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インパクトのある題名で橘玲さんが携わっている本だったので予約したところ早めに図書館で借りることが出来ました。 投資をしていると心理学を抑えておかないと理論的には分かっていても気づいたら感情的になって迷走しそうになるんです。 本の中でも投資を
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 黒人の少女クローディアが語る、ある友だちの悲劇──。マリゴールドの花が咲かなかった秋、クローディアの友だち、青い目にあこがれていたピコーラはみごもった。妊娠させたのはピコーラの父親。そこに至るまでの黒人社会の男たちと女たち、大人たちと子供たちの物語を、野性的な魅惑にみちた筆で描く。白人のさだめた価値観を問い直した、記念すべきデビュー作。 1993年に黒人作家として初のノーベル文学賞をしたトニ・モリスン(1931-2019)。彼女は、文壇として光を当てられていなかったアメリカ社会の側面、白人による人種差別やそれに伴う社会への弊害、このような影響…
60年近くの間、封印されていた大江健三郎の「政治少年死す」を読み、その時代背景に興味をもって調べていくうちに突き当たったのが、「風流夢譚」をめぐる嶋中事件でした。右翼テロに言論機関が屈した本事件は、その後の文化、言論に少なからず影響を与えています。本書は、その当事者であった作者が、事件を振り返り、検証、分析を行ったものです。作者はこの事件を、ジャーナリズムの無残は敗北と捉えています。編集者として、暴力に屈した言論(中央公論)の忸怩たる思いがひしひしと伝わってくる一冊です。読みやすい文体、明確な論点、的確な課題抽出、しょっぱなから緊張感あふれる内容で、一気に読み終えてしまいました。当時の社会状況の分析もわかりやすく書かれています。こちら目次。第一部は、事件の経緯、その背景が事実をもとに記されています。風流夢...一九六一年冬「風流夢譚」事件-京谷秀夫(平凡社)
私はマツコさんはデラックスだと思います。初めてテレビの画面でマツコさんを見た時、この美しい人は誰だ!?と目が釘付けになったのを覚えています。ドレス姿も和服姿も素敵なんですよね。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.lengt…
週刊 読書案内 勢古浩爾「ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語」(ちくま文庫)
勢古浩爾「ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語」(ちくま文庫) ついでの案内です。同じ著者の「定年後に見たい映画130本」(平凡社新書)を案内していて、気になって引っ張り出してきました。 勢古
似鳥鶏さんの「刑事王子」を図書館で借りました デカ王子と言う謎のタイトル?抉らせたニオイがプンプンです笑 英会話がちょっとできる50代の刑事北欧の小さな王国…
【読書】グリム童話『おぜんや御飯のしたくと金貨をうむ驢馬と棍棒ふくろからでろ』
『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その35 『おぜんや御飯のしたくと金貨をうむ驢馬と棍棒ふくろからでろ〈KHM36〉』 【あらすじ(要約)】 昔、仕立て屋がいました。息子三人と一匹のヤギがいました。山羊は乳で皆を養っていたので、良い食べ物をもらって、毎日息子たちが順番に牧草地へ連れて行きました。 あるとき、長男が見事な草の生える墓地で山羊に草を食べさせました。家に帰る時間、息子が「腹が張ったか」と訊ねました。山羊は「腹がこんなに張った。もう一枚の葉もいらないよ、メーメー」と答えました。家に帰り、小屋に繋ぎました。 父親は「やぎは餌を十分食べたか」と言いました。 「食べたとも。もう一枚も食べた…
読書記録:■幼妻は、白い結婚を解消して国王陛下に溺愛される。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/521856142/230411051あちこちに負債はあるけれど、伝統のある侯爵家嫡男に嫁いだ、成金上がりの伯爵令嬢13歳..
