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しゃばけシリーズの作者・畠中恵さんのお江戸ファンタジー『つくもがみ貸します』深川で損料屋(今で言うレンタルショップ)を営む、お紅と清二の姉弟。それと、店に集まってきた「つくもがみ」たちのものがたり。『つくもがみ貸します』あらすじつくもがみと
いよいよ物語が動き出します。寿雪の中にいる女神・烏連娘娘を開放するため、寿雪は敵対関係にある巫術師・白雷を引き込み、高峻は解放後の寿雪の安全を確保するため、それぞれ準備を始めます。『後宮の烏5』 あらすじ寿雪を烏妃である己を開放するため、初
文豪の名作と現代のイラストレーターがコラボした『乙女の本棚シリーズ』、今回は太宰治の『葉桜と魔笛』です。姉妹愛と当時の切ない恋愛事情、少し不思議な出来事が葉桜の思い出とともに語られます。紗久楽さわさんの描写が物語の世界をより深く、美しく伝え
経済学と銘打っていますが、実は心理学に近い考え方です。行動経済学とは?行動経済学とは、人が起こす不合理な行動とその原因について研究する学問です。例えば、「普通なら100円のキャベツを買うのに、人が並んでいると200円のキャベツを買いたくなる
週刊 読書案内 池澤夏樹「いつだって読むのは目の前の一冊なのだ」(作品社)
池澤夏樹「いつだって読むのは目の前の一冊なのだ」(作品社) 昔から、書評とかブックレビューいうのが好きだったんです。で、市民図書館の棚を見ていると、2019年の初版なのに、新入荷の棚に、デン!と座
【読書日記】「シェフ探偵パールの事件簿 ジュリー・ワスマー 創元推理文庫」
今回の読書日記は ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「シェフ探偵パールの事件簿 ジェリー・ワスマー 創元推理文庫 」 シェフ探偵パールの事件簿 (創元推理文庫
【本】宇佐見りん『くるまの娘』~家族という終わりのない地獄~
1、作品の概要 『くるまの娘』は宇佐見りんの長編小説。 2022年5月に刊行された。 『文藝』2022年春季号に掲載。 160ページ。 野間文芸新人賞候補作。 暴力的な父と脳梗塞の後遺症を患うアル中の母の影響でバラバラになってしまったある家族の姿を描いた。 2、あらすじ 暴力的で自分の理想からはみ出す子供たちに冷徹な父と、脳梗塞の後遺症を患い感情のコントロールができなくなってしまった母。 兄と弟は家を出たが、17歳のかんこは家にとどまり苦しみながらも生き続けていた。 果たして家族の愛情とはどういうものなのか? 家族を捨てて、逃げ出すことが正解なのか? 祖母の葬儀で久しぶりに集まった5人の家族。…
週刊 読書案内 夏目漱石「二百十日」(定本 漱石全集 第三巻)岩波書店
夏目漱石「二百十日」(定本 漱石全集 第三巻)岩波書店 二月に一度集まっている本好きの会の課題図書ということで、久しぶりに夏目漱石の「二百十日」という作品を読みました。市民図書館で
週刊 読書案内 金子信久「長沢蘆雪 かわいいを描くこと」(東京美術)
金子信久「長沢蘆雪 かわいいを描くこと」(東京美術) 明石の市民図書館の新入荷の棚に並んでいました。「おっ、蘆雪!」 まあ、そんな感じで手に取りました。金子信久という美術館にお勤め
