「第一官律名義弁」其三十一(釈雲照律師『緇門正儀』を学ぶ・31)

「第一官律名義弁」其三十一(釈雲照律師『緇門正儀』を学ぶ・31)

ということで、もう10回以上、釈雲照律師『緇門正儀』の「第一官律名義弁」の内容を見ている。なお、これは【1回目の記事】でも採り上げたように、「今略して、僧に位官を賜ひし和漢の官名、職名及び初例を挙示せん」とあって、職名の意味というよりは、任命された最初の事例を挙げることを目的としているようである。よって、この連載では、本書の内容を見つつ、各役職の意義については、当方で調べて、学びとしたい。現在は日本の役職となっている。そこで、以下は「有職」という項目になる。いわゆる「有職故実」に用いる場合の意味ではあるまい。何だろう?調べると、「有職」には学者の意味もあるようなので、それかな?一凡僧一擬講一已講『緇門正儀』16丁表これらは、項目名のみあって、本文が無い。ただ、「凡僧」については以前、【「第一官律名義弁」其...「第一官律名義弁」其三十一(釈雲照律師『緇門正儀』を学ぶ・31)

2024/12/28 08:27