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掃除婦のための手引き書/すべての月、すべての年 ルシア・ベルリン
こんにちは、長浜奈津子です🌸本が家に届く___いつの間にか本屋さんの、分類分けされた本棚の前に立つことは少なくなった。でも専門書や洋書が充実している本屋さんがあると、ふらっと入ってしまいます。…それは、誰でもそうかな。本が家に届いた。絵本や、洋書、詩集など、Kindleを入れると8冊くらい。レッスンのための5冊、あとは自分のための3冊。私はあまり読書家ではありません。そういう人はいつもカバンやテーブルやベットの枕元に、読みかけの本があるイメージです。10代の頃はあれこれ読み、気に入った詩集や文庫本は何度も読んで、机に飾っていましたが___今は必要がある本を読む人になってしまった。__のんびり本を読む時間もあまりとれない。といっても、皆さんの朗読作品は読みこむので、読んでいないわけでもなく、きらいではない。...掃除婦のための手引き書/すべての月、すべての年ルシア・ベルリン
週刊 読書案内 ルシア・ベルリン「掃除婦のための手引書 ルシア・ベルリン作品集」(岸本佐知子訳 講談社文庫)
100days100bookcovers no87 87日目 ルシア・ベルリン「掃除婦のための手引書 ルシア・ベルリン作品集」(岸本佐知子訳 講談社文庫) 遅くなりました。SODEOKAさんが採り上げた川端康成『雪国』からどう接続し
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 知る人ぞ知る優れた短篇作家、アメリカで守られ続ける文学の秘密、など幾つもの肩書きを持つルシア・ベルリン(1936-2004)ですが、世界的な評価を受けるに至ったのは、つい最近の2015年になってからでした。 父の仕事に合わせて転々とした住居、生まれつきの脊椎側彎症(背骨が横にS時に湾曲)、内向的な性格による嫉みといじめの被害、貧困層と富裕層の双方を経験、祖父からの性的虐待、掃除婦や救急救命看護師や電話交換手といった多くの職場経験、母と叔父はアルコール中毒者、本人もアルコール中毒者、デトックス成功後に刑務所で囚人相手の教師、三回の結婚と四人の息…