中村 文則の第2作『遮光』の書評です。 この小説を簡単に言ってしまうと。 暗い。 とにかく暗い。 そして、狂ってる。 以上。 みたいな小説です(笑) いや、大好きなんですけどね♪ 遮光 (新潮文庫) 作者: 中村文則 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2010/12/24 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (10件) を見る あらすじ&使用上の注意 もし、読書好きの女子とカフェデートなんかして好きな本の話になったとします。 相手の女の子が江國香織さんとか、恩田陸さんとか、小川糸さんとか好きで、彼女が好きな本でひとしきり盛り上がったあとにあなたが好きな本…
10月終わり。まだ半袖でもいけるのでは? とも思う時間帯もありますが、基本寒がりなので、長袖の出番がほとんど。 そんな中での衣替えというか、服の見直し。 ・・…
少し前まで暑い暑いと言っていたのに気づけば金木犀が香る秋。10月も終わろうとしています。1年ほんとに早いなー。軽く風邪をひいているようで微熱が出る、平熱になるを繰り返しています。日常生活に支障のない範囲ですが体温計で熱を測り微熱があると途端
チーズはどこへ消えた? / スペンサー ジョンソン 今回、紹介する書籍はスペンサー・ジョンソンの『チーズはどこへ消えた?』です。 この本を読むきっかけは、『本田健の書斎探訪 ―知的経済自由人の生き方』でキャリアアップの本として本田健さんが
9月の読書記録です- NEKONOTE - 脱出ゲームアプリの制作をしています。ブログでは4コマ絵日記、webや日常に役立つ情報をまとめています。ゲーム制作/web制作/放送大学/英語学習
9月の読書記録です。- NEKONOTE - 脱出ゲームアプリの制作をしています。ブログでは4コマ絵日記、webや日常に役立つ情報をまとめています。ゲーム制作/web制作/放送大学/英語学習
週刊読書案内 深緑野分「ベルリンは晴れているか」(ちくま文庫)
深緑野分「ベルリンは晴れているか」(ちくま文庫) 深緑野分という、ぼくには新しい人の「ベルリンは晴れているか」(ちくま文庫)を読みました。2019年の本屋大賞第三位ですね。ツィッ
宇佐見りん「くるまの娘」(河出書房新社) 「かか」(河出文庫)で2019年の文藝賞、2020年の三島由紀夫賞、「推し燃ゆ」(河出文庫)で2020年後期の芥川賞の宇佐見りんの最新作のようです。まあ、贔屓の作家と
【本】李龍徳『報われない人間は永遠に報われない』~共依存の果てに辿り着いた荒野~
1、作品の概要 『報われない人間は永遠に報われない』は、李龍徳の中編小説。 2016年6月に刊行された。 単行本で146ページ。 『文藝』2016年春季号に掲載された。 第38回野間文芸新人賞候補作。 シニカルで自意識過剰の若い男と、自分に自信が持てず悲観的な考えを持って生きる30代の女性の関わりを描いた。 2、あらすじ コールセンターで働く20代前半の近藤は、同僚との賭けの対象として上司の諸見映子を飲みに誘うことに成功する。 彼女の強い自己卑下と母親への被害者意識など、偏った考え方に興味を抱いた近藤は、彼女と付き合いだし職場内で噂の的になるようになる。 職場内のトラブルで退職した映子は、近藤…
小池水音「息」(新潮社) 上の写真のこの本は若い作家の処女出版だそうです。1991年生まれの小池水音、みずねと読むようですが、という人の「息」(新潮社)という作品集でした。 収め
【読書日記】「アガサ・レーズンと毒入りジャム M.C.ビートン コージーブックス」
【読書日記】 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「英国ちいさな村の謎 19 アガサ・レーズンと毒入りジャム M.C.ビートン コージーブックス」 アガサ・レーズ
【本】中村文則感想まとめ!!全作品ざっくりレビューとブログで感想を書いたものを紹介!!
