このブログでは、私が実際にAudible(Amazonが運営するオーディオブック・サービス)で最後まで聴いた本だけを取り上げます。途中で挫折した本は載せません。「自分が読んでよかった」と思える本だけを紹介します。
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「グリコ」「だるまさんがころんだ」「じゃんけん」——誰もが子どもの頃に夢中になった遊びに、特殊なルールを加えたら? そこに天才的な頭脳を持つ女子高生が挑んだら? 青崎有吾『地雷グリコ』は、そんな問いから生まれた頭脳バトル小説の傑作です。4大...
「簡単で安全な仕事だ」——そのはずだった世界で一番ツキがない殺し屋・天道虫こと七尾。今回の仕事は超高級ホテルの一室に荷物を届けるだけ——のはずだった。しかし気づけばホテルから出られなくなり、殺し屋たちが続々と集まってくる。新幹線の次はホテル...
「12歳のあの夏は、新学期の始業式で唐突に終わった——親友が、消えたのだ」23年前の夏休み、小学6年生の相馬は引っ越してきた尚・拓兄弟と親友になった。輝かしい冒険の日々だった。しかし二学期の始業式の日、尚は忽然と姿を消した——。23年後、探...
「タイトルの意味がわかったとき、あなたの人生は大きく動く」楽に稼ぎたい、遊んでいたい——そんな19歳の翔馬が、大学の守衛室で出会った「人生の師匠」たちから学ぶ、仕事と人生と命のつながり。Audible人気作品ランキング1位(2025年3月)...
「火星の夕焼けは、青いんですよ」定時制高校の理科教師・藤竹が、そう語りかけた瞬間——年齢も事情もバラバラな生徒たちの目が、まだ見ぬ宇宙へと開かれていく。不登校の少女、読み書きが苦手な不良青年、学校に通えなかったフィリピンルーツの中年女性、居...
「そのアメリカ人の顔は、奇妙な肌に包まれていた」年末の新宿・歌舞伎町。外国人向け性風俗ガイドの20歳のケンジは、フランクと名乗るアメリカ人から3日間の案内を依頼される。しかしフランクの肌には奇妙なテクスチャーがあり、言動にはどこかおかしい影...
「閉ざされた城で事件は起こる——安楽椅子探偵ならぬ、土牢探偵」本能寺の変より四年前。織田信長に叛旗を翻した荒木村重が籠る有岡城で、次々と不可解な事件が起きる。城の士気が崩壊しかねない中、村重は城内の土牢に幽閉している織田方の知将・黒田官兵衛...
「この国の宝となる役者は、侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交う夜に、生まれた」ヤクザの跡取り息子が、歌舞伎の名門へ弟子入りし、50年をかけて「国宝」と呼ばれる域に至るまでの壮絶な人生——。芥川賞作家・吉田修一さんが作家生活20周年の集大成として描...
「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないよ」イランで生まれ、エジプトで育ち、大阪で青春を過ごし、東京で挫折する——主人公・圷歩(あくつ・あゆむ)の37年間を描いた壮大な家族小説にして、第152回直木賞受賞作。著者・西加奈子さん自身...
「おい、起きろや」——枕元にゾウの神様が座っていた自己啓発本を何冊読んでも変われない、ダメダメな会社員の「僕」の前に、突然現れた関西弁のゾウの神様・ガネーシャ。「ワシが絶対変えたるから!」と押しかけ居候を始めたこのゾウが繰り出す課題は、靴を...
「暴力が、漫画や音楽やファッションより、ずっと楽しい娯楽だった」喧嘩に天才的な才能を持ち、暴力を心から楽しむ女・新道依子が、暴力団の会長宅に拉致され、組長の一人娘・尚子を護衛することになった——。日本人初の英国推理作家協会ダガー賞受賞・累計...
「9人のうち、死んでもいいのは——死ぬべきなのは誰か?」山奥の地下建築に閉じ込められた9人。浸水は止まらない。タイムリミットは1週間。誰か1人を犠牲にすれば脱出できる——。そして殺人が起きた。犯人を生贄にすべきだ、犯人以外の全員がそう思った...
「こういう話を読みたかったんだ。そして誰かに伝えたいんだ」——ブックジャーナリスト・内田剛一冊の本が、人から人へと手渡されながら、五人の人生をやさしく動かしていく——。「感情の魔術師」と評される森沢明夫さんが、本を愛するすべての人に贈る連作...
「ヤクザ・ミーツ・キャット! 昭和の極道が、令和の半グレに戦いを挑む」30年の刑期を終えた65歳の元ヤクザと、コロナ禍で大学を中退した21歳の若者。ハチワレの仔猫マチルダが結びつけた「血のつながらない家族」が、闇バイトと半グレの脅威に立ち向...
「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」銀座の街を王子様が彷徨う——その奇妙なSNS騒動が5人の男女の「人生の節目」と静かに交わるとき、青山美智子さんの魔法が始まる。本屋大賞5年連続ノミネートという空前絶後の記録を更新...
「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」婚約者が突然姿を消した——その謎を追って「彼女の過去」をたどり始めたとき、見えてくるのは現代の婚活と「傲慢」と「善良」という人間の二面性。直木賞作家・辻村深月さんが描き、発行...
「人質は1400万人。東京全域が、爆弾の射程距離に入った」ちょっとした傷害事件で連行された風采のあがらない中年男——その男が取り調べ中に「爆発がある」と予言し、それは的中した。「このミステリーがすごい!2023年版」「ミステリが読みたい!2...
「その土地には、触れてはいけない闇が潜んでいた——」半沢直樹・下町ロケットの池井戸潤が、銀行でも企業でもない山あいの小さな集落を舞台に放つ新機軸のミステリー。ド田舎の消防団員になった売れないミステリー作家が、連続放火と新興宗教と殺人事件に巻...
「愛するべき日々に愛することを怠ったことの、代償は小さくはない」妻が死んでも泣けない男のラブストーリー——。映画監督・西川美和さんが書き下ろした第153回直木賞候補作にして2016年本屋大賞4位の傑作小説が、Audibleで池松壮亮さんと黒...