『三体』 劉慈欣 大森望・光吉さくら・ワン チャイ/訳 Netflixのドラマ版CMを見て、「何これ、面白そう」と思ったのがきっかけ。Netflixには加入してないので小説読もうと。 天を衝くパラボラアンテナ。ナノマテリアルの研究者・汪�Eの撮った写真に写りこみ、視界を覆うゴースト・カウントダウンの文字。明滅する宇宙。奇想天外なファン…
ドクター・デスの再臨中山七里先生 一気読みポイント 「ドクター・デスの遺産」の続編です面白いので一気読みです。😊 犬飼刑事シリーズです今回も犬飼刑事が活…
読了本です。 鎮魂 染井為人 伏線回収と場面や景色の描写がとても上手な作家さんだと思います。 人の心や動きに無理が無く違和感なく読み終えました。さすがです。 一昔前に世間を騒がせた報道が小説になったようなお話。 きっとすごく遠くないところに こういう組織って存在するのでしょうね。 azuazuazukina.hatenablog.com ランキング参加中読書 \読んでいただきありがとうございます( ◠‿◠ )/ にほんブログ村 ランキング参加中ライフスタイル ランキング参加中雑談 ランキング参加中Think<書くことは考えること> はじめましての方はこちらもどうぞ\(^o^)/ °˖✧✧˖°°…
徒然日記20240627/〓🇹🇼【読書/台湾】台湾ランキング&〓テクニック〜地球の歩き方
地球の歩き方ランキング&マル得テクニックシリーズから台湾の改訂版が登場しました(前回は2020年)。 さっそく購入してざっと読んでみました。 学研出版サイトから(抜粋) (引用) …
今朝のベランダ気温24℃ 雨の予報梅雨だからね・・・少しは雨が降らないと困るけど 神様、ほどほどにしてくださいとお願いします *** 滅びの前のシャン…
【本の感想】「当たり」本【我慢して生きるほど人生は長くない】
何度も何度も読んだ、「自分時間を生きろ」的な本。 今後は未知の分野の本を広く浅く読もうと最近決めたんだけど(↓)、 本書はそれ以前に図書館で予約した本なのでノーカウント。ちなみに予約中の本はあと11冊 概要 本書の概要(と言えるであろう部分
前回の『未来国家ブータン』に引き続き、高野秀行さんの作品です。今回は『世にも奇妙なマラソン大会』(2011年/本の雑誌社 ※下掲の表紙は2014年に文庫化され集英社版です)をチョイスしました。 間違う力? 私には「間違う力」があると言われる。本当にそれは「力」なのか、それとも馬鹿にされているだけなのかはよくわからない。 こんな文章で始まる本著は、サハラ砂漠を舞台にした表題作、高野さんの貞操に危機が迫る『ブルガリアの岩と薔薇』、インド再入国をめざして悪戦苦闘した『名前変更物語』、そしてアジア・アフリカで体験した7つの奇譚から成る短編エッセイ集です。 本著の前年には『間違う力 オンリーワンの10か…
文章を書いたり何か話したりするときに、「自分の考えや気づき」を言う場面はたくさんあります けれども、いざ言葉にしようとすると「・・・・」なかなか出てこない 言いたいことはあるんだけれど、どうやって伝えたらいいの?何を話せばいいの? となって
No.004【中国史の運命を決定した、殷周革命と劉邦の即位】弐百拾五
◆第061位 『王道の樹』評価:085点/著者:小前亮/巻数:全1巻/ジャンル:歴史小説/2008年 ◆第062位 『管仲』評価:085点/著者:宮城谷昌光/…
田舎者にはよくわかりません〜ぼんやり辺境伯令嬢は、断罪された公爵令息をお持ち帰りする〜
読書記録:■田舎者にはよくわかりません〜ぼんやり辺境伯令嬢は、断罪された公爵令息をお持ち帰りする〜 https://ncode.syosetu.com/n5599in/王都から遠く離れた、国境付近にあるバルゴア領。娯楽の少ない土地で育..
10年間、大切なもの捨てられないもの遠ざけたいものを預かってくれる預かり屋さんの話ですただし店主は魔法使いの青年執事はオレンジ色のカラシという名の蝶ネクタイにベストを着た🐱お菓子作りが上手な猫さんなのですお店を訪れると、心にしみる飲み物ととびきり美味しい手作りのスイーツでもてなしてくれます🫖🥯お店を訪ねることになるのは小さな女の子からいい年の大人までいろいろです児童書の扱いになっていますが大人も読まないともったいない!この本は、NHKEテレ10分アニメ放映中の🍬 ふしぎ駄菓子屋銭天堂の原作者さんのシリーズものですアニメの銭天堂が面白いのでとりあえず3冊借りてみたところ1冊目を読み始めてほどなくまた大好きな本を見つけてしまったと思いました続きのシリーズ、番外編も含め全部に予約を入れているのですが回ってくるのが待ち...十年屋🫖/廣嶋玲子を読みました。
某所にアップした1冊300字弱の本の感想に追記したりしなかったりしたもの。 【鈴木裕介】我慢して生きるほど人生は長くない 感想記事はこちら↓。 「自分時間を過ごそう」系の本。ちゃんと注意点も書いてあって好感。随所に出てくる例がまんまボクの退
先日、図書館で順番待ちしてた江國香織さんの『シェニール織とか黄肉のメロンとか』(2023年)が借りられたので 移動時間やすきま時間にちょこちょこと読書…
雨の日日曜日。お家でまったり休日と久しぶりの読書。面白い本に出会うと嬉しい。
おはようございます☔︎☔︎私の住む地域はすっかり雨模様の日曜日でした。扇風機とサーキュレーターを回して室内で洗濯物を干したり、雨で全体的に湿気高めでどこにも出かけられない週末でしたが、気温も下がりなかなか過ごしやすい日曜日でした。出かける用事のない雨の日
「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」(韓国語・本屋大賞ノミネート)感想・レビュー
2024年の本屋大賞で翻訳小説部門第1位の「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」を読みました。 この本の感想・レビュー
林ことみさんの「手仕事礼賛」は、手仕事にまつわるおしゃべりを聞いているような楽しい気分にさせられます。手芸のハウツー本ではありません。作り方の教本だと思って本を開くと、説明やイラストがわかりにくいと感じます。気楽なエッセイとして、手芸家さんのこだわりの持ち物や針仕事道具について、素朴な雰囲気の写真とともに楽しみました。私が一番感動したのは、ジーンズをリメイクしたバッグ。幼かった息子さんが描いたサツ...
