メインカテゴリーを選択しなおす
ご覧いただきありがとうございます。 「家から5分の旅館に泊まる」を読んでいます。 「疲れた。もうなにもしたくない。」と言いながら、無性にどこかに行きたくなる。 体力が続かず、旅先の郷土料理を食べまくることもできそうになく、 「ああ、疲れた」と心の中でつぶやいてばかりの、低調な旅。 旅先で出会う何かに心が癒されるとか、元気になるとか、 そんな自分勝手なことを期待しているわけではなく、知らない土地を歩くことで、 そのあいだだけは、自分自身のことを考えずにすむのかもしれない。 ただ、見ているだけ、聞いているだけ、 歩いているだけの存在になれるような気がするのだ。 そしてその行先は、何も遠い地に限らな…