「お気楽でいいね、君は。少しは同期に嫉妬したらどうだい?今月も最下位なんだけど。」 と上司に嫌味を言われ、 会社を出れば、「おととい来てね。」とインターホンを…
昨夜 枕もとに 宇宙人が座っていた。 “コノホシノ ドコガ イイノデスカ” わたしは答えに窮した。 朝 歯を磨きながら、 午後のコーヒーを 飲みながら、 お風…
助けを乞う。 ↓ 誰かが寄ってきたり 集まってきたりする。 ↓ それぞれが考えたり 工夫したり 思い出そうとしたりする。 ↓ 結果、 思ったほどうまくいかなく…
笑顔で 手を振っていたカップル―― 角を曲がると 男は煙草に火をつけ 女は泣き顔になった。 肩を落としながら 歩いていたおとうさん―― 玄関を開けると 元…
「わたしがキライ」と書かれたバッジをつけて歩いている人、それを何とか外すことは、出来ないものでしょうか。 母を想う。 わたしがお腹にいたころの母を…… 虚弱…
母のチカラ① ~ 産声の時 ~ 逢いたくて 愛したくて 伝えたくて 血と水を突き破り 降りて来た。 世界中の強者がかかっても 叫ぶ生命に敵わない。 世界中の…
治療は 病院の中でしか 行われないものではない。 優しい言葉や行為に触れると 穏やかな気持ちになり 細胞はリラックスする。 だから 街角や電車内やスーパーet…
DAREKA① やせ細った我が子が寝ついた 月夜のテントの中で 涙が頬を伝う。 そんな 神にも見捨てられ 地に這いつくばって生きるしかない者に どんな聖人君子…
ある村に、一人の女がいました。この者は、あちらこちらで、ある事ない事を言いふらす癖がありました。 ある時その口が災いして、村中大騒ぎになり、堪忍袋の緒が切れた…
粗末なその家に忍び込み ありったけの宝物を盗むがいい。 くまなく探し 身に着けられるだけゴッソリと。 そして逃走中 盗んだモノは 方々に投げ捨て 路上の隅で…
龍が花開く時 わたしは彼を 螺旋状に駆け上がる。 誰もわたしを追いかけては来ない。 なぜなら誰もが 自分の花の色を その香りを 開花の時を知っているから。 …
人とお八つを分けるとき Aさんはいつも 少ない方を持ってゆく。 Aさんが立ち去る姿を 眺めていたら そのうしろを 別のお八つが ついて行った。 人気…
各国が世界と 真に手を繋ぐ時が来ている。 何をどうすれば良いのか 民率いるリーダーたちは今、 止まぬ爆撃の嵐の中で 静かに己の心と向き合い ーーAIとではなく…