
先週、お気に入りの園芸店で大人買いしたお花たち先住のお花たちのお世話をしていたら植え付ける時間がなくなってしまったのでこんな感じでベランダに仮置きしてみましたがその際に出た花柄や萎れた葉っぱなどを生花・生葉好きな我が家のうさ子のためこんな風にお皿に盛り
「シャコバサボテン」は、ブラジル原産の常緑多肉植物で、山地の樹木や岩に自生し、葉がシャコの形に似ています。デンマークで品種改良された大輪多花性の品種群を「デンマーク・カクタス」とも呼んでいます。雪国で花が無い11月~2月頃に開花するので、HCで入手して鉢栽培しています。春~秋は屋外(自宅北側軒下)に置き、蕾が着いた晩秋に、無暖房の玄関内に移しています。「タマ」は、白地にピンクの覆輪花です。12月上旬の膨らんだ蕾から、12月中旬に開花しました。その5日後です。12月下旬です。晴天時に、玄関前の雪上で、上は正面から、下は上から見た画像です。鉢植えの「シャコバサボテン」(1)「タマ」
「アキチョウジ」(秋丁字)はシソ科の多年草で、岐阜県以西の山地の木陰に自生し、秋に丁字形の花を着けます。7号深鉢植えで、草丈60cmほどになります。明るい日陰が適する環境ですが、昨夏の猛暑に日当たり置いてしまい、昨秋は花数が少なく、ブログアップして無かったものです。茎頂や葉腋に花穂を出し、唇形の花を横向きに咲かせます。遅れて10月下旬に開花した花、花冠は長さ1.7~2cmで、上唇は4裂し、下唇は船形となります。11月中旬の花です。花形・花色に魅力があるので、枚数少ないですがアップします。鉢植え「アキチョウジ」の花
家族で散歩に出かけた。 一周800mくらいあるだろう運動公園だ。 グランドが中心にあり、その周りを散歩できるようにウォーキングコースがある。 0歳の息子は『抱っこ紐』で妻が抱っこし、ぐっすり寝ている。 2歳の娘は車も入ってこない大きな道に興奮気味で 『ワ~。』と走り出す。 今日は平日で午前中だったためか、お年寄りが多かった。 すれ違うお年寄りに『かわいいね~。』と声をかけてもらい娘もうれしそうだ。 道端にある草花に立ち止まり、触ったり、拾ったりして遊んでいる。 娘に花の名前を教えてやろうとしたものの、 『・・・・。』花の名前が分からない。 そういえば、自分は植物にはとても疎かった。 10種類は…
年が明け2023年になりました。今年もよろしくお願いします。今回、紹介したいのがあります。アトリエ童彩画の森作家 岩原ひさこさんの紹介です。草花の中に小さい子達が隠れていたりする作風です。可愛い小さい子達を見つけに覗いてみてください。ショップには販売していないけれどホームページに気に入った絵がありましたらお問合せすれば対応は可能です。とにかく、見ているだけでとてもホッコリして癒されます。是非、体験して...
2023年の干支はウサギ、桜井市の安部文珠院さんでは、昨年11月からウサギの「ジャンボ干支花絵」が公開されています。知恵の神様なので、受験生の合格祈願にもなっていており、多くのひとが訪れるようです。
自宅北西隅で咲く斑入りツワブキの実生が、池の注水路脇で開花していました。土の無い場所で、溶岩に根を張っています。実生株は花茎を4本上げて成長していますが、斑入り葉ではありません。10月下旬、蕾を着けた花茎が伸び出てきました。11月初め、咲き始めました。その4日後、咲き揃いました。11月中旬の花、11月下旬、花の終盤で、モミジ「大盃」の落ち葉を敷いて、(おまけ)今年まだ開花しない斑入り葉の実生株が池北側の枝垂れモミジの樹下に育っています。庭のツワブキ(3)実生での開花
キチジョウソウは、8~11月ごろに、花序になって小さな白い花を咲かせます。中国や日本の関東以西に自生するキジカクシ科の常緑多年草で、名前は、「めったに花が咲かず、吉事があると咲く」という古い言い伝えに
ツワブキの斑入り葉種の一部を、庭の東南隅の塀脇に植えました。(1)の株とは花形が違っているので、(2)として分けました。外側の舌状花が細い花弁で、疎らになっています。10月下旬、蕾を上げてきました。11月上旬、花弁を開き始めました。11月中旬、満開に咲きそろった11月下旬です。この場所は直射光が当たらない、明るい日陰で、今年は、大小4本の花茎を上げて咲きました。庭のツワブキ(2)庭東南の塀脇で
「ツワブキ」(石蕗)はキク科の常緑多年草で、福島・石川以西~琉球諸島まで分布します。斑入り葉の混合種を通販購入し、鉢栽培後、庭の3か所に植えました。1か所は樹木の生長で日陰となって葉だけの株、2か所で、花形が異なる花を咲かせました。その内、朝陽が当たる自宅北西軒下の株です。11月下旬、先に数個の蕾を着けた花茎を伸ばしてきました。4日後、花弁を開き始めました。10月末、開花した花にヒラタアブがお訪れました。満開となった11月上旬、花径は5cm程です。11月中旬、開花を終えた大文字草の鉢棚をバックに、フキに似た艶のある大きな葉から→つやぶき→ツワブキに、現在は実を着けていますが、(過去画像で)2月中旬、果実が裂開し、綿毛を着けた種が出てきます。風で飛散し、東庭のあちこちで、実生苗が育ってきました。庭のツワブキ(1)自宅軒下で
「イトラッキョウ」はヤマラッキョウの仲間で、長崎県平戸島に自生する固有種です。花弁が上または斜め横向きに咲く白花です。10月下旬、たくさんの蕾を上げてきました。11月上旬、一斉に開花してきました。11月中旬、少し遅れて別の小鉢でも、咲いてきました。11月下旬の花です。鉢植えの「イトラッキョウ」
「ヤマラッキョウ」(山辣韭)はヒガンバナ科ネギ属の多年草で、秋田県以南の本州・四国・九州に分布し、山地の草原に自生します。3号の小鉢植えのままなので、草丈も10cm程の低さです。10月下旬の蕾、11月上旬に、紅紫色の花を開きました。6枚の花弁は平開せず、長さ5~6ミリ、6本の雄しべが長く突き出ます。11月10日の花、11月中旬です。地下に球根(鱗茎)を持ち、軒下で雪中越冬に入りました。鉢植えの「ヤマラッキョウ」
