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円覚寺はJR横須賀線の北東側にあるというイメージが強いですが、実は県道21号線(旧・鎌倉街道)の南西側までが円覚寺の境内で、大本山円覚寺とある寺銘碑と五重石塔が総門正面の参道入口両脇に建っています。 1910年に県道21号線が開通し横断歩道付近が、関東大震災で倒壊した「北外門」があった場所で、参道の両脇が白鷺池(びゃくろち)となっています。白鷺池の名前の由来は、開山・無学祖元が鎌倉に来た際に、鶴岡八幡宮の八幡大神が白鷺となってこの池に舞い降りたとの説話によります。 石橋を渡って、1888年に境内を横切ることになったJR横須賀線の踏切を渡れば、総門前の石段下に出ます。山号は瑞鹿山(ずいろくさん)と白書された扁額は、数々の天災を免れてきたもので、15世紀に在位された後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の御宸筆とされています。 画像はフォトムービーでもお楽しみください..