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悪寒と倦怠感で、少々ぐったりだった昨日。(ワクチン4回目の副反応です)頭は回らないけど寝ているほどでもないので午前中は、気分を変えてハサミ研ぎ。包丁と同じ砥石を使って紙切り鋏から順々に。何本か研いで、慣れてきたところで糸切りバサミと裁ちバサミ。チャキチャキと切れる鋏音もなく切れる鋏プツッ、プツッと、糸を切る鋏切れ方は色々だけど鋏が切れると、気持ちがいい♪午後、熱が上がって、ハサミ研ぎは終了。こんどは、機場に戻って、糸合わせ。慌ててやると失敗する作業なので重たい頭で、ゆっくり、ゆっくり。木枠に4つほど巻いて、作業はおしまい。ほとんど休日。お疲れ様。本日の作業は、鋏研ぎ
今日は「博多織求評会(博多織の新作発表会)」の設営日。会場となる承天禅寺さんは博多織発祥の地とされるお寺さんで秋のお庭がとってもきれい。博多織の新作帯だけでなく色づき始めたお庭も見どころの一つ。「博多織発祥の地」である承天寺さんですが他にも「うどん」「蕎麦」「饅頭」「博多山笠」の発祥の地でもあって他にもあったかな?境内には「饅頭蕎麦発祥の地」「山笠発祥の地」の石碑も。「博多織求評会」一般公開は、12日(土)と13日(日)の二日間。詳しくはこちら↓博多織工業組合でご確認ください。設営日の今日はそれは見事な秋晴れの気持ちの良い日であわただしくはあったけれど普段と違って楽しかったです♪第120回博多織求評会設営
新しい帯の試し織りまでは終わったものの紋紙の直しと、新たな図案が必要となり昨日から図案を描き描き、指にタコ。今日中に描き上げたかったけれどなにしろ手描き。色を付けるとなると色鉛筆でぬり絵をするか時間をかけて切り絵をするか。自分でも嫌になるけどいつまでたってもこの方法。今日中には描ききれず新たな図案は、今週中に仕上げることに。待機中の織り機にはもうしばらく待ってもらって今週は、図案と催事と管巻きです。明日は、博多織求評会の搬入です。一般公開は、12日から。第120回博多織求評会詳しくはこちら、博多織工業組合へ帯の図案
つい先日、「Instagramに挑戦!」と言ったばかりだったのに、早くも断念。言った次の日、アプリを開くと画面によくわからないものばかりが映って動かず何か良くないことが起こっているんじゃないかとちょっと不安になり、アカウントを削除。わからないと時間ばかりが過ぎていくので心が落ち着いたら、また挑戦・・・?どうだろう・・・。さて、気持ち切り替え、試し織り♪頭と心が疲れた時には、作業が一番。新しい帯の紋紙が届いたので織機にかけて、試し織り。なかなかスムーズにはいかないもので今回も、紋紙の掘り損じの他気になるところが幾つかでてきてここでストップ。紋紙をまるっと掘りなおしてもらおうか・・・試し織りの生地を眺めながらしばらく悩んで、明日に持ち越し。すっきりした頭で明日決めます。まっ、でもここまできたから、ちょっと嬉し...やっぱり作業が好き
つい先日、急に思い立って始めたInstagram(インスタグラム)始めたと言っても数枚写真を投稿するのがやっとでこの先続けていけるかどうかは、まだわからずです。もともと、顔の見えないコミュニケーションが苦手。情報の発信・共有・繋がり・情報収集などSNSでできる便利な機能は、最も苦手で使えずじまい。このブログはと言うと交流無しの近況報告のようなもので無理せず更新、時々放置で、一方通行。だからこそ、私でも続けられているんですけれど・・・切っ掛けは、バスの中。お隣のおばさまが、Instagramを開いてひょひょいのひょいと簡単に、愛犬の写真を投稿。「おおっっ!」本当に、びっくり。私よりずっと先輩の伝統工芸士さん達も使っているSNS。遅まきながら私も、思い切って挑戦。【Instagram、一日目】スマホだと疲れる...挑戦するのは・・・
細い細い絹糸を結んでいく「タテ継ぎ」作業に入りました。帯のタテ糸を、結んで結んでひたすら結んで、二日~三日。タテ糸の数は、全部で7,504本。それを二本ずつ結んでいくので結ぶ糸数は、3,752本。結んで、結んで、ひたすら結んで足腰、腕、肩、コキコキです。途中で糸が足りないことに気づいて一本一本、糸を数えること二回。やっぱり足りない。週末には、試し織り・・・と思ってせっせせっせと結んでいたけれど試し織りは、来週になりそうです。結んで、結んで、ひたすら結ぶ