「秋咲き大輪白花ネジバナ」は北アメリカ原産で、草丈長く茎も太い大型タイプのネジバナです。秋に大きい白花を螺旋状に咲かせます。初めに植えた鉢の株は消えましたが、毎年実生で、他の草花の鉢で咲いています。10月上旬から咲き始めた株の、10月下旬の花姿です。花茎を40cm余りに伸ばしました。その4日後、11月初め、花が長く咲き、この後も咲き続けました。11月上旬、下は、遅れて別の鉢で咲いた花です。鉢植えの「秋咲き大輪白花ネジバナ」
「イズノシマ大文字草」は、伊豆諸島などに分布するダイモンジソウの変種で、基本種に比べて、茎や葉の毛が多い特徴があり、花期が遅く11月になります。11月上旬、蕾が開き始めました。11月中旬、花茎は1本だけで、満開に近い姿です。12月中旬、花の終盤です。数10の鉢植えを自宅周りの軒下や、冬囲いの板囲いの下に鉢植えを移動しましたが、この鉢はまだ越冬場所に移さない内に、大雪に・・・、投稿の順番を間違えました。「フイリシマ大文字草」の前に、この「イズノシマ大文字草」が入ります。鉢植えの大文字草(19)「イズノシマ大文字草」
「フイリシマ大文字草」の名で入手した、イズノシマ大文字草の斑入り葉種で、1輪だけの開花でした。11月下旬の開花でした。本来は5弁花なのですが、花弁が6枚になりました。2日後の花、雪囲い前日の12月中旬、越冬場所に移動しました。鉢植えの大文字草(20)「フイリシマ大文字草」
奈良時代、山上憶良が万葉集で歌った「秋の七草」は、『萩の花尾花(ススキの別名)葛花撫子の花女郎花(オミナエシ)また藤袴朝貌の花(桔梗とされる)』「クズ」(葛)だけが庭にはありません。北海道~九州の各地に自生する、マメ科のつる性多年草で繁殖力が強く、他の木や草を覆って繫茂します。根が肥大した長芋状の塊根となり、食材の葛粉や漢方薬が作られます。ウオーキングコースの1つ、信濃川支流の栖吉川堤防で毎年見ています。(散歩画像はフォルダの中で眠っています。)9月上旬の葛の花です。紅紫色の花が、香りとともに、大きな葉の間から穂状花序を立ち上げて、下から上へと咲いていきます。9月下旬、下から順に花が萎み、実が着いてきます。莢の中で、豆(種子)が成熟していきます。秋の七草(7)クズ(葛)
ツタ(蔦)は、日本全土に自生する落葉性のツル性植物で、若葉や紅葉がきれいなため、建物の壁面などに這わせて育てられます。ツルから伸びた巻きヒゲの先に吸着盤をつけ、岩や樹などにしっかりとくっついて伸びます
「イトススキ」(糸ススキ)は、葉幅が5mm前後と細いススキの品種で、普通のススキより草丈が低く1m前後です。東庭で赤松の南側、庭石の脇に植えています。丈を低く抑えるために6月に一度剪定したので、出穂が遅れました。ナンバンギセルもたくさん育ちました。穂が開き始めた10月下旬です。11月中旬、北側から見て、左手前が糸ススキ、右奥が屋久島ススキです。11月下旬、葉も黄葉してきました。12月上旬、12月中旬、種子を飛ばす直前、撮影後、株元から切除し、翌日庭の冬囲い作業となりました。(おまけは、実生で育ったススキ2株です。)ナンバンギセルをたくさん付けた株の9月中旬、玄関前通路脇の株で、10月下旬です。秋の七草(6)ススキcイトススキ
ダイモンジソウの園芸種で、紅花の2鉢です。1鉢は「くれない」で、長く我が家に居ます。草体が小型で、小輪の花です。11月初めの蕾から、最初の1輪が開きました。11月中旬、初め咲いた花は色が薄れましたが、3輪が咲き揃いました。今年上げた花茎は1本だけでした。もう1鉢は、「秋晴れ」という品名です。10月末の蕾、11月上旬に開花しtました。太弁の大輪花で、鮮やかな紅色でした。鉢植えの大文字草(18)「くれない」と「秋晴れ」
「縞ススキ」(シマススキ)は、葉に白い縞斑がはいる園芸種で、草丈は1m余りです。自宅東側通路脇に植えたのですが、周りの花木が成長し、西洋シャクナゲと椿の樹に挟まれ、更に隣に実生で育ったイトススキ?に押されて、今年は不調でした。10月下旬に、穂を伸ばしてきました。(北側から見て、手前が椿・西王母、奥がシャクナゲ・太陽)11月上旬、葉は縦に白い斑が入ります。(右から上に伸びてきた開花穂は、実生ススキの穂)11中旬、11月下旬、穂が開く前から、葉が茶変してきました。12月上旬、12月中旬、冬囲いする業者が来る前日、株元から刈り取りました。秋の七草(6)ススキb縞ススキ
ダイモンジソウの園芸種「黒珊瑚」(クロサンゴ)は、細身の花弁で、黒赤花です。咲き始めは10月下旬でした。11月上旬、3本の花茎を上げ、11月中旬、3本目の花茎の終盤の花です。黒花系の1種ですが、今年の出来はイマイチでした。鉢植えの大文字草(17)「黒珊瑚」
ススキは山野に自生するイネ科の多年草で、山上憶良が万葉集で2番目に挙げた、尾花がススキの別名です。庭に3種のススキを植えています。ナンバンギセルを付けたヤクシマススキの鉢植え(草丈10cm余り)が、我が家に来た最初のススキで、植替えの時、株分けして庭にも植えました。屋久島の高地に自生する矮性ススキです。東側道路から庭に入った通路の左側、ヤマボウシ・紅富士の株元で、穂を出した9月中旬です。9月下旬、草丈は数10cm、葉の幅は3㎜程です。10月下旬、11月中旬、11月下旬、放置して実生で殖えると困るので、この後、茎葉含めて上部を半分切除しました。鉢植えのヤクシマススキも健在ですが、ナンバンギセルの種子をまくのが遅れ、梅雨の雨も無く、キセルが芽生えなかったので、画像はありません。秋の七草(6)ススキa屋久島ススキ
ダイモンジソウの園芸品種「雪中梅」(セッチュウバイ)です。太い白色花弁で、花弁の長さがあまり変わらない5弁花です。10月上旬の咲き始め、花茎はこの1本だけでした。10月中旬の花です。鉢植えの大文字草(16)「雪中梅」
冬から春にピンクの花が咲くヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下)
ヒマラヤユキノシタは、地下の根茎から上に伸びた大きく革質の根生葉をつけ、その間から花茎を伸ばした花序に、ピンクや白いきれいな花をさかせます。ヒマラヤ地方原産のユキノシタ科の常緑性の多年草で、冬から春に
