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Sonyα7Ⅲ with Sony90㎜ Macro f2.8 G OSS わたし自身もそうだったのですが、愛着トラウマを負った方というのは、カウンセリングを申し込むに至るまでに、時間がかかってしまうケースが多いようです。 その理由ですが、通常の成人期の方であれば、 仕事で○○をしたい。でも、そうしようと思って頑張っているけれど、どうしてもできない。どうしたら出来るようになれるのか? とか、 自分はいま、○○だと分かっているにも関わらず、心がどうしても身体に追いついていけずに苦しい。もう少し楽になりたいのだけど、どうしたらいいのか? といった具合に、悩みのベースには、「○○したい、でも、できな…
Sonyα7Ⅲwith carlzeiss batis 40mm f2 CF よく、「6割で頑張ればいい」とか、「困ったら人に助けを求めればいい」とは言うものの、それがどうしたって難しいのが、愛着トラウマを負った人たちではないでしょうか?終いには、「どうしたら6割で頑張れるの?」とか、「どうしたら人に上手に助けを求められるの?」って、それ自体が頑張りの目標になってみたりする・・・。これでは、本末転倒。楽になれるはずがありませんよね。^^; その背景には、頑張っても、頑張っても、「それでいい」と受け止められた経験が少ないが故に、適切なリミッターの感覚がないことがあるし、人を頼ったら突き放されたと…
Sonyα7Ⅲ with Sony90㎜ Macro f2.8 G OSS 例えば目の前で、突然腹痛を訴えて倒れ込んだ人が居たとして、あなただったらどうしますか? その人は、「痛いよお、痛いよお」と声を絞り出すようにして、涙を浮かべて必死に痛みに耐えています。 きっと殆どの人が、「どうしたんですか?」と声をかけ、状況によっては即座に救急車を呼んだり、その人が不安そうであれば、背中をさすってあげるなどすることでしょう。 ところが、これが自分自身の心の痛みだったとしたらどうでしょう? 「痛いよお、痛いよお」と啼いている自分自身に、いつもどんな言葉をかけていますか?どんな態度で接していますか? 私自…
View this post on Instagram A post shared by さとうみゆき (@miu___sato) 林さんも「居場所」の大切さを述べています。わたしがこれから広げていきたい活動についてのヒントを学べればと思います。 ひきこもりの真実 ──就労より自立より大切なこと (ちくま新書) 作者:林恭子 筑摩書房 Amazon この『ひきこもりの真実』という著書、素晴らしい内容です。当事者の方にとっては本当の意味で救いになる言葉が詰まっているし、心理関係の従事者、心理師さんは、いかに間違った声掛けをしていたのかを知ることができます。ぜひ一度お手にとってみてください。 きょ…
Sonyα7Ⅲ with sigma 28-70 f2.8 ふと気づくと、以前と同じような人間関係のパターンに巻き込まれていること、あなたにはありませんか? 最初は上手く行っていたはずなのに・・以前とはタイプが違う人だから、今度はきっと大丈夫・・ それなのに、自分が「こうなったら、絶対に嫌だ!」と思ってることほど、次々と再現されてしまう。そして、 「あ~なんでまた、こうなっちゃうの?」 と、人付き合いそのものが疎ましくなり、避けるようになってしまう。 クライエントのこのような状態を精神分析家であるフロイトは”反復強迫”と呼びました。 どのようなものか簡単に説明すると、 幼児期に養育者に対して受…
Sonyα7Ⅲ with Sony90㎜ Macro f2.8 G OSS 40代後半を迎えた頃からでしょうか。悲観的だと思われても仕方がないのですが、1日の内に数回、本当になんでもない瞬間に、ふと考えてしまうことがあります。それは・・ 「わたし、この家の中のどこで最期を迎えるんだろう?」 ということ。 わたしには子どもがいませんし、妹も未婚で遠方暮らしです。まあ順番でいけば、夫が先に逝くのでしょうから、(有料老人ホーム等に入らない限りは)最終的には、この家の中でひとりぽっちになるわけです。 例えば、階段で転んで骨折する、お風呂場で急に心臓麻痺で倒れる、夜中に起き上がろうとしたら心筋梗塞で倒れ…