秋晴れが続いて今日も、雲一つない気持ちの良い青空。家にこもっているのがもったいないようなお天気です。コスモスもいいな♪能古島もきれいだろうな♪雷山のツワブキの花も見に行きたい♪そんなことを考えながら今日は、自分の機場で糸繰り作業。ゴロゴロ、ガッタンゴロゴロ、ガッタン困ったことにこの素晴らしいお天気のせいで糸を扱うのがかなり大変。加湿器が苦手なので初ストーブで、お湯をグラグラ。外は暑いくらいのピッカピカのお天気だというのに・・・今週は、糸を扱う作業が続きます。秋晴れは嬉しいけれどできれば数日、雨が降ってくれたらありがたい。糸繰り、開始
通いの作業が終わりました。帯4本~5本分のタテ糸を順番に揃えて巻き取る作業(整経)が終わって通いの作業も今日でおしまい。無事に終わってホッとしたところで最後の作業は、お片付け。どっさりあったタテ糸の束から残ったのはほんのわずかな絹糸・・・と言っても手触りの良い、美しい絹糸。残った絹糸は、糸の束に戻してとっておきます。束にすると、これだけです。↓たくさん残っているように見えるけれどこれは、短くなった糸を一日がかりで結んで、つないで、束にしたもの。長さもないし、つなぎ目もたくさん。なので、帯には使えないけれどいつか、こうやってたまった糸を全部使って何か楽しいものを作ってみたいと思っています。さて、帯の作業は、まだまだこれから。次の作業は、経継ぎです♪コツコツ作業は、まだまだこれから
私の機場(作業場)ではできない作業を、今日より開始。細い細いタテ糸を順番に揃えていく整経です。今日から一週間の通いでまずは、タテ糸の糸繰りから。ゴロゴロ、ガラガラと回る糸繰機。使うタテ糸が本当に多いので一日がかりで、木枠に巻きます。下の写真が、明日から動かすドラム(整経機)前から欲しいと思っている機械だけど私の機場には入らないので借りています。<整経作業>前回は、思いっきり間違えて四苦八苦したので今回は間違えないよう、慎重に。頑張ろう♪通いの作業
温故知新伝統を紡ぐ未来へのイノベーション第120回博多織求評会開催のお知らせ博多織新作発表会一般公開日時:2022年11/12(土)13(日)時間:12(土)10時~17時13(日)10時~15時会場:萬松山承天禅寺(入場無料)着物でご来場の方には粗品をもれなくプレゼント三年ぶり!博多織の手機の体験も第120回記念の特別企画展「原点回帰」※詳しくはこちら→博多織工業組合ホームページへ主催:博多織工業組合第120回博多織求評会
ターコイズやマリンブルーに近い色。青は青でも、緑の入った青緑。そういう青が好きなんだけど今回は、染め間違えの青緑。帯4、5本分のヨコ糸です・・・。染め直すにしても手持ちの糸では足りないし新たに買うにも、今は絹糸が高くて簡単には買えない・・・。どうしようかと迷って、まずは染屋さんに相談。糸を痛めずに脱色できたら一番なんだけど美しく染まった絹糸を見てると、脱色も心配。結局、糸を痛めるより新しい糸で染め直す方を選んで、糸屋さんに電話。それにしても、どうしちゃったかなぁ。色を間違えるなんて・・・。まぁ、仕方ない。気持ち切り替え、前向きに。美しく染まったマリンブルーは次回の帯にとっときます♪絹糸、絹糸、絹の糸
今年最後の帯を作るため染めに出していた絹の糸。その糸を、染屋さんまで取りに行ったのが昨日でこれから始まる幾つもの作業に気を引き締めていた矢先・・・・夜、お布団に入ってうとうとと寝入ろうとしているしていたその瞬間色の違和感に突然気づいて、不安がもくもく。慌てて起きだし、色の確認。昼までは、絹糸の束って本当に気持ちいい♪なんて思いながら染め上がったばかりの色糸を抱きしめてホクホクしていたのに、なんてこと。一番多く染めなければならなかった薄黄緑が全てマリンブルーになっているじゃない。なぜそんなことになったのか・・・勘違いを起こした私の間違い。さて、どうしよう。簡単に脱色というわけにもいかないため染屋さんに相談。最近高くて手が出せない絹糸のお値段については聞くのも怖いけれど、糸屋さんに確認。美しい絹糸。マリンブル...絹の糸・・・さてどうしよう