キク科のアキノキリンソウは草丈数10cmで、全国の山地・丘陵に分布します。「八丈アキノキリンソウ」は、その矮性種で、伊豆諸島の八丈島の固有種です。5号浅鉢植えで草丈5~7cm程で、黄花1個の花茎は2cm位です。蕾を着けた10月下旬の草姿です。11月上旬、蕾を開き始めました。3日後開花してきました。鮮やかな黄色い頭花は、筒状化と舌状花からなります。11月中旬、茎先にたくさんの黄色い花(頭花)を咲かせました。11月20日、満開の頃です。花後の今は、軒下で雪布団に包まれて眠っています。鉢植えの「八丈アキノキリンソウ」
ダイモンジソウの園芸種で、「かげろう」(陽炎)は、フギレ弁の桃色花です。10月下旬の咲き始めの頃、11月上旬の花です。大雪警報の中、昨日から降り続いた雪は、1m程の積雪となり、大文字草は北側軒下で雪に覆われ、眠りに就いています。鉢植えの大文字草(15)「かげろう」
「ヨメナ」(嫁菜)は、キク科の多年草で野菊の1種、本州中部以西に分布し、秋に淡紫色の花を咲かせます。庭に植えたのは斑入り葉のヨメナです。6月上旬の斑入り葉、夏には斑が消えます。玄関手前のハナミズキの樹下に植えたのですが、殖えたので、空き地の果樹と菜園の境に移植したものが、地下茎で繁殖し群落をつくりました。10月上旬、花が咲き始めました。10月下旬の花、外側にサジ形の舌状花(淡紫色~白)が並び、内側に黄色い管状花が密生します。11月上旬の花、11月中旬、玄関前のハナミズキの樹下で、関西では、若芽をお浸しや胡麻和えで食用としたのが、嫁菜の由来となったようです。庭のヨメナ
ダイモンジソウの園芸種で、桃色の多弁花2種です。「梅光」(ばいこう)は、紅梅色の八重咲で、小輪多花性です。10月末、かろうじて1本の花茎を上げ、11月上旬に開花しました。「飛天」(ひてん)は、桃色の多弁花なのですが、10月末の咲き始めです。11月10日です。後から咲いた花は標準花(5弁花)が多く、花色も、早く白っぽくなってしまいました。鉢植えの大文字草(14)「梅光と飛天」
菜園の一部に西洋朝顔を2株植えました。原産地が熱帯アフリカで、自生地では多年草だそうです。朝顔より晩成で、晩夏から晩秋、霜が降りるまで咲き続ける程です。7月中旬に咲いた「ヘブンリーブルー」(天国の青、天上の青)、青紫の絞り模様が入る「フライングソーサー」は、全て白花となりました。9月中旬の花、(苗に付いていたラベルに、個体差があると記してありましたが)9月下旬の花、朝から夕方まで咲いています。10月上旬の花、10月中旬、11月上旬になると、白花だけが咲くようになりました。その株元を見ると、樹木のように太い幹となっています。11月中旬、北側のリンゴの樹の枝先にまで、ツルを伸ばして咲いていました。11月下旬、株を処分した時には、株元は殆んど枯れて、スポッと抜き取れました。本来が熱帯性のため、未熟種子しかできず...西洋朝顔2種
ダイモンジソウの園芸品種「宴」(うたげ)は、八重咲の桃色花です。花茎を1本だけ上げて、1輪だけの開花でした。11月上旬の開花、11月中旬です。鉢植えの大文字草(13)「宴」
ダイモンジソウの園芸品種で、緑花の「美どり」です。10月下旬の咲き始め、1部の花が、多弁化しつつあります。10月末の花、11月上旬の花です。鉢植えの大文字草(12)「美どり」
ダイモンジソウの園芸品種で、桃色の標準花です。「桃里」(とうり)のラベル付きでHCで購入しました。(フギレ花弁で、葉に斑が入らないので、品種違いかも?)10月半ば、初めの1輪が開きました。その5日後、咲き出しは濃色ですが、桃色に変わります。咲き揃った10月下旬です。11月初め、花の終盤です。鉢植えの大文字草(10)「桃里」
キミガヨランは、春に長く伸びた花茎に、花序になってベル形の白い花を咲かせますが、秋にも同じようにたくさんの花を咲かせます。2mほどに伸びた茎の先に咲く花は壮観で、明治時代に鑑賞用に移入され、庭園や公園
白花のリンドウは栽培したことが無いのですが、今年初めて、庭で1株だけ咲いているのを見ました。植えたものではないので、よそから種が飛んできたのか?自然実生です。庭の南側、イロハモミジの株元です。10月中旬、20cm茎を上に伸ばして、先の4個の蕾を着け、晴天の中、2輪開花しました。10月下旬、3輪開花していました。曇雨天では閉じたままの花弁、11月初めの晴天日です。庭のリンドウ(2)1株だけ咲いた白花
大文字草「揚羽」(アゲハ)は、市内のHCで入手したもので、桃色の標準花です。10月中旬に咲き始めました。蕾も、開き始めも濃色で、全開すると桃色です。10月下旬、スッキリとした大きな「大」の字型の花です。11月初めには、先に咲いた花が茶変してきましたが、遅れて咲き出した花もあります。「揚羽」は商品名なので、正式名称は?(ネット検索してみると、フギレの幅広花弁で、八重咲の桃色花が、「あげは」として流通しているようです。)鉢植えの大文字草(10)「揚羽」
「リンドウ」(竜胆)は、野山に自生するリンドウ科の多年草です。他の山野草の鉢に付いて我が家に来て、自然実生で他の鉢やプランター、庭のあちこちで咲いていました。釣鐘型の青紫色の花は、晴天時だけ開きます。10月上旬の咲き始めの頃、コンクリート通路脇から枝葉を伸ばして、10月中旬、葉は細長く対生し、草丈数10cmにも伸ばします。菜園西側のキンモクセイの樹下で、他の庭草の中に分け入って、10月下旬の東庭、踏み石周りで、ナンバンギセルが着い着いているイトススキの株周りでも、10月末、キチョウが訪れ、紅葉姿も、曇雨天の日は花弁を閉じたままで、晴天時に開きます。11月上旬に咲いた花です。庭のリンドウ
10月頃から見かけた、パイナップルセージの赤い花がきれいに咲いています。長く伸びた枝の先に、穂状の花序になって咲く筒状の唇形花はユーモラスで、楽しませてくれています。メキシコやグァテマラが原産のシソ科
朧なる雲間の嶺に一筋の月の光に友偲びおり 老人は痛みに夜も眠れぬも手術せぬまま朽ち果てるのみ 寒さにも炬燵に入らず手袋を繕う妻は平気と笑う 癌以外全ての病授かれし余命を数え日々過ごしおり ニャァニャァと小鳥くわえた家の猫得意げに俺の足元に置く 夢見たり天から落ちる桃色の大蛇...
