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【感想】(ネタバレあります) 加藤健一事務所公演「グッドラック、ハリウッド」の感想です。 とても面白かったです。初日から何回か観ましたが、観る毎に感じることがちがったり発見があったりしました。まずボビー(加藤健一)のことから書きます。 暗転から明かりがつくと、ボビーは机の上にのって梁にロープをくくりつけている。異様なシーンなんですが、ボビーの姿が絵になっていて格好いいな~と思ってしまいました。そこへデニス(関口アナン)が偶然入ってきます。二人の会話が面白かったです。世代のちがいも感じました。 9年間映画を撮っていないボビーは仕事をしたくて仕方がない。ボツになった自分の台本をデニスの名前で売り込もうとします。売り込みは成功したけれど、ボビーが監督をするという条件は却下されデニスが監督をすることに。仕方なくボビーはデニスに毎日こっそり指示を出し裏で監督することにします。もしこれが上..
加藤健一事務所vol.114 「グッドラック、ハリウッド」 作:リー・カルチェイム 訳:小田島恒志 演出:日澤雄介 CAST:加藤健一 関口アナン 加藤 忍 STAFF 美術:乘峯雅寛 照明:古宮俊昭 音響:秦 大介 衣裳:竹原典子 ヘアメイク:馮啓孝 舞台監督:畑﨑広和 上演時間:2時間(休憩なし) 【あらすじ】 とあるオフィスのスプリンクラーから垂れ下がった、先に輪のついたロープ。そして机の上に立つ男。偶然入って来た若い作家のデニス(関口アナン)がハリウッドに来て早々に出会った不審なその男は、過去に大成功を収めた憧れの名監督で脚本家のボビー・ラッセル(加藤健一)だった。しかし今、ボビーの脚本を映画会社は受け入れてくれない。求めているのは質の良い脚本でも、監督の実力でもない。デニスのような「トレンドに乗った人間」なのだ。 この衝撃的な出会いをきっかけに、新旧..
明日3月29日、加藤健一事務所公演「グッドラック、ハリウッド」初日です。 今日は場当たりと舞台稽古だそうです。 加藤健一事務所公式LINEに友達登録すると、出演者の方のボイスメッセージが聴けますので、ぜひ聴いてみてください。 加藤さんはいい初日になりそうって話されていました。きっといい初日になると思います。ワクワクしています。初日終演後のイベントもあるそうですよ。 SPICEのインタビュー(日澤雄介さん、小田島恒志さん、加藤健一さん、加藤忍さん、関口アナンさん)によると、日澤さんは役者の持ち味を引き出す演出をされるそうです。どんな加藤さん、忍さん、関口さんが観られるのかとても楽しみです。 小田島恒志さんの「グッドラック、ハリウッド」の原題「Slouching toward Hollywood」の解説も面白かったです。お芝居の内容が少しわかるインタビューなので、何も知らずに観た..
加藤健一事務所公演「グッドラック、ハリウッド」の出演者である加藤健一さん、加藤忍さん、関口アナンさんのインタビューがカンフェティ4月号に載っていました。こちら。 インタビュー、とても面白かったです。加藤さんがこの戯曲を上演しようと思った理由を話されていました。忍さんや関口アナンさんの言葉からもこのお芝居がどんな感じなのかわかってきました。人の心の扉のうち、優しい方の扉をノックしてくれる作品のようなので安心しています。 加藤さんは、幼稚園のお遊戯場のようなお稽古場を作って、人と人の壁をなくしていきながらお芝居を作る方が好きだそうです。今はお稽古中ですが、楽しくお稽古が進んでいるかな? 関口さんがおしゃれなアメリカンジョークのような戯曲だと話されてました。小田島恒志さんの訳も楽しみ。インタビューを読んで、ますますお芝居を観るのが楽しみになってきています。 ***********..
昨日2月14日から加藤健一事務所公演「グッドラック、ハリウッド」のお稽古が開始されました。良い感じの集合写真がバックステージレポにUPされています。 稽古初日には翻訳者の小田島恒志さんの戯曲の言葉の解説があったそうです。 外国ならでは表現や時代背景などでその言葉の持つ意味って変わってきますよね。原作者のリーカルチャムさんとも交流のある小田島恒志さんの解説ってお芝居を創っていくのにとても大切だろうなぁと思います。 ジェネレーションギャップや世代交代の悲哀をコメディ仕立てにしたお芝居だそうです。日本で上演されたこともあるけれど、私は観たことがなく戯曲も読んでないので、どんなお芝居なのかわからないけれど、加藤健一事務所のお芝居は苦みだけでなく、温かさも感じさせてもらえると確信しています。 チケットが発売になって、お稽古が始まると、いよいよ動きだしてる!って実感できます。とても楽し..
加藤健一事務所から「グッドラック、ハリウッド」のDMが届きました! 加藤さんからのメッセージが毎回楽しみです。今回は毎日劇術賞の受賞のメッセージも同封されていて、とても嬉しかったです。今回から加藤健一事務所のHPからも見ることができるので、ぜひ読んでみてください。こちらです。 いよいよ2月12日(日)から「グッドラック、ハリウッド」の前売りが始まります。 【あらすじ】 とあるオフィスのスプリンクラーから垂れ下がった、先に輪のついたロープ。そして机の上に立つ男。 偶然入って来た若い作家のデニス(関口アナン)がハリウッドに来て早々に出会った不審なその男は、過去に大成功を収めた憧れの名監督で脚本家のボビー・ラッセル(加藤健一)だった。 しかし今、ボビーの脚本を映画会社は受け入れてくれない。求めているのは質の良い脚本でも、監督の実力でもない。デニスのような「トレンドに乗った人間..