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目を動かすことを「眼球運動」と言います。 眼球運動が苦手だと、次のような学習の苦手さにつながります。 ①国語の文章の音読で読み間違える ②国語の文章の音読で、文末を適当に読む(勝って読み) ③黒板を写し間違えたり、写すのに時間がかかる ④漢字の細部を覚えられない ⑤算数の筆算で計算間違いをする ⑥球技などの運動の苦手さにつながる ⑦手先の不器用さにつながる ⑧学習に集中出来ない。落ち着かない。 また、形をとらえる力(視覚認知)は眼球運動をもとに発達するため、眼球運動が苦手だと、発達を阻害しかねません。 そこで、ものすごく簡単なチェックの方法をお伝えします。 上記写真のような、たて、よこ10㎝ぐらいの線を引いて頂き、お子さんに中心に印をつけてもらいます。 もし、印が中心がずれる..
今回は遊び感覚でできるビジョントレーニングを2つ紹介します。 5円玉たたきゲームです。5円玉を、30~40㎝ぐらいのヒモを結びます。 それを、顔の正面で30㎝ぐらい離してゆらし、割り箸などの棒でたたいてもらいます。 その時に、5円玉に対してまっすぐ、素早く振り切るように指示して下さい。 (ナナメにしたり、5円玉の進路で止めてしまうと、実際には外れていても当たってしまいます)。 これは、ゆっくり動くものを目で追う、追従性眼球運動のトレーニングです。 当たると、「チリーン」といい音がなり、子どもはまたやりたいと言いますよ! もう一つは、紙コップを使用した、スーパキャッチゲームです。 床にバウンドさせたスーパーボールを進路を予想しながら、紙コップでキャッチします。 難易度はバウンドさせる強さや、角度で調整できます。最初の5円玉たたきより、難易度は高いです..
眼球運動トレーニングを動画で解説 → 眼球運動 1日3分 文章を読むときに、大きく頭を動かしながら読んだり、文字や行を飛ばして読んだり、文末を勝手読み(適当に文章を作って読んでしまう)をする子はいませんか? もしかして眼球運動が苦手なのかも知れません。 眼球運動の苦手さは、単に目だけの問題ではなく、学習面はもちろん、注意・集中の難しさや、ボディイメージの形成の未発達などの要因の一つとなります。 上郷個別教室GIFTでは、視覚認知の簡易検査を行い、必要に応じて視覚認知トレーニングを実施しています。 これはGIFTのオリジナルではないのですが、跳躍性眼球運動のトレーニングツールの一つとして使用しています。 跳躍性眼球運動とは視線を次の視点へ、すばやくジャンプさせる動きです。 文章の単語に焦点が合うのも、行が変わっ..
眼球運動トレーニングを動画で解説 → 眼球運動 1日3分 今回紹介するのはビジョントレーニング。 目の動きが悪いと、読み間違え、写し間違え、疲れやすく、集中力が続かない原因になります。 ビジョントレーニング1,2は、ケシゴム付き鉛筆があれば、毎朝3分で効果があがります。 <固視のトレーニング> 固視は静止したものを物をじっと見る眼球運動です。 これができないと、視線が安定せず、黒板や教科書を見ても疲れてしまいます。 これを確認するには前述の道具(指標)を1本、使います。 子どもの顔から30センチほど離して手で隠したり見せたりします。 10秒間、視線がそれないのが目安です。 <両眼視のトレーニング> 子どもの顔から、40cmほど離し、鉛筆をゆっくり顔(両目の間)10cmぐらいまで近づけます。 この近づけたり、遠ざけたりを繰り返します。 子ど..
発達障害にねむる天才性を目覚めさせるマイスター 内田雄二です。 勉強しているお子さんに、こんな様子はないですか ①集中力がない、すぐ疲れる ②文章を読み飛ばす、適当に読む ③写し間違える、ケアレスミスが多い もし、そうなら、「目の動きが苦手」かも知れません。 でも心配いりません! 次のトレーニングをすれば大丈夫です! 目の動きのトレーニング方法はこちら → 眼球運動 1日3分 <もう少し詳しく知りたい方> よく教育現場で、落ち着きがない、集中力がない子がいると、その子はADHDかも知れないという話が出ます。 しかし落ち着き、集中力がない原因は他にもあるかも知れません。例えば、睡眠不足、悩みなどのメンタル的な原因、授業が分からないなど・・・。 また、実際にその子の特性にADHDの要素があったとしても、これらが更に、その子の状況を困難にしている可能性..
お子さんはちゃんと両目で見れていますか? 片目を中心に見るクセがついていると、目が疲れやすいので、集中力が続かなかったり、読み間違えたり、姿勢が崩れる原因になります。 また、目も悪くなります。 ブロックストリングは、両方の目を使って見る(両眼視)をトレーニングするものです。 また、両目で見れているかのチェックもできます。 ちなみに、スポーツでは距離感をつかむのがとても重要なのでよく使われます。 また、両目で見れていないと不器用さの原因になります。 百円ショップで集めた材料ですぐ作れますよ! <両眼視ができているかチェック> まず、ひもの先端を目と目の間から、まっすぐ前に伸ばします(お母さんがひっぱってあげてください)。 次に、写真のものの例にするなら、真中のピンクのボンボンを見ます。 その時に左右均等なバッテン(Xのように)に1本のヒモが2本に見えるなら、..