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月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲14 BL小説 部屋に戻った良太は、そのままバスルームに飛び込んだ。服を脱ぐこともせず、シャワーのコックをひねる。 ほうっと息をつくと、ボロボロボロっと涙が溢れ、止まらなくなる。 「いやだ…」 良太は小さく呷く。 「いやだ、いやだよ、俺、こんなの………工藤………!」 しゃ
小説サンプル・⑫『晴幸はそれを許せない』 ウェブ版同人サークル【voyageボヤージュ】でのユニット作品、【書生ちゃんシリーズ】第三弾は、ウェブ会誌・2023年お正月特別号に書き下ろした『晴幸はそれを許せない』この度も、【voyage】の也菜なりな いくみさんに作画担当して頂き、素敵な挿絵も併せてお楽しみ頂きたい作品となっています☆彡也菜 いくみさんその他の作品はpixivをご覧下さいね🔞成人向け作品もありますので、ご注...
《小学校三年生》 翌年、佳踊のバレエ団の練習を含む公演期間は風海の夏休みに丸被りしていた。ラッキーだ。佳踊にたくさん会える。 二重三重の意味で夏休みが待ち遠しく、夜もなかなか寝付けないほどだった。目を閉じると、佳踊が去年舞台にむけていた一心なまなざしがよみがえった。 計画通りにピアニカや朝顔の植わった植木鉢を夏休みに備えて持ち帰れるはずもなく、終業式の帰り道は荷物が歩いているのか風海が歩いているの...
月夜の猫-BL小説です 春雷56 BL小説 良太はアクセルを踏んだ。 可能な限り飛ばしてスタジオに戻った良太は、エレベーターで撮影が行われている階へ上がると、アスカの控室を探した。 「良太さん! まだ彼女でてこなくて」 ドアの前から森村が駆けよって小声で言った。 「アスカさん何か言いました?」 「ああ。鍵かけて
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人8 BL小説 「マスコミを騒がせるばかりが能じゃないだろ? 今、付き合ってるヤツいないんなら、この際、元の鞘におさまっちまえよ?」 「川西くん、京助くんがモテ過ぎるからひがんでるんだよね~」 「いや、ひがみたくもなるって、ちょっといいなって思った子がいても、京助見るともうきゃ
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲13 BL小説 土曜の夜、良太は重い足を引きずりながら土方のマンションの前に立っていた。 覚悟を決めてやってきたのだが、土方がドアを開けたところで、「広瀬くんやないか」という声に、良太は怪訝な顔で振り返る。 「え……千……小林先生…?」 千雪と言いかけたが、眼鏡をかけ、
ぎこちなく、なぜかすこし気まずい沈黙を破ったのは風海だった。「佳踊」「なに?」 ぶすっとふてくされた声で佳踊がこたえる。「僕のこと、忘れないでいてくれてありがとう」と風海が言うと、佳踊がこくんとうなずいた。への字に結んだ唇をほどいて、「僕も」と言う。「僕も、風海におなじことを思ってる。覚えていてくれて、ありがとう。友達だって言ってくれて、ほんとうにうれしい」 その佳踊の言葉は風海の心をくすぐった...
月夜の猫-BL小説です 春雷55 BL小説 「あんなあ………、言うても遥か昔のことやろ。しかも勘違いとかの問題やで?」 千雪は言った。 「だから、千雪さんは何も………。要は工藤さんがってことだし。人の思いなんて他人がどうこうできないんだし」 「やから、工藤さん、今大事にしとるんは良太やで? 前に俺がどうとか言う
食事会のメニューもギョウザメインの中華に決まった。こりゃあ楽しみだぜっとオレは思ったけど、灰谷的にはどうなんだろうな。 「そうだ、おかず足りた?」母ちゃんが聞く。「あ~灰谷が唐揚げバクバク食うからさ~」とオレがボヤけば、「ウマいからな節子の唐揚げ。世界で一番ウマイ」灰谷がさらりとつぶやいた。「もう~灰谷くんったら~」母ちゃんの顔がパッと耀く。 もう~そういうとこ。そういうのを、たらしてるって言うんだぜ。 「早くお婿に来て来て~」「じゃあ高校卒業したら」小さく笑いながら灰谷が返す。 おっ、灰谷がノッた。 「来て来て~。マコ、あんたからもお願いして」「だからマコやめろって。なあんでオレがお願いすん…
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲12 BL小説 「おう、千雪か、元気か?」 電話の向こう、工藤の声は何だか元気がない。 「はあ、お蔭様で」 千雪は良太のことが気になってかけてみたのだが。 「何だ? お誘いならいつでもOKだぞ」 「またそんなことゆうてると良太に愛想つかされますよ」 しばしの沈黙があった。
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人7 BL小説 何でこうなるんや! 千雪は心の中で喚いてから、立ってビールを継ぎにまわったりして、あちこちに愛想を振りまいている佐久間を睨みつける。 御茶ノ水にあるこの居酒屋は、多くの学生で溢れる中、この店の店長が佐久間の高校の先輩だというので、割と急だったにもかかわらず総勢二十
小説サンプル・⑪ 『黒い影』 フルタイム勤務でパートに出ていた頃、お留守番ばかりさせてしまった猫二匹へ、常に感じた、忍びない気持ちを織り交ぜたこの作品。投稿サイトエブリスタの、コンテストに参加してみたショートストーリーです☆彡ホラートレンドランキング最高で33位まで頂きました♡……って、ホラーじゃ無いし(笑)ジャンル選択がゴミだったよな……な小話です。 ※アイキャッチはホラートレンド33位にランクインした...
