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#みづたまるのブログ記事
  • 2022/03/08 12:49

    古代歌謡の分析1

    本ブログの「漢字の音訳が意味するもの」という記事では、漢字が音訳された時代(五世紀前半か?)には、あ行の「い、う、え」が存在しなかったと論じました。そうであれば、「魏志倭人伝」に登場した伊都国の伊も、や行の「い」だったはずです。そこで、「い」を表記する万葉仮名について、現代中国音を調べてみました。まず、『大日本国語辞典』によると、「い」を表記する万葉仮名は次の14文字でした。◆「い」の万葉仮名:伊、意、怡、肄、壹、以、移、夷、易、已、異、射、五十、膽ただし、射、五十、膽は訓読みなので、ここでは除外します。この11文字のうち、や行の「い」を表記する漢字は次の6文字とされていました。◆や行の「い」:以、移、夷、易、已、異つまり、残った次の5文字があ行の「い」を表記する漢字となります。◆あ行の「い」:伊、意、怡、肄、...古代歌謡の分析1

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