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イスラエル・パレスチナ戦争に関する判断を誤らないためには、やはり歴史をふり返ることが大事ではないかと思います。イスラエルの軍事行動に行き過ぎがあるというようなレベエルの非難にとどまれば、本質的な問題が見失われ、同じ過ちをくり返すことになるように思います。ふり返れば、1948年にイスラエルの独立を宣言したのは、ポーランド生れのユダヤ人、ダヴィド・ベングリオンでした。“イスラエル建国の父”と呼ばれるダヴィド・ベングリオンが、ユダヤ人国家の樹立を宣言した直後、当時のアメリカ大統領トルーマンは、世界に先駆けてイスラエルを国家承認したといいます。だから、イスラエルにとってアメリカは、建国当初から特別な国であり、両国の関係は「特別な関係」であるといわれるのだと思います。そして、冷戦時代のアメリカは、アラブ諸国に接近す...イスラエルを動かす「アシュケナジーム」の野蛮