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『バラキ』(72)(1974.4.6./13.土曜映画劇場)マフィアの準幹部ジョゼフ・バラキ(チャールズ・ブロンソン)は、組織に欺かれて殺されかけたことから、FBIに組織の内情を告白し始める。彼は、いかにニューヨーク5大ファミリーの抗争劇に関わっていったのか。コーザ・ノストラの血で血を洗う実情が明らかになる。ピーター・マーズのノンフィクションを原作に、ディノ・デ・ラウレンティスが製作、テレンス・ヤングが監督した。ブロンソンとリノ・バンチュラの渋さも見どころだが、『ゴッドファーザー』(72)のニーノ・ロータ同様、リズ・オルトラーニ作曲の哀愁漂う音楽と暴力シーンとのミスマッチが印象に残る。「午後のロードショー」『バラキ』