☆大好きな作家・中村文則について☆ 以前、書いた記事のリライトですが、僕の大好きな作家・中村文則についての紹介と、感想のまとめを書いてみたいと思います!! 中村文則は1977年9月2日生まれで現在46歳。 ちなみに僕と同い年です。 愛知県東海市出身で、2002年に『銃』でデビューし第34回新潮新人賞を受賞しています。 2004年、2作目の『遮光』で野間文芸新人賞を受賞。 2005年には、3作目の『土の中の子供』で第133回芥川賞を受賞しています。 こうしてみると若いころから活躍している天才作家という感じがしますが、作風が暗いものが多いのでどことなく地味な印象が。 でも、そこがまた好きだったりも…
京都が舞台の小説ということで、原田マハさんの『異邦人』を読んだ。 「美しさ」は、これほどまでに人を狂わすのか。たかむら画廊の青年専務・篁(たかむら)一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長逗留していた。妊婦
【読書日記】 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「十戒 夕木春央 講談社」 十戒 [ 夕木 春央 ] 価格:1,815円(税込、送料無料) (2023/10/14時点)楽天で購
週刊 読書案内 角幡唯介「裸の大地 第一部 狩りと漂泊」(集英社)
角幡唯介「裸の大地 第一部 狩りと漂泊」(集英社) 角幡唯介という冒険家の「裸の大地第二部 犬橇事始」(集英社)という本を、偶然、読んで、40歳をこえた、いい大人がグリーンランドとかの果てで十数頭
【読書日記】 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「方舟 夕木春央 講談社」 方舟 [ 夕木 春央 ] 価格:1,760円(税込、送料無料) (2023/10/13時点)楽天
日々の綴方(つづりかた)とは。私の新しい作文サイトです。綴方とは、昔の言葉でいう作文のこと。思ったことをつらつらと書いた作文をまとめています。ブログの断捨離もともと、2005年からブログを書いています。しかし、長年続けていると、文章とととに
週刊 読書案内 桜庭一樹「東京ディストピア日記」(河出書房新社)
桜庭一樹「東京ディストピア日記」(河出書房新社) 中国の方方 (ファンファン)という女性作家の「武漢日記」(河出書房新社)を読んで案内しました。で、その日記の英訳者のマイケル・ベリーというカ
久しぶりにエッセイを読みました。椹野 道流さんの「祖母姫、ロンドンへ行く!」です。新刊コーナーで見つけ、表紙のスコーンとこのタイトルに15年程前に旅行したロンドンを思い出して思わず購入してしまいました( *´艸`)かなり久しぶりの衝動買いで
「『働き方』の教科書 」 著者:出口 治明 ( 企業家/経営者 ) 出版社: 新潮社(新潮文庫),令和2年 (管理人蔵書) 定価:本体590円 (税別) オススメ度 :☆☆ 難易度: 中級者向け ヒトコト感想 著者の出口さんは法曹の世界を志し司法試験を受けるも不合格,滑り...
「一生お金に困らない お金ベスト100」 著者:荻原 博子 ( 経済ジャーナリスト ) 出版社: ダイヤモンド社,2021 (2022.2.15 読了,図書館蔵書) 定価:定価1430円 (本体1300円+税10%) オススメ度 :☆☆☆☆ 難易度: 初心者向け ヒトコト...
「お金持ちになる人の心理法則」 著者:内藤 誼人 ( ないとう よしひと,心理学者 ) 出版社: 三笠書房(王様文庫),2021年 (管理人蔵書) 定価:本体700円+税 オススメ度 :☆☆☆☆ 難易度: 初心者向け ヒトコト感想 財テク関係のテクニック本にマンネリ化を感...
「資格を取ると貧乏になります」 著者: 佐藤 留美 ( SATO Rumi ) 出版社: 新潮社,2014 (2022.1.3 読了,図書館蔵書) 定価:本体680円(税別) オススメ度 :☆☆ 難易度: 初心者~中級者? ヒトコト感想 ( 注意:今回はヒトコト感想どころか...
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」(書評)
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」 著者: 山崎 元,大橋 弘佑 出版社: 文響社,2015 (2021.2.23 読了,管理人蔵書) 定価:(現在貸し出し中のため不明) オススメ度 :☆☆☆☆☆ 難易度: 未経験者~初心者 ヒトコト感想 タイト...
「教養としての投資入門」 著者: ミアン サミ 氏 出版社: 朝日新聞出版 (2020) (2020 読了,管理人 蔵書) 定価:850円+税 オススメ度:☆☆☆ 難易度:脱初心者~中級者向け ヒトコト感想 一時的な情報ではなく,あまり変化しない投資の基礎について紹介してい...