関東も梅雨入りしましたね...でも明日からの気温が35℃???体がついていけませーん゚゚(゚´Д`゚)゚*読書キロクです。「店長がバカすぎて」早見和誠職場...
【本】江國香織『抱擁、あるいはライスには塩を』~風変わりな一族の愛と運命~
1、作品の概要 『抱擁、あるいはライスには塩を』は江國香織の長編小説。 2010年11月に単行本が集英社より刊行された。 単行本で600ページ。 2014年に文庫化されるにあたって、上下巻に分冊された。 「SPUR」2005年3月号~2009年6月号に連載された。 時代と視点を変えながら、連作短編のように語られたある一族の物語。 2、あらすじ 東京の広大な洋館に三世代10人で住む柳島家。 代々資産家の一族には、子供たちを学校に通わせない、後継ぎを遊学させるなど風変わりな風習があった。 ロシア人の祖母、結婚もせずに同居している叔父と叔母、そして4人兄弟のうち父と母が違う2人の異母兄弟・・・。 1…
芹澤桂『ほんとはかわいくないフィンランド』|読書旅vol.109
前回の『私のマトカ』に続き、今回も読書を通じたフィンランド旅へ。選んだ作品は『ほんとはかわいくないフィンランド』(2020年/幻冬舎)です。 IT業界の会社員兼ライターとして東京でバリバリ働いていた著者の芹澤桂さんが、フィンランド人との結婚を機にヘルシンキへ移住し、現地で感じたギャップやリアルな暮らしぶりを綴った本著。 同作のヒットを受け、2021年に『やっぱりかわいくないフィンランド』、2022年に『意地でも旅するフィンランド』、2023年に『それでもしあわせフィンランド』とコンスタントに続編もお目見えしています。 生活を楽しむ知恵 独身時代にもヨーロッパ5か国を周遊する旅でヘルシンキを訪れ…
川内有緒『バウルの歌を探しに バングラデシュの喧騒に紛れ込んだ彷徨の記録』|読書旅vol.110
コロナウィルスの流行で外出自粛が推奨された2020~2021年、私はここぞとばかりに積読していた本を読みました。 その流れで『パリの国連で夢を食う』を手に取り、川内有緒さんの文章に惹かれ、デビュー作の『パリでメシを食う』や、開高健ノンフィクション賞を受賞している『空をゆく巨人』も後追いで拝読。今回取り上げるのは、彼女の作品中でもとびきり心を動かされた一冊です。 なお、私は2013年リリースの単行本『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』を読みましたが、いま本屋さんに流通しているのは改題/改編して文庫化された『バウルの歌を探しに バングラデシュの喧騒に紛れ込んだ彷徨の記録』(幻冬舎文庫)の…
6月は環境省が提唱する環境月間。私も1冊くらいそこに絡めた作品を紹介しようと、高野秀行さんの『未来国家ブータン』(2012年/集英社)を選んでみました。 雪男を追って 高野さんがブータンへ行くきっかけとなったのは、生物資源探索企業の代表(飲み仲間)から直々に受けた突然の依頼。 新たに提携したブータン農業省の国立生物支援センターとのプロジェクトが本格始動する前に、政府もよく把握していない少数民族の村に行って伝統知識や現地の状況を調べてほしいとのことでした。 辺境慣れしている高野さんも、バイオ分野は専門外。一度は誘いを断りますが、「ブータンには雪男(イエティー)がいるんですよ」の一言に心が揺らぎま…
君を守ろうとする猫の話/夏川草介著者の作品は「神様のカルテ」原作の映画を見たくらいで本を読むのは初めてですシリーズ1作目の「本を守ろうとする猫の話」とともに図書館に予約をしましたがシリーズ2作目のこちらが先に回ってきました主人公は喘息持ちの女子中学生著者は現役の医師でもあるため喘息の症状にも嘘はなくそのためファンタジーの冒険小説ですが臨場感があります文章は読みやすくこの小説の世界観はミヒャエル·エンデの「モモ」みたいだなと思いましたもしアニメーションで映画化されたらまたワクワクしそうですN/道尾秀介帯にも書かれてある通り物語の進む先が自分次第の長編小説読む順序を変えるとストーリーが全く違うものになるというお得な物語です津村記久子さんの「サキの忘れ物」に収録された小説「真夜中をさまようゲームブック」にもこの...初夏に読んだ2冊の本
【クリームイエローの海と春キャベツのある家】家の数だけ家事の形がある
家事がいつまでも終わらない〜!毎日同じことの繰り返しで疲れてしまう・・・! 家事についてハッとした気づきがあった本を紹介します🎵 図書館で予約をしていて、ついに借りることができた「クリームイエローの海とキャベツのある家」 最