Sonyα7Ⅲwith Contax Planar 50mm f1.4 MMJ 誕生日の1ヶ月前ということで、今朝は運転免許の更新に行ってきました。そもそもがペーパードライバーですので、この5年、無事故無違反は当たり前^^;。30分のビデオ講習を受け、そそくさと忙しない警察署を後にしました。 そうそう、ビデオ講習の中で、「だろう運転」と「かもしれない運転」というワードが出て来ました。 「だろう運転」の例としては、大型バスが横断歩道の前で停車しているとして、その向こう側の死角には「誰もいないだろう!」と通常スピードで右折してしまうこと等で、まんまと死角に居たスクーターをはねてしまう映像が映し出さ…
Sonyα7Ⅲ with sigma 28-70mm f2.8 DG DN先週末は岩手県、遠野に行ってました。^^写真は、釜石線です。 あなたは人から 「あなたの好きにしていいよ!」「自由にしたらいいんじゃない?」「やりたいようにしたら?」 と言われた時、身体と心にどんな反応が起こりますか? 自分だったら、 「OK、やったね!」 「了解!そうするね!」 と返事をし、やる気と心地良さがみなぎってくるんじゃないかな?と想像できる方は、ヘルシーな愛着(他人との対等な境界線)とヘルシーな自律神経(自分はこの世界にそのままで存在していても安心・安全)で生きられている方ではないでしょうか? ところが一方で…
Sonyα7Ⅲ with Sony 90㎜ Macro f2.8 G OSS 昨日は年に一度の健康診断でした。あと1ヶ月弱で、ついに50歳。これでまるっと半世紀生きたことになってしまいます。^^;(ほんと、よくここまでどっこい生き抜いたなあ。) 天命を知る50歳と言われておりますが、不惑の40歳さえも留年中の自分としては、最低限、せめて肉体のメンテナンスだけはしっかりしようじゃないかと、今回はいつもよりも念入りな検査をしてきました。 実は毎年のように難儀する検査項目があります。 それは、心電図!! いま、ここを読まれた多くの方が、 「え?あの、ただ寝てるだけのヤツでしょ?」 と思われたかも知れ…
トラウマセラピストの花丘ちぐさです!以前、2歳児にタバコを吸わせたとして母親が暴行容疑で逮捕されたニュースがありました。もちろん、私もヒステリックに警察沙汰に…
Sonyα7Ⅲwith batis 40mm f2 CF 主宰しているオンライン句会『花拾い句会』ですが、発足から8ヶ月が過ぎようとしています。 hanahiroinoniwa.com 現在登録しているのは私を含めた9名。内、半数以上の方が、当初、それまで一度も俳句を詠んだことがなかったという方たちばかりでした。 それが今ではどうかというと、何かと私生活での厄介ごとが重なり、気分的になかなか投句出来ずにいる主宰者を除き、他のメンバーは皆、毎月Maxで投句をしてくださっているという状況です。^^;月末のメンバーさんの句が一斉公開となる選句期間は、本当に楽しみでなりません。そして、メンバーさんの中…
Sonyα7Ⅲwith contax planar 50mm f1.4 MMJ この週末は、精神科医である高橋和巳先生の講座に参加していました。今回のテーマは「愛着障碍」。わたしにとっては、3度目の受講となります。(愛着障碍がどのようなものであるのかは、このブログ内でも書いておりますので、カテゴリ欄よりご覧ください。) 3年前、初めて「愛着」の回を受講した時は、まだ大学に入学する前でした。内容を聴きながら、時々苦しくなって、涙が出てしまったのを覚えています。その涙は、時間を追うごとに、「怒り」を孕んだものとなり、次に「絶望」を孕んだものとなり、最後に「悲しみ」を孕んだものとなり、今は「自己理解…
