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日本の人口は1億2475万2千人、世帯数は5822万世帯、その中で金融資産保有額(預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険、年金保険など)が5億円の超富裕層が9万世帯、1億円以上5億円未満の富裕層が140万世帯、合計で149万世帯が日本の富裕層の実態である。(2022年の調査データ) 2017年の5年前と比較してみると5億円超の超富裕層は7.3万世帯、1億円以上5億円未満の富裕層は114万世帯と5年間で富裕層がが増えている。 これは週刊東洋経済の「富裕層のリアル」から抜粋したデータである、2%とはいえ金持ちと言われてる人が多い、さらに東京都に限ると超富裕層が250人、富裕層が29万人もいる、これは世界の都市でニュヨークに次いで第2位である。 本書では国内150万世帯受難の時代と書かれており、内容は富...国内富裕層150万世帯受難の時代というけれど
現在65歳以上の高齢者3627万人の内900万人、約25%、4人に1人が働いてる、毎年増えており10年前の571万人と比べると1.6倍である、年齢層別では65歳~69歳で2人に1人、70~74歳では3人に1人、75歳以上では10人に1人が働いてる。 定年後働かないでいると社会に居場所のなさを感じ疎外感に襲われる人、一方生きがいのため、社会参加と働く意欲の高い人、生活のため働かざるを得ない人、人それぞれかもしれないが国が高齢者雇用を推進してることが増えてる要因であることは確かである。 そして現実問題として高齢者の6割が10万未満の年金しか受給してない、また貯蓄にしても一部の富裕層がいるものの約4割の世帯の貯蓄が500万円以下という実態を考えると、生きがい、社会参加よりも生活のため、将来の不安のため働く人が多...65歳以上の労働者900万人!
70代の半数以上の人は仕事をリタイヤして老後生活を送っている、収入の約7割は年金収入、そして将来の不安として健康、お金と答える人が圧倒的に多い。 実際70代の金融資産(二人以上世帯)を調べてみると平均値は1230万円、中央値(資産の低い順に並べて丁度真ん中にくる値)では1000万円である、それでも金融資産非保有が18%、5人に1人が預金もない状態である、それなのに中央値の1000万円は高い、それは一部の富裕層(約2割)が全体の数字を押し上げているからである。 実際お金があれば不幸を回避できることは確かである、老親の介護の問題、自分や配偶者の介護の問題、家のリフォームの問題など70代にとってお金は減ることはあっても増えることはない、実際悠々自適といわれる2割の富裕層を除くと70代はお金の不安を感じていること...70代はお金の不安を感じている
現在年金生活を送ってる人たちの中には30代40代の時は中流と思われる暮らしをしていたものの、齢を重ねるにつれどこかで思わぬ誤算が生じ、生活苦に陥っているケースがある、それは本人だけなく親の問題、子供の問題も深く絡んでいる。 本人の問題としては会社の倒産、リストラ、離婚、親の問題としては介護、親と同居したものの親が無年金のため医療費、生活費の負担増、子供の問題としては無職もしくは非正規のため生活費の援助をしてる、離婚した娘が幼い子供を連れて同居したため生活費の負担増等である。 いずれも想定外といえるものである、そして本人に共通してるのは低年金、預貯金が少ない、賃貸住宅に住んでる、住宅ローンの残債がある等どれかに該当してる、そのため65歳を過ぎても働かざるを得ないという状況に陥ってる、こう見ると高齢者がお金持...年金生活者にとっての思わぬ誤算