メインカテゴリーを選択しなおす
本の感想「金魚とミシン」現役ケアマネジャーの永井みみさんの小説
こんにんちは。アラフォー独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)* * * * *今回は永井みみさんの小説「金魚とミシン」のご紹介です。現役でケアマネジャーをされている、著者の永井みみさんは「金魚とミシン」で第45回すばる文学賞受賞を受
【本】永井みみ『ミシンと金魚』~花はきれいで、今日は、死ぬ日だ。消えていく記憶と、忘れられない痛み~
1、作品の概要 2022年2月に刊行された、永井みみのデビュー作。 第45回すばる文学賞受賞作。 第35回三島由紀夫賞にもノミネートされた。 認知症を患う女性の目線で、彼女の壮絶な人生を振り返る。 2、あらすじ 安田カケイは、認知症の独居高齢者でヘルパーとデイサービスを併用しながら生活している。 介護職員の「みっちゃん」たちに手伝ってもらいながら日々暮らしていたが、1人の「みっちゃん」から「人生を振り返ってしあわせでしたか?」と問われ、自分の人生を振り返り始める。 自分の親しい人の死も忘れながら生き続けるカケイの脳裏に介護職員の「みっちゃん」たちとは違うほんとうのみっちゃんが浮かび、壮絶な一生…
「金魚とミシン」読了と威嚇爺&テラスでビール@秋葉原、そしして金麦
「ミシンと金魚」読みました娘が勧めてくれて 介護の現場で働いていた、現場経験者だからこその、客観的な視点と、高齢者が感じているだろうもどかしさが描かれている。 〜少しずつ少しずつ年寄りになって気がついたら誤魔化しようのないくらい年寄りになっているのは、厄介者扱いした時の因果...