富有柿 1袋4~5個入りが100円 昨日、妻と一緒に隣町の無人販売所へ柿を購入に行きまし た。 もう既に5回目、何時も100円で今回の狙いは渋柿でしたが、 ついでに甘柿も一緒に購入しました。 吊るし柿 皮を取って干したばかりの渋柿です。 動物...
春から秋に白い花を咲かせ、赤い実をつけるジュズサンゴ(数珠珊瑚)
ジュズサンゴは、6~10月ごろに、花序になって小さな白い花をさかせ、たくさんの赤い実をつけます。実は有毒ですが、光沢があってきれいなので切り花にされ、染料にも使われます。北米南部から南米が原産のヤマゴ
近くのスギ林のなかに、マンネンスギが生えていました。マンネンスギは地下茎を伸ばし、側枝が地上に伸びて10~30cmの高さに育つシダ植物です。ここでは、ほとんど日が当たらない10m×10mほどの面積に生
コエビソウは、6~11月ごろに枝先に連なった赤い苞をつけ、先端に白い唇形花を咲かせます。連らなった苞の形が小海老のように見えるのが、名前の由来です。メキシコ原産のキツネノマゴ科の半常緑低木ですが、寒さ
アサリナは、中央アメリカやヨーロッパが原産のツル性の一年草で、緑のカーテンなどに利用されます。ツタににた葉をつけ、キリのような花が咲くツル性植物なので、和名はツタバキリカズラ。花期は6~11月で、先端
ツワブキは、10~12月ごろに、長く伸びた花茎の先に、黄色い花をたくさん咲かせます。キク科の常緑多年草で、東北地方以南の海岸近くの岩場などに自生しますが、庭園でもよく植えられます。名前は、葉がフキにに
シナダレスズメガヤは、戦後、道路の法面緑化や砂防工事のために使われてきた、イネ科スズメガヤ属の多年草で、道路沿いで良く見られます。いまは、野生化が進んでおり、在来種を駆逐するなど悪影響があるため、要注
ヤツデは、秋から冬にたくさんの小さな白い花を咲かせて昆虫に蜜を提供し、春に実が黒く熟すと鳥が食べて種が散布されます。大きな手のような葉を持って日陰に強く、庭木や公園樹などに植えられます。ウコギ科の常緑
シロガネヨシ(白銀葦、パンパスグラス)は、大きな白い穂をつける、ヨシ(葦)ににた多年草です。南米大陸などの草原(パンパス)に分布するイネ科シロガネヨシ属の植物で、大きな株になります。日本へは明治中期に
「宝玉」(ほうぎょく)は桃色の多弁花ですが、今年は1輪だけの開花でした。10月中~下旬に咲きました。フギレの入った太い花弁で、咲き始めは濃色でした。本来は多花性で、参考に過去画像をアップします。鉢植えの大文字草(9)「宝玉」
「秋月」(シュウゲツ)は、台湾ホトトギスとの交配種で、初夏と秋に咲く2季咲きタイプとのことですが、我が家では一番遅くまで咲く秋咲きとなっています。5号鉢植えで20~70cmの草丈となり、大型です。純白の花弁に、黄色いシベがアクセントとなる花です。10月中旬の咲き始めです。10月下旬の花、11月上旬に咲いた花、11月末の最終花です。今年咲いた鉢植えのホトトギスは以上でした。鉢植えのホトトギス(10)「秋月」
「華扇」(かせん)は、濃いピンクの八重咲で、花弁に切れ込みが入るフギレ弁です。10月中旬、何とか1輪だけ開花しましたが、本来の姿ではありません。鉢植えの大文字草(8)「華扇」
秋の七草の1つ、ナデシコ(撫子)は、5~6月に咲きましたが、鉢植えの「絞り咲きカワラナデシコ」が秋にも咲きました。10月上旬に咲いた花です。(以下は、絞り咲き以外で5~6月に庭で咲いていたナデシコです。)秋の七草(5)「ナデシコ」の花
万両(マンリョウ サクラソウ科) 千両(センリョゥ センリョゥ科) 百両(ヒャクリョゥ サクラソウ科) 昔から、お正月の縁起ものとして南天と 共に赤い実ものが一緒に飾られて来ました。 その中から今回は、万両、千両、百両をご 紹介します。 なお、百両はカラタバナの こ...