佳踊は遠くてひかるものを見るようなまなざしで舞台上を見つめている。一心な視線だった。「どうして、ロビーじゃなくてここに来るようになったの?」 小声で尋ねると、佳踊は舞台袖の暗がりのなかでまた頬を赤らめた。「……笑わない?」「笑わない」「風海が、舞台に立っている僕が好きって言ってくれたから……少しでもうまくなろうかなって」 「いい心がけだね、佳踊」と突然、背後からよく通る女性の声がして風海は飛び上がっ...
月夜の猫-BL小説です 春雷54 BL小説 「監督の話、面倒なヤツじゃなかってよかったですね」 夜間工事のために少し先が渋滞していた。 「うん。やから別にわざわざ俺呼び出さんでもええのに」 「ええ? 監督としてはやっぱ、原作者の小説を勝手に変えることに抵抗ありますよ。山根さん、そういうとこ、きっちりした人だし」
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人6 BL小説 「聞きしに勝る変人ぶり。面白いなぁ、何か、漫画の中から出てきたまんまって感じ?」 「大原です」 ぺこりと頭は下げただけで、千雪は速水は無視し、無表情で文子を見た。 深窓の令嬢とはまさしくこの人のことを言う気がした。 従姉の小夜子もお嬢様を絵に描いたようなタイプ
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲11 BL小説 外は屋内で仕事をしているのがもったいないような陽気である。 「良太、いてる?」 オフィスに顔を揃えていたアスカや嘱託カメラマンの井上俊一は珍しい来客を喜んで出迎えた。 「どうしたのぉ? ユキ」 「いや、良太に、坂本教授から預りものがあって、ちょっと寄ってみ
夢なのか現実だったのか、 それすらも曖昧で、 しあわせという言葉の意味が、 何故かひどくかなしく響く。 どうしてだろう、 なにかを忘れてきた気がするんだ。 でもなんなのか、 それがなんなのか、 わからないんだ。 何処かにあるんだろうか、 まだ何処かにあるんだろうか、 けれど何処へ行けばいいのか、 わからなくておれはずっと途方に暮れてる。 あのきんいろのひかりと、あの空の色。 どうしてこんなにも、 くるしくなるんだろう。
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人5 BL小説 「あ、先輩、みいーーっけ!」 サンドイッチで軽く昼を済ませ、ゆっくりカフェテリアでコーヒーを飲んでいた千雪のところへ、うるさい男がやってきた。 同じ宮島教授の法学研究室にいる後輩、佐久間徹である。 「先輩、まぁた携帯切ってますやろ? 色々話あったのに」 勝手に向
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲10 BL小説 それからの良太は何か吹っ切れたように仕事に打ち込んだ。 凡ミスはなくなったけれども、やはりどこか一本欠けている、そんな雰囲気を周りのみんなは感じていた。 良太がおかしいとアスカに言われ、工藤はちゃんと時間を取ろうと考えていた。 確かにたまに顔を合わせても
「風海とがんばるって約束したのに、なかなかいい役がもらえないんだ。まだまだ子どもなんだからってお父さんには言われた」「でも、今回の舞台でも出番はあるんだよね?」「うん、端役だけど……」「僕は佳踊が好き。舞台に立っている佳踊が好き」 この1年で出した結論を告げると、佳踊はすこしうなだれたまま頬を赤らめて「ありがとう」とちいさくつぶやいた。 らしくない佳踊の反応になぜかどきどきしながら風海は思う。1年に...