資本市場立国論 / 松本 大 今回紹介する本はマネックスグループ会長の松本大著「松本大の資本市場立国論」です。 この本を読むきっかけは、News Picksの番組「成毛眞with松本大 2SHOT TALK」を見て、日本の将来に明るい展望を
子供の頃からずーっと続いている趣味は読書小学生の時は「怪盗ルパン」シリーズが好きで中学生・高校生の頃は大人気だった赤川次郎だったなー ラーシュ・ケプレル ヨーナ・リンナシリーズ ここ数年は北欧ミステリにはまっています。今はまっているのはラー
【読書日記】「も~っと!恐竜・古生物ビフォーアフター 土屋健 イースト・プレス」
【読書日記】 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「も~っと!恐竜・古生物 ビフォーアフター 監・群馬県立自然史博物館 著・土屋健 絵・ツク之助
【本】西加奈子書評まとめ!!生きづらさを抱えたすべての人たちへの、優しい視線。
☆西加奈子はどんな作家?☆ 西加奈子は2004年にデビューした小説家。 1977年生まれで、僕と同い年です。 『ふくわらい』『サラバ』で直木賞を受賞。 2023年現在まで24冊の小説を刊行。 エッセイも好評で、近作『くもをさがす』では自身のカナダでのがんの闘病生活を綴り、話題となりました。 イランのテヘランで生まれ、エジプトのカイロで幼少期を過ごした異色の経歴の持ち主で、独特の考えかたや、物事の捉え方は彼女のこのような生い立ちにも深く関係しているように思います。 又吉直樹、中村文則とも親交があり、一緒に「ボクらの時代」に出演したこともあります。 一風変わった、生きづらさを抱えた人たちへの優しい…
秋の読書 久しぶりに「銀の匙 Silver Spoon」を一気読み
やっと朝晩が涼しくなってきました趣味の読書もはかどるような気がします。とくに曇りの日はキャンドルホルダーの照明をつけるとおこもり感がでてますます読書がはかどるんです。 おすすめマンガ家 荒川弘 漫画を読むとバカになると言われた子供時代だった
―借りてきた本リスト― ・「図解 世界史で学べ!地政学」 茂木誠 祥伝社・「脳には妙なクセがある」池谷裕二 新潮・「神の守り人 来訪編」上橋菜穂子 偕成社・「ハンチバック」市川沙央 文藝春秋・「神の守り人 帰還編」上橋菜穂子 偕成社 ―購入した本― ">・「完本 若き日の読書」池田大作 第三文明社・「完本 若き日の読書」池田大作 第三文明社 ">・「なかしましほのツイートレシピ」なかしましほ 主婦と生活社 ー読書のレビューー ・「脳には妙なクセがある」 全般概ね面白かったし、興味深く読ませていただいた。ただ、22章にごく一部、不愉快な表現があったのがトゲの様に抜けない。 ―――――――――――…
本日9月28日に発売された、石井ゆかりさんの「星栞2024年の星占い」。本屋さんに並ぶと同時に「天秤座版」を手に入れました。収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。 石井ゆかりさんの星占いに惹かれる理由は、「今日イチバン運勢がイイのは⚫︎⚫︎座のアナタ!」みたいなことを仰らない点(伝われ) 「幸運」「不運」と白黒つけるのではなく、どの星にも、どの星座にも常に優しい目線を注いで、「読み解き方」を示してくれるところ。文章が穏やかで、ユーモアに溢れていて、知的で、星占いの本なのにエッセーや詩を読んでいる気分になる不思議。 私は「占い」を丸ごと信じているわけではないけれど、石井ゆかりさんの本は…
最大化の超習慣 / 堀江 貴文 今回紹介する本は堀江 貴文さんの「最大化の超習慣」です。 この本を読むきっかけは、堀江 貴文さんのメルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』で以下の様に紹介されていたのがきっかです。 【アクションを起こさなけ
【読書日記】 派遣会社あすみの家計簿|会社の飲み会で思ったこと
やっとやっと涼しくなってきましたね。今年の夏はホントに暑くてこんなに秋が待ち遠しいのははじめてでした。年々暑くなってますが、来年、5年、10年後どうなってるんでしょ。。派遣社員あすみの家計簿著者は「これは経費で落ちません」の青木祐子Kind