昨日は、18時〜営業開始の精神疾患を持っている人たちの居場所的な夜カフェに行っていて、帰ってくると疲れ過ぎていて日記を更新せずに寝てしまいました。毎日更新が目標ですが、たまにはそういう日があってもいいのかもなぁと思いました。昨日は、乳幼児・
トラウマセラピストの花丘ちぐさです!暑い日々ですがお元気ですか?蘭ちゃんも高級毛皮に包まれて暑そうです。お散歩もあんまり気乗りがしないみたいですねー。さて、私…
トラウマセラピストの花丘ちぐさです!セッションを続けていくとちゃんといやだなという感じを感じることができるようになります。怒りが戻ってきます。クライアントさん…
トラウマセラピストの花丘ちぐさです!少し前の記事ですが、お母さんに今まで辛かったことをわかってもらいたい、トラウマ解放カウンセリングにどうしてもお母さんを連れ…
トラウマセラピストの花丘ちぐさです!少し前ですが胎児が母親の心理を感じているという本を読みました。そこで、妊娠中のストレスが高かった母親から生まれた子供は、母…
去年、父から始まって、恐怖と気色悪さで書けなかった母の虐待のことまで書きまくったら、なんか気が済んで、もう何もでねぇみたいになった途端、凄い死にたいに襲われて…
トラウマセラピストの花丘ちぐさです!昨日は過敏性腸症候群について書きました。私もいつお腹が痛くなるかと思って食事ができなくて20代の頃は今より20キロも痩せた…
トラウマセラピストの花丘ちぐさです!ここ数年のコロナ禍の影響で、食生活もだいぶ変化してきました。今日は少し過敏性腸症候群について書いておきます。私の過敏性腸症…
トラウマセラピストの花丘ちぐさです!今日は、虐待がわかりにくいわけを少し書きます。私の親たちもそうだったのですが、虐待する親は、その虐待の行為そのものを良いこ…
NHKのウェブサイトに掲載されました!神経生理学で読み解く 性暴力被害の“凍りつき”NHKスペシャルで取り上げられます!“性暴力” 実態調査アンケートご協力の…
NHKのウェブサイトに掲載されました!神経生理学で読み解く 性暴力被害の“凍りつき”NHKスペシャルで取り上げられます!“性暴力” 実態調査アンケートご協力の…
NHKのウェブサイトに掲載されました!神経生理学で読み解く 性暴力被害の“凍りつき”NHKスペシャルで取り上げられます!“性暴力” 実態調査アンケートご協力の…
トラウマセラピストの花丘ちぐさです!私のところに来る方はみなさん辛いトラウマを抱えていますが「変わろう」という気持ちが素敵ですね。体調が悪かったり、恋愛がうま…
「これぞ、私!」。他人に何と言われようが、「だから何?だって、これが私なんだもの!」と、飄々と言ってのけられるような人になってみたいと、ずっと思って生きてきました。 心理学ではこれを「自我同一性=アイデンティティの確立」と呼び、エリクソンの発達心理学によれば、ヘルシーな心理発達を遂げた人であれば、青年期から成人期初期にかけ、遅かれ早かれ、この状態に達すると言われています。 でももし、何らかの理由でヘルシーな心理神発達が阻害された場合、「自我同一性の拡散=アイデンティティの混乱」がおき、その人は、「自分が自分である感覚(自分が何者であるか)が分からない」、「自分が何を望み、何をどうしたいと思って…
この連休は、隣市に住んでいる妹が泊りに来ていました。いや~、しゃべった、しゃべった。(笑)こんなに話すことがあったのか?!と思うくらい、話したし、笑ったし、泣いたし、昨日玄関で「バイバイ」する時には、若干喉が枯れ気味だったほどでした。 わたしと妹は、家庭の事情で同じ屋根の下で一緒に暮らしたのは、わたしが16歳、妹が13歳の時まで。その後、約20年の時を経て同じ東京に暮らし始めてからは、共に暮らせなかった時間を取り戻すかのように、月に一度は泊りで会っているような状態です。 どんなに親しい友人にも「話せないこと」ってありますが、妹には、頭に浮かんだままのこと、その時感じたままのことをそのまんま、安…