「美里」(みさと)は桃色の標準花(正5弁花)です。淡く白覆輪が入り、花の中央にかけても底白になります。10月中旬、開花し始めました。10月下旬の開花姿、咲き始めは色濃く、時間の経過とともに薄色になりました。淡い桃色になって、11月上旬まで咲いていました。鉢植えの大文字草(7)「美里」
「サフラン」はアヤメ科の多年草で、原産地は地中秋沿岸、秋咲きのクロッカスの1種で、球根植物です。球根を庭植えし、1部を鉢植えしていました。庭植えが、か細い葉だけとなって、開花しなくなり、1輪だけ咲いたのが、鉢植えのサフランです。11月初めに咲いた紫の花です。3裂した赤色の雌しべが、染料・香料として使われます。鉢植えの「サフラン」
紅花の標準花で、「佐渡紅」です。3号の小鉢植えですが、3本の花茎を上げて咲き揃いました。10月中旬の蕾です。その5日後、咲き始めました。更に6日後の10月下旬、ほぼ満開となりました。鉢植えの大文字草(6)「佐渡紅」
紅花の園芸種で「美紀」(みき)です。10月中旬の咲き始めです。酷暑を乗り越え、かろうじて2本だけ花茎を上げましたが、綺麗な「大」の字型には咲けません。3日後、10月下旬、本来の花姿ではありませんが。開花出来なかった鉢も多くあったので、記録として残します。鉢植えの大文字草(5)「美紀」
8月にオレンジ色の花を咲かせた「ヒオウギ」(檜扇)、花後に袋状の果実が出来、熟すと割れて、黒い種子が出てきます。9月中旬、花後にできる果実は、緑色の袋状の莢に包まれます。11月初め、莢が割れて、径5mm程で、黒く丸い種が出てきます。11月中旬、黒く艶がある種子は、「射干玉」(ぬばたま)とも呼ばれ、和歌で、「黒」や「夜」にかかる枕詞(まくらことば)として知られます。近くに自然実生で芽生えた南天が実を着け、黒と赤の共演も成立、11月下旬の現在も、黒光りする種子は着いたままです。庭植え「ヒオウギ」の花と実(2)晩秋の種子
「ヒオウギ」(檜扇)はアヤメ科の多年草で、山野の草地や海岸に自生します。散歩中に種子をいただき、実生で育てました。40cm前後の剣状の葉が、何枚も重なって扇を広げたように見えます。花茎を80cmほど伸ばして、夏に咲く花は1日花で、オレンジ色に赤い斑点のある6枚の花弁を開きました。7月下旬から咲いてきました。8月上旬の花、8月中旬、8月下旬、花後の果実が大きく膨らんできました。9月上旬でも咲いていた花、9月中旬の果実、この中に黒い種子が出来ます。花色は、実色・ピンク・紫などの花もあるそうです。「ぬばたま」とも呼ばれる晩秋の黒い種子は(2)で、庭植え「ヒオウギ」の花と実(1)夏の花
「大宇宙」(ダイウチュウ)はライムグリーンの花色で、小輪多花性、丈夫で栽培し易く、毎年最初に咲きます。10月初め、咲き始めです。元の「大」の字型の花弁の他に、オシベが花弁化して小さな花弁が生じ、八重咲化しています。4日後です。10月中旬、10月下旬の花、最初に咲いた花は変色して、終盤を迎えました。鉢植えの大文字草(4)「大宇宙」
「ナンバンギセル」(南蛮煙管)は、ハマウツボ科の寄生植物で、ススキやミョウガなどの根に寄生する1年草です。葉緑素を持たず、自分で光合成して成長することが出来ません。万葉集に「思い草」という名で詠まれた、日本古来の植物です。1600年頃、ポルトガルなどの南蛮船が渡来し、船員がくわえていたマドロスパイプ(喫煙具のキセル)に花姿が似ていたことから名付けられました。自宅の南東隅に、自然実生で育ったススキの株周りで、(親は東庭に植えてあるイトススキ?)西洋シャクナゲとナンテンの背後で、2個の庭石の間です。最初は8月中旬に蕾を上げてきました。邪魔になるススキをカット、8月下旬に開花しました。花径20cm前後で、白っぽい紅紫色です。8月末、初めに咲いた花が萎んできたら、遅れて芽生えた蕾が、奥の方に芽生えてきました。9月...庭の「ナンバンギセル」(1)実生ススキの株で、
園芸店などで見られる大文字草は、育種によって生み出された園芸品種で、様々な色や花形の品種が流通しています。3~4号の深鉢か、4~5号の浅鉢で栽培し、主に開花順に1鉢ずつまとめます。「聖」(ひじり)という品種は、花色が緑色(ライムグリーン)で、花形は、「大」の字型の一重咲き(標準花)です。10月初めから咲き出しました。その3日後、更に4日後、10月中旬、ほぼ満開となりました。10月下旬、花が長持ちし、11月上旬まで咲いていました。鉢植えの大文字草(3)「聖」
台湾系の園芸品種「青龍」(せいりゅう)は、斑点が少ない青色系で、花弁の縁が青~赤紫に染まります。6号深鉢植で、数本の花茎を上げ、草丈30cm程です。10月中旬から咲き始め、下旬に咲いていた花です。11月上旬の名残り花です。現在も咲いているホトトギスは、遅咲きの1種だけとなりました。鉢植えのホトトギス(9)「青龍」
「日高ミセバヤ」は、北海道日高地方高山の固有種、草丈10~15cmの小型種で、ミセバヤの変種です。日当たり良い岩場などに自生します。青味を帯びた葉を付けた茎先に、紅紫色の小花を球状に咲かせ、株を覆います。9月中旬、5号鉢いっぱいに茎葉を広げ、蕾を着けています。9月下旬、蕾から、花弁を開いて、咲き始めです。10月上旬の開花姿です。10月中旬、満開となりました。10月下旬、花の終盤です。紅葉した現在の姿です。鉢植えの「日高ミセバヤ」