「灰谷く~ん。座って座って」 居間のテーブルの上に料理本やらレシピノートやらを広げた母ちゃんがソファから嬉しそうに手招きする。久子母ちゃんの婚約が嬉しくてたまらない母ちゃんは何日も前からあれこれと食事メニューの案を練っていた。 「久子さんとの食事会のこと、ちょっと相談させて」「はあ」 母ちゃんの向かいのソファに灰谷が腰を下ろす。オレは灰谷側のソファの肘掛けにケツを半分だけのっけた。 「和洋中どれがいいかしら~。久子さんはイタリアン好きよね。お相手もお好きかしら」「さあ?一度しか会ったことないんでオレ」「あら、そうなの?」「はい」「じゃあ、わからないわね~」「わからないっすね」 灰谷は気持ちいつ…
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人4 BL小説 久々、静かな週末をひとりで過ごし、月曜の朝は少しばかりまともな頭になって千雪は研究室に向かった。 小ざっぱりしたジャージの上着とスニーカーは昨日スーパーで買ったばかりだし、ズボンも洗濯をしたものだ。 ただ、本人は非常に清潔で小ざっぱりとし、最近の柔軟剤の香りも嫌
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲9 BL小説 不精髭の教授はあまり女子学生には好かれていないらしく、助教と助手は男だ。 今日は先日訪れた時にコーヒーを入れてくれた助教も出払っていて、夢中になって本と格闘していた良太は気づくと喉が渇いていた。 「何だか喉が乾きましたね。カフェテリアにでも行きましょうか」
雑踏の中、―――そう、見知らぬひとたちが行き交う、その中に居る。ゆめ。そう、これはゆめ。ゆめのなかで、おれだけが立ち止まり、人の流れに眼を凝らす。 だけどどうして、 そんな風に立ち止まってしまうのかわからない。 けれど確かに、 なにかを探している。そんな気がする。ゆめを、―――夢をみているって知っている。わかっている。けれど。 それがなんなのかわからない。 なにを? ―――なにを? おれは、・・・・・・ねぇ? 探している気がする。夢のなかで探しているずっと、 なにを? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰れを? 〈fragment〉 時折過る、音の欠片。 きんいろのひ…
月夜の猫-BL小説です 春雷52 BL小説 「まあとにかく、鴻池がその阿部を降ろして結局良太ちゃんになっただろ? それも鴻池の企みだったんだが、その時オーディション受けて、監督やプロデューサーもこいつだって決定しかけてたのが、実は天野だったんだ。スカイプロモーションも自信もって天野を売り出そうとしてたとこだった
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲8 BL小説 例え俺が思っているほど工藤は俺のこと思ってくれてないのはわかっていても、やはり裏切りのような気がしてならない。 こんな身体、誰がどうしようが構わないのだけれど、工藤に知られて嫌われることだけが気がかりなのだ。 ここひと月ほど、工藤は海外やら北海道やら九州やら
《小学校二年生》 佳踊の所属するバレエ団は、翌年の秋、ふたたび風海の父親の持つ劇場にやってきた。それを聞かされた夏のなかばからずっと、風海の心は佳踊に会えるという希望でふわふわとはずんでいた。 佳踊たちの到着の当日、弾むような足取りで下校し、ランドセルを自室においてから劇場にむかった。秋のやわらかな光がさしているロビーに足を踏み入れると、背後から「風海!」という声が背中をたたいた。心臓が痛いほど鳴...
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人3 BL小説 都内で開催された研究会に教授のお供で出席した京助は、夕方、やっと研究会が終わり、どうだね、一杯付き合わないか、という教授に、車ですし実は身内に不幸がありましてとどこぞで聞いたようなありふれた言い訳をして部屋に戻ろうと車に乗り込んで初めて、千雪のラインに気づいて慌
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲7 BL小説 男の車で連れていかれたところは、代々木上原にあるそこそこのマンションの一室だった。 閑散としているのは良太の部屋も同じだが、黒で統一された家具調度はきちんとコーディネイトしてあるのはわかる。 ベッドルームにでんと置かれたキングサイズのベッドまで黒。 げー、
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人2 BL小説 ようやく手に入れたその眠りを妨げられたのは、カーテンが開けられ、一気に日差しが部屋の中に降り注いだからだ。 麻布にある緑に囲まれた七階建てのマンションの六、七階に京助は住んでいる。 入り口は六階、広いリビングと書斎、キッチン、バスルームがあり、メゾネット式で階段
小説サンプル・⑩ 『麗らかに麗愛す』 AIに手相を占って貰いました(´艸`*)
小説サンプル・⑩ 『麗らかに麗愛す』 小説サンプルのご案内も、早いものでふた桁☆彡『白露(略)』は完結記念で、二回紹介させて頂いたのですが、作品として、結構な数をどこかに公開(投稿)している (っ’-‘)╮ =͟͟͞͞✎*。んですね♪オリジナル作品の他にも、二次創作作品も書いていて、それを加えたら倍くらいの作品数になるのか(*'▽')(公開していないエディタの肥やしもありますが)一度は創作から離れたけれど、長い年月を経...
