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弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 D.87(3)/F.シューベルト/アルバンベルクSQ(1997L)
スケルツォ楽章をアルバンベルクSQで聴くと、彼らの演奏には技巧的なもの・表現的なもの共に洗練味というものを感じます。アンサンブルの素晴らしさと1997年という録音状態にも耳を奪われるのですが、同時にシューベルトにある生活感とお人好し感は少し薄められ、これが現代的洗練と呼ばれるものに近いのかな?と思う事があるのです。アルバンベルクSQのライヴ録音はハッとさせられるほど美しく整った第10番像を浮かび上がらせます...