ラベルが付いていて、産地がわかる白花大文字草が1鉢ありました。「屋久島ダイモンジソウ」は、標高1000m以上の湿った岩上に自生する、屋久島の固有種で、草丈が3~10cmの矮性種です。酷暑の夏をを乗り越えても、開花出来なかった鉢がある中で、僅か2本ですが、花茎を上げて小型の白花を咲かせました。10月下旬の開花で、葉も小さく0.5~1.5cmです。11月上旬まで咲いていました。鉢植えの大文字草(2)屋久島ダイモンジソウ
台湾系ホトトギスの交配種「桃山」(ももやま)は、弁先が桃色に染まり、優しい雰囲気の花で、花着きが良い品種です。5号鉢いっぱいに、10数本の花茎を20~40cmほど伸ばして、10月中旬、咲き始めました。その5日後です。花弁の斑点が少ないのが特徴の1つです。10月下旬、下葉から茶変してきましたが、たくさんの花を咲かせ続けました。鉢植えのホトトギス(8)「桃山」
ホトトギスと並んで、秋を代表する山野草、「大文字草」(ダイモンジソウ)はユキノシタ科の多年草で、北海道~九州の海岸~高山にかけて、湿った岩場などに自生します。原種のほとんどは白花で、上3枚が短く下2枚が長い5枚の花弁で、「大」の字形になります。葉の大きさや色・形の地域変異が多くあります。現在は育種が進み、花色花形が様々な園芸品種が多く流通します。我が家の大文字草もほぼ花が終わりを迎えています。(1)は、基本の白花で、ラベルを失い産地不明品と自然実生で咲いた数鉢の花です。1鉢目、2鉢目、3鉢目、他の品種の鉢に実生で生えたダイモンジソウ2鉢、鉢植えの大文字草(1)白花
台湾系ホトトギスの交配種で、「静御前」という品種、梅弁で、花弁先が桃藤色に染まります。5号深鉢植え、15~20cmの草丈で数本の花茎を上げ、9月末の蕾から、10月上旬に開花しました。10月下旬、遅れた蕾からの開花です。11月初め、最後の花です。鉢植えのホトトギス(7)「静御前」
「ミセバヤ」はベンケイソウ科で、多肉性の宿根草です。和名は「見せたい」という意味の古語が変形したもので、古くから栽培されてきました。自生地は香川県小豆島、奈良県や富山県の一部に限られます。養母が栽培していた鉢植えを受け継いで、19年が経ちました。6号深鉢植えで毎年開花してきました。9月下旬、蕾を上げてきました。10数cm伸ばした茎に、3枚の葉が輪生し、白みがかった緑色で、縁が濃い赤色になっています。10月中旬、開花し始めました。花茎の先に密集した蕾から、淡紅色の花を開き、花弁は5枚です。10月下旬、満開となりました。花後の11月中旬、紅葉してきました。その8日後、昨日の紅葉姿で、落葉し始めています。鉢植えの「ミセバヤ」
「キイジョウロウホトトギス」(紀伊上臈ホトトギス)は、紀伊半島南部の固有種で、山中の湿った崖に自生します。上臈とは大奥の職名で、優雅な貴婦人の意味で、花形花色の優雅さから名付けられました。筒状の黄花を下向きに咲かせます。暑さと乾燥に弱いので、生きたミズゴケ植えで、毎年開花しています。(水苔は生まれ故郷魚沼の、畑近くの山すそから採ってきたものです)10月中旬の蕾、花茎を3本伸ばし、長いものは垂れ下ってきます。その翌日には開き始めました。更に2日後、花弁は6枚で長さ4~5cm、質が厚く、ロウを塗ったような光沢があります。花の内側に紫褐色の斑点があり、奥にメシベとオシベがあります。10月下旬、花は数日持ち、開花中は玄関前に出しますが、定位置は自宅北側の山草棚で、剝がれはありますが、今年は多く開花しました。花のア...鉢植えのホトトギス(6)「キイジョウロウホトトギス」
内視鏡検査のため、半日病院に缶詰状態だった翌日、晴れ渡った空の下、近所を散策した。見慣れた風景だが、とても幸せに感じた。自分の脚力で、好きな方向へ思うままにどこまでも歩いていける。こういうことがいつまでも続くわけではないことを、西オフィスでの親のサポー
初めましての花と小さな実 そして 区別がつかない小菊 寺家ふるさと村にて
横浜市にある寺家(じけ)ふるさと村、日が経ってしまいました。十月末の様子です。木立の中を歩いていて出会った直径2センチほどの小さな花、初めて見ました。図鑑...
「イワシャジン」(岩沙参)は、キキョウ科の多年草で、関東や中部地方の一部で、山地の岩場に自生が見られます。鉢植えでたくさん咲いた時がありましたが、その鉢が枯れ、他の2鉢に自然実生で育った株が、今年も開花しました。10月中旬、酷暑の中で、すでに葉が枯れてきましたが、細い茎に蕾が3個育ちました。10月下旬に咲き始め、その2日後には3輪が開花しました。別の鉢では、長い花柄で枝垂れて咲きました。10月下旬の咲き出しです。その6日後、翌日には、3輪揃って咲いていました。他の鉢で咲いた「イワシャジン」
台湾系ホトトギスの園芸種「松風」は、白地にあずき色の大きな斑紋が入る花です。5号深鉢植えで、草丈20~30cm、10月上旬に開花しました。10月中旬の花、10月下旬に咲いた花、花茎先に1輪ずつの開花でした。鉢植えのホトトギス(5)「松風」
「キバナノツキヌキホトトギス」は、宮崎県のみに自生し、渓流沿いの崖地に生育しているそうです。葉腋に黄色い花を1つずつ、上向きに咲かせます。過去にはたくさん開花した鉢植えですが、市街地の酷暑の中で、昨年に続き蕾が育たず、1個だけの開花でした。5号深鉢植えで、茎は直立せずに枝垂れます。葉は互生し、葉の付け根は茎を抱いて合着し、茎が葉を突き抜けるようになります。花径4cm程で、黄色い花弁は6枚、紫の斑点をもちます。5日後の10月下旬、花弁もシベも強く反り返って、花の終盤を迎えました。鉢植えのホトトギス(4)「キバナノツキヌキホトトギス」
箱根ガラスの森美術館↓からの続きです。仙石原のススキ草原に行きました。おひさまきらきらススキもきらきらさわさわざわざわ風になったひととき心も深呼吸この後 ...
「フジバカマ」(藤袴)はキク科の多年草で、秋の七草の1つとして万葉の昔から親しまれてきました。散歩コースの1つ、信濃川支流の栖吉川堤防から1株引き抜いて、空き地に植えたまま放任し、大株になりました。茎先に径5mm程の小花を、10cm前後の房状に多数咲かせます。9月上旬、たくさん蕾を着けて、咲いてきました。住宅跡地の果樹と菜園の境で、南が駐車場、西が道路で、日当たり良い場所です。9月中旬の花と葉、葉が3裂するのが特徴です。9月下旬、放任したら、草丈は2mを越えました。自宅庭のススキや萩は6月上旬に切り戻していますが、採取した堤防も草刈りをしていました。アサギマダラはまだ見てないですが、アカタテハが吸蜜中です。花期が長く、10月下旬でも咲いていました。近年になって、自宅庭北西隅のアケビとサネカズラの株周りで、...秋の七草(4)「フジバカマ」
台湾系ホトトギスの黒花ホトトギスで、花に入る斑点模様が大きく広がって、花色が赤黒く見えます。「大黒天」はT種苗での品種名です。10月上旬、最初に咲いた花です。10月中旬、次々と開花してきました。4号深鉢植えで、草丈は20cm余りです。10月下旬、花の終盤です。鉢植えのホトトギス(3)黒花の「大黒天」
「ヤブラン」は東アジアに分布する、キジカクシ科の多年草で日本各地の林床などに自生します。園芸種の「フイリヤブラン」を庭植えしています。9月中旬から、小さな紫色の花が咲き始めました。9月下旬、40cm前後の花茎を伸ばし、たくさんの蕾を着けています。紫色の6弁花は花径7mm程で、一斉には開花せず、ポツポツと開いています。10月初めの花、雌しべ1本に雄しべ6本あります。ヤブランは花後には黒い実を着けるのですが、この斑入り葉園芸種は、実が着いたことがありません。庭の「フイリヤブラン」
実家の庭の糸薄(いとすすき)と杜鵑草(ほととぎす)こちら↓の続きです。↑では杜鵑草は一本、糸薄の葉は少しでしたが摘んで帰ったものを全部一緒にして生け直すと...
台湾原産のホトトギスは、の本の自生種に比べて強健で、交配により様々な品種があります。「白秋」(はくしゅう)は、その1品種で、白地に紫の斑点が入る花を、9月から現在まで咲かせています。9月中旬の咲き始めです。花茎は3cm程、外花被片の下には、距(きょ)という球形の膨らみがあり、中に蜜があります。腺花弁は6枚(幅広の外花被片3枚と狭い内花被片3枚)雄しべは6個、雌しべの柱頭は3裂し、先が更に2裂し、小さな玉のような腺状突起があります。9月下旬の花、7号深鉢植えで、草丈は25cm程です。10月上旬、10月中旬です。開花時は玄関前で日に当たるので、葉に傷みが出ますが、今も名残り花が咲いています。鉢植えのホトトギス(2)「白秋」
宿根ヒメヒマワリ「ロドンゴールド」は、キク科の多年草です。北米原産で、濃い黄色の八重咲花です。南庭のシモクレンと花梅の樹下から西側に繁茂し、強健で、長期間咲き続けます。6月下旬から咲き始めました。まだ花弁数が少ないですが、7月下旬に咲いた花、花弁数の多い鮮やかな八重咲です。8月上旬、葉を食害されていますが、犯虫は?8月下旬、9月上旬、斑入りヤブランや、ニラの花が混在しています。9月中旬、ハナトラノオとも共演し、9月下旬の花、画像はないですが、10月中もポツポツと咲き続けました。庭の宿根ヒメヒマワリ「ロドンゴールド」
「ホトトギス」(杜鵑草)はユリ科の多年草で、花にある斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様に似ている事から名付けられました。東アジア原産で、19種のうち日本に13種(10種は日本固有種)、所山野の林下や崖や傾斜地など、日照の少ない所に自生します。「タカクマホトトギス」(高隈杜鵑)は黄花ホトトギるの亜種で、九州大隅半島の湿った岩場に自生します。夏は日陰で涼しく育てないと葉焼けし、異常な酷暑であった今夏、8月には、茎先に蕾を着けたまま、葉の全てが枯れてしまいました。花を諦めていたところ9月末になって、蕾が開いてきました。花弁には小さな赤褐色の細点があります。レモンイエローの清楚な花ですが、玄関前に移動して陽にあたり、全開する前に閉じてしまいました。来春の芽出しを祈るしかありません。鉢植えのホトトギス(1)「タカクマホトトギス」
「ツユクサ」(露草)は、ツユクサ科の1年草で、朝咲いた花が午後には萎みます。庭に勝手に生えてきたもの、一部を自然に任せています。青い花は花径1.5~2cm、花弁は3枚で、上の2枚が青く大きい。下の1枚は白く小さく目立ちません。花後に雌しべを長い雄しべ2本がクルクル巻いて、自家受粉します。花の青い色素は着いても容易に退色するので、染め物の下絵を描くのに用いられたそうです。青く美しい花、顔を連想させるような、造形の妙を感じます。8月下旬の花です。雌しべが1本、雄しべは6本ですが、長く伸びた2本が花粉を出し、残り4本は黄色く目立つが花粉を出さない仮の雄しべです。蕾を保護する苞葉から、2花咲くものもあります。中には雌しべの無い花もあります。9月上旬の花、小さなホソヒラタアブがやって来ました。9月中旬、草丈を伸ばし...庭の「ツユクサ」
「タンジー」はキク科の多年草で、ハーブの1種、原産地はヨーロッパ~中央アジアです。和名はヨモギギク、舌状花が無く、ヨモギに似た香りがあります。玄関の右手前、リンゴの樹の脇に植えてあります。草丈が130cm程に伸び、たくさんの黄花を咲かせ続けます。7月から咲いていて、画像は8月初めです。シダに似た切れ込みのある緑の葉には香りがあり、径1cm程の丸いボタンのような黄花が庭を明るく彩ります。9月下旬の花のアップ、傷ついたシジミチョウが休んでいます。富士リンゴが色付いてきた、10月上旬です。10月中旬の花、現在も名残り花が咲いています。庭の「タンジー」
「多摩の雪」は岩ギボウシの1種で、東京都奥多摩で発見されました。花茎が短く、コンパクトに整った姿が美しく、鉢植え向きで、6号深鉢植えで、鉢いっぱいに株が増殖しています。純白の花で、開花期が遅く、9月下旬から10月下旬にかけて咲きました。9月中旬に伸び出した花芽です。酷暑の夏に葉枯れがひどく、開花は望めないと思ってましたが、9月下旬に、10cm程の花茎の下から順に、咲き始めました。10月初め、別の株元でも、葉が全て枯れた株元からも、花芽が出てきました。その3日後、更に4日後、10月中旬の花、遅れて出てきた花芽が、下旬にかけて咲き続けました。鉢植えのギボウシ「多摩の雪」
きょう二件目の投稿です。実家の庭の糸薄(いとすすき)と杜鵑草(ほととぎす)を竹の器に。通り過ぎる風が見えるでしょうか・・・。実家の庭の杜鵑草はまだまだつぼ...
いつのまにかベランダのヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)が秋色になりました。おひさまを浴びて つやつやぴかぴか実を蒔いたらプランターでぐんぐん育って房を四つ...
熱帯スイレンの原種は、東南アジア・アフリカ・南米などの熱帯地域に自生し、屋外では日本の冬を越すことが出来ません。青や紫の花色は温帯睡蓮には無く、熱帯種にしか存在しません。小さな容器でも栽培できる品種を、睡蓮鉢で育てていますが、植替えと施肥をしてないので、開花は2鉢だけでした。「ティナ」という品種と思われる1鉢です。7月末~8月上旬にかけて咲きました。開花1日目は、花の中心に黄色い大きな雌しべが見えます。朝開いて、午後3時過ぎに花弁を閉じます。開花2日目は、雄しべがドーム状になって雌しべを覆います。開花3日目、固まっていた雄しべが少し開き気味になります。3日間、開閉を繰り返して、花を終えます。熱帯スイレンの花(1)
きょう二件目の投稿です。小さな秋のリースを壁にかけました。この時のものです↓。トキリマメとアマチャヅル、どちらもドライになっています。壁にかけたらなかなか...
柿生にある浄慶寺、こちら↓の続きです。柿の木のある風景。遠い遠い日にどこかで見たことがあるからでしょうか懐かしさが辺りに広がります。野の花のやさしさに心が...
秋咲きの桜に出会えました。春の桜のように華麗ではないけれどふんわりやさしい風を運んでくれるような静かな佇まいです。十月桜?秋に咲く桜には冬桜、四季桜などい...
「イワタバコ」(岩煙草)はイワタバコ科の多年草で、葉がタバコの葉に似ていて、若葉は山菜として食用にもなります。本州以南の山地に分布し、湿り気ある岸壁などに群生します。花期以外は、日陰になる北側の山草棚に置き、雪下越冬します。5号浅鉢植えで受け皿に水を入れて、長年維持しています。花径1~2cmで、紫色の花弁が5裂し、反り返ります。9月中旬、10cm前後に花茎を伸ばして、咲き始めました。その2日後です。更にその翌日、9月20日です。9月下旬、9月末の開花姿です。10月初め、遅れて伸びてきた花茎の終い花です。鉢植えの「イワタバコ」
「ハナトラノオ」(花虎の尾)はシソ科の多年草で、茎が角張っているので、別名カクトラノオともいう。北米原産で、大正時代に観賞用として渡来しました。ピンク・白・紫などの花色があり、繁殖力が強く、地下茎や実生で庭のあちこちで咲いていました。秋にピンクの花が、四方に規則正しく並んで咲きます。8月末から9月上旬に咲き始めました。9月中旬、南庭の塀際で、菜園に行く通路脇で、(黄花は姫ヒマワリのロドンゴールド)東庭の塀と大石の隙間でも、9月下東庭の池脇で、毎年、ホシホウジャクが吸蜜に訪れるのを撮ったのですが、今年は一度夕方に出合っただけで、撮影できません。花は下から上へと咲き上がって、咲き終えました。最後に、筒状の花の開口部をアップで、実生でも殖えるので、花後の花茎は全て切り取りました。庭の「ハナトラノオ」
JAの花コーナーのコスモスとセンニチコウ(千日紅)それぞれ一束ずつ、籠に摘んだように生けました。束の中にはセロシアとダリアも。ダリアはうつむき加減。コスモ...
「ミズヒキ」(水引)はタデ科の多年草で、北海道~沖縄の林中・林縁に自生する野草です。紅白に見える小花が、祝儀に使われる水引に似る事が名の由来です。鳥が運んできたものか?、勝手に庭に芽生えたものですが、草姿に風情を感じ、庭の通路脇などで群落を維持しています。8月、草丈20~数10cmの茎頂や葉腋から、長さ20~40cm程の花穂を伸ばし、小花を疎らに着けます。9月中旬、蕾から開き始めた様子です。9月下旬の花です。花弁は無く、花弁に見えるガクが、4つに裂けて開きます。上半分が赤色で、下半分は白色です。受粉が済むと、ガクが閉じて、雌しべの花柱が伸び出て、先がカギのように曲がります。9月末の花、10月初めの終い花です。10月中旬、花が終え、種子が出来ます。種はヒッツキ虫で、鈎状に曲がった雌しべの柱頭が、動物の毛など...庭の「ミズヒキ」
「オミナエシ」(女郎花)は、オミナエシ科の多年草で、古くから親しまれてきた秋の七草の1つです。北海道~九州、中国~東シベリアに分布し、日当たりの良い山野の草地や林縁に自生します。庭の南西、サルスベリの樹下で、キキョウの隣に株を植えました。8月~10月にかけて、茎先に黄色い小花を多数咲かせました。8月初め、蕾から咲き始めです。数10cm伸ばした茎の上部で分枝し、花茎の先に集散花序を出し、(隣家が外壁の工事中で、背景が黒くなっています)6日後の8月上旬、開花数が増えてきました。花径3~4mmの合弁花で、花冠が5裂し、雄しべ4個と雌しべ1個。8月中旬、一斉に咲くのではなく、次々と新たに蕾を着けながら、咲き続けているようです。8月下旬です。9月上旬、庭で育ったアマガエルも一緒に、9月中旬、咲き終えたた花が実を結び...秋の七草(3)「オミナエシ」の花
お元気ですか秋ですよ色づいた葉と小さな実のナツハゼ(夏黄櫨)ススキ(芒)の穂にかくれんぼ風に揺れる小さなハギ(萩)さわさわ 秋の歌が聞こえますここは都心の...
実家の庭のホトトギス(杜鵑草)、去年ご近所さんからいただいて植えたものが、一本だけ花を咲かせていました。紅白のミズヒキ(水引)と一緒に持ち帰って一輪挿しに...