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人1 BL小説 思い出してもそれは最低最悪な朝だった。 街路樹の鮮やかな緑や心地よい風、清々しい空は青く、窓を開ければこの季節には近所の家の庭に咲くマグノリアの甘い香りが微かに漂ってくる。 こんな日はのんびり辺りを散歩でもするのがいいに決まっているが、残念ながらミステリー雑誌で
月夜の猫-BL小説です 真夜中の恋人(京助×千雪) BL小説 思い出してもそれは最低最悪な朝だった。徹夜明けで引っ張りまわされた挙句、京都から戻っていらいべったりな京助にベッドに引っ張り込まれ寝不足も手伝って死んだように眠っていた千雪は、傍らに立ったのがてっきり京助だと思ったところが、違和感を感じて目を開けると
風海の言葉に佳踊は驚いたように目をぱちぱちさせたけれど、「わかった」と言って、風海の指先から住所のメモを受け取った。すっと紙が指から離れたとき、自分たちが離ればなれになってしまうことを風海は痛感した。 佳踊と離れるのだと思うと、まるで心をえぐられるような気持ちがする。あんなに毎日、劇場で会っていたのに。たったひとりのひみつの友達を失ってしまう。でも、どうしてこんなに、まるでたくさんの針が心に刺さ...
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲6 BL小説 やっかいごとは早く片付けた方がいいだろう、と翌日の夜、良太は指定された場所に出かけていった。 「土方建造…さん? フリーライター…ですか」 名刺を出されたので自分もバカ正直に名刺を渡す。 「広瀬良太、ね。どっかで見たと思ってたんだ。青山プロか。お前、新宿のあ
ゆめをみてた。 焦燥感が残っている。 起き上がって両手をじっと見た。 なんだろう、 なにかを掴みたかった。そう、おれはなにかを掴みたかった。けれど、 届かなかった。あれは、 ・・・・・・・・・・・・なんのゆめだったか忘れたけど。あれは、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだったのかなぁ、
月夜の猫-BL小説です お前にだけ狂想曲5 BL小説 良太の前に立った背の高い男は、「おや、まさか、こんなところでゴーさんにお会いできるとは」と、親しげに森山に声をかける。 「お前もここ出入りしてるんやったな。そんな嬉しそうな顔したかて、ネタなんかないで」 アスカにくっついて一緒に乗っていた森山は軽快な関西弁で
佳踊の立ち居振る舞いがとても洗練されていること、背筋がいつもまっすぐに伸びていること、考え込むときにかすかに首をかしげる癖があること。放課後の劇場で風海は佳踊について少しずついろいろなことを知っていった。自分だけのひみつの友達ができたようでうれしかった。 佳踊は博識で、ほんとうにいろいろなことを知っていた。ラスコーの壁画のことや天体をめぐるミステリーの話、全国を巡業中に食べたおいしいものの思い出...
「しっかし、モノの少ない部屋だな」 一人になった友樹はあらためて部屋をぐるりと眺め、つぶやいた。 ベッド、勉強机、テレビの載ったAVラック、食事ののった折りたたみ机、家具はそれだけで全体にがらんとした印象だった。 ふらりと立ち上がり、クローゼットの扉を躊躇なく開け、中を眺める。 「服、少なっ。ボクの百分の一じゃん。逃亡犯かよ。うわっ、ダサッ」 扉についた鏡に映る自分のジャージ姿を見てつぶやく。 「スポーツブランドを私服にするのってなんかなあ~。趣味じゃないんだよな」 クローゼットの扉をしめるとゲームやマンガが整然と並んだAVラックを眺め、机の引き出しを下から順に開けた。プリントの入ったファイル…
月夜の猫-BL小説です 春雷49 BL小説 「あ、乗ります!」 良太は千雪の手を掴んで、閉まりかけているエレベーターに向って呼びかけた。 ドアは開いて、良太は千雪とともに慌てて乗り込んだ。 「すみません!」 先に乗っていた人に断りを入れると、「おはようございます」と落ち着いた声が返ってきた。 「あ、おはようござい
小説サンプル・⑨ 『沛雨と過誤』 原稿用紙エディタで文豪気分✨
小説サンプル・⑨ 『沛雨はいうと過誤』ウェブ版同人サークル【voyageボヤージュ】での也菜なりな いくみさんとのユニット、小説サンプル・⑤ で紹介した『書生ちゃんシリーズ』の第二作目です。『犯とりのめし手枷』の続編など考えてもいなかったのですが、【voyage】でこうしてユニットして頂け、書きたい意欲がドバっと湧きまして、書き上げたのがこの作品💗18禁BLサイトようの投稿小説ですから、叡智(H)濃い目です(〃ノωノ)【...