愛知にある呉服屋さんの催事に出かけて昨日遅くに戻ってきました。初の愛知。朝に出かけて3泊4日。終わってそのまま、夜の便で帰ってきたので名古屋城の金の鯱は行きの飛行機からチラリと見ただけ。着物を抱えて、手荷物いっぱい。それでもお土産に何か名古屋らしいものを一つでもとお客様とのお話の中で何度か出てきた「つけてみそかけてみそ」をスーパーで購入。どの家庭にもあるというチューブ入りの味噌ダレだそうでスーパーの店員さんに尋ねると「みんな使ってますよ!名古屋の名物ですっ♪」って親切にお味噌の前まで案内してくれて見知らぬ私に向かって、にっこり。その「にっこり」の素敵な事!ちょっと幸せな気持ちになりながら「つけてみそかけてみそ」の普通のタイプと、減塩プレミアムを買って帰ってきました。味噌はさておき今回の催事はというと久しぶ...催事の後、味噌と帯
博多献上帯の黄変シミ除去です博多献上は、年中使用できますので、とても重宝です(夏帯以外)博多の芸者さんの、黒留袖に博多献上帯姿は粋ですよ!本日のビフォーアフタ…
今日は朝から重たい絹糸の束を抱えて染屋さんへ。いつもは車で送ってもらうところを、今日はバス。最寄りのバス停から染屋さんまで往復40分も歩くことになり真夏日の中、えっちらおっちら。歩けると思ったんだけど糸の束は重かった・・・・。午前中でくたくたになって帰ってくると数日前まで咲いていなかった鍾馗水仙の花が曼殊沙華に遅れて満開に♪一年ぶりに見る、いつもの花。今年も変わらず咲いてくれて嬉しいけれどくたくたの体には、明るい黄色がちょっと眩しい。鍾馗水仙(ショウキズイセン)花言葉には「深い思いやりの心」「陽気」「元気な心」染屋さんと秋の花
南国の花で、ハワイを思わせるプルメリアの花。花言葉には「恵まれた人」「陽だまり」などがありハワイ語の名前だと「大切な人の幸せを願う」という意味になるのだとか。なぜ今、この花かというと久しぶりに描いた帯の図案が、このプルメリアで今準備しているのがこの花の帯だから。まだ「色」で迷ってはいるものの今年の最後は、プルメリア。プルメリアキョウチクトウ科南国に咲く明るい花は髪飾りやレイに使われている花で見ているだけで、ちょっと幸せな気分に。この花の可愛らしさは出すのは、私の帯では難しいけれどまたちょっと違ったプルメリアで今年の終わりに、幸せな帯が作れたらなと思っています。幸せのプルメリア
絹糸で作った色見本を見ながら新しい帯の染め出し準備。どんな色にするのかイメージする色はあっても、色は様々。無数にあるから迷います。「緑」一つとっても若葉色、松葉色、山葵色若緑、浅緑、薄緑苔色、草色、柳に抹茶、鶯、萌黄、etc.ヨコ文字の色ならリーフグリーン、グラスグリーン、アイビーグリーン聞いたことある色だとモスグリーン、エメラルドグリーン、オリーブグリーン聞いてもわからない色でフォレスト、クロム、ビリジアンジェードにアイスにスプルース・・・とまだまだあります。色は冒険。織ってみないことにはわからない色に毎回悩んで、うなっています。今回は、ちょっと迷いが多くて混乱気味。次の色は、このあたりになるかな。新柄に向けて・・・色見本
夏の必需品、扇子。折りたためて、静かな場所でも使える扇子は見た目も涼し気で、夏に重宝。暑い日なら、必ず一本はカバンに入れて持ち歩いています。今回は、その扇子を入れる「扇子入れ」をご紹介。博多織の伝統柄「献上柄」で作った普段使い用の扇子入れ。がま口タイプ。扇子入れがあると、ちょっとおしゃれで使う扇子も品よく見えて、涼し気です。表の生地:絹100%の帯地を使用裏:絹・綿暑い暑い夏にカバンから取り出す献上柄の扇子入れ。ちょっと素敵に思えて作ってみた中の今回は、二本をご紹介♪★廻り梅工房SHOP★小物はこちらでご紹介中献上柄の扇子入れ
今まで織ってきた帯の生地を6枚ほど縫い合わせて作ったミニバック。スマホが入るくらいのサイズで紐を変えれば、ミニショルダー。下の柄部分は、絹糸100%の時間をかけて織り上げた手織りの帯地。上の部分は、デニム生地。思い入れのある帯ばかりなのでわずかに残った帯地も大事に大事に使っています。後ろには、ファスナー付きのポッケ。サイズは、18㎝×10.5㎝マチは、3㎝色々な帯地を縫い合わせてみると思ったより可愛らしいミニバッグができました♪スマホを入れるミニショルダーやちょっとそこまでのお散歩バッグって感じかな。博多織